当初の予定では、Go To トラベルを活用して2020年11月と全く同じプランで「高輪 花香路」に宿泊する予定だった、誕生日直前の土日。緊急事態宣言の発令に伴い、ラウンジの営業がしばらく休止になるというお知らせもあり、泣く泣くキャンセル。
そんな何も予定がなくなってしまった週末に、ブラッスリーオザミの黒毛和牛特別コースでランチしない?とお誘いをいただいたので、贅沢ランチを堪能してきました。
お店の情報
店名は「ブラッスリーオザミ 丸の内店」ですが、駅として近いのは有楽町、二重橋、東京駅(京葉線)ですのでご注意あれ。東京国際フォーラムから皇居方面へ向かう途中にある、新東京ビルの1階に入っています。
ちなみにこの近辺のお店で使えることも多い丸の内カードのポイント付与は対象外。同じビルの中でもお店によって対象か否かが異なることがあるので、事前のチェックをオススメします。私は有楽町駅から徒歩で向かいました。
オーダーしたメニュー
予約してくれたお友達が事前に黒毛和牛とフォアグラのコースを利用したい旨を伝えていてくれたようで、席につくと「こちらのコースのご利用でよろしいですか?」という確認とドリンクメニューが。コースの内容に合わせた3種のワインセットもあるということで、「黒毛和牛とフォアグラのスペシャルコース」と「3種のワインセット」をオーダーしました。
また、食前酒としてシードルも。セットのワインもそうでしたが、ボトルと一緒に持て来ていただけるのが嬉しい気遣いでした。それでは、ここからは順番にコースの内容を振り返ってみたいと思います。
コースの内容
アミューズは埼玉県産 吉田豚のリエット。こんなご時世なのでバターナイフは1人に1つずつ。ちなみにこの日は店内奥の階段を上がった、半個室のようなロフト席でした。隠れ家っぽくて良き~!
見た目は非常にシンプルですが、間違いない美味しさ!パンとの相性も最高で食前酒も進みます。ということで、こちらのお皿が下がるタイミングで次の料理に合うワインも用意していただきました。
フォアグラ料理は「フォアグラのブリュレ」か「フォアグラのテリーヌ」の2種類から選べるので、私はブリュレをチョイス。まだこの時点ではナイフを使っていないので、ブリュレとテリーヌは半分ずつシェアして、どちらもいただきました。
もうワインの種類に関してはすっかり失念してしまっていますが、酸味のあるソースと濃厚なフォアグラを包み込んでくれるような、包容力のある赤…だったような気がします。ちなみにまだ仕事のピークを越えられていなかったので、4杯飲んだ後に会社でちょっと作業してたのはここだけの話…。
続いては魚料理。お魚はね、自宅じゃ滅多に料理する機会がないので外で食べるに限る!です。皮目がパリパリで、ソースや鮮やかな色合いの野菜のソテーとも相性抜群。さらにこの料理に合わせた白ワインが濃いめのしっかりとした味わいで、とても私好みでした。
アルザスの白ですね。ワインを飲み始めた頃は軽やかな白を好んでいましたが、数年前から存在感のあるどっしりとした白がワイン全体の中でも好きなんだという自覚が芽生えてきました。自分で買う時には難しいけど、好きな傾向のものを頼める場面があると、ついついお願いしがちです。
メインは贅沢に黒毛和牛サーロインのステーキ!お友達は黒毛和牛もも肉のステーキをチョイスです。使われているお肉以外の味付けや付け合わせなどは共通だったかと。ここでどちらのお肉を選ぶのかは完全に好みになるかと思いますが、もも肉はお肉そのものとしての食べ応えがあって良し、サーロインはフォアグラとの温度感というか何というか、口溶けの良さが近いのでよりお互いの美味しさを引き立たせている、そんな違いがあるのかなと思いました。
メインの肉料理に合わせる赤ワインは2種類をご用意いただいて、解説を聞いた上で好きなほうを選べるスタイルでした。で、写真は撮ってるんだけど特徴の判別がつかないので、どんなのを頼んだんだっけ…っていうねw
食後には2種類のほど良いサイズのデザートと選べるコーヒーまたは紅茶が。誕生日直前ということもあって、予約の時点でお店に連絡してくれていたようで、メッセージ付きのデザートプレートでした。コルクで作られたマスコットちゃんも可愛い~!派手に店内にいる人たちに分かるようなスタイルではなく、ひっそりと静かにお祝いしていただくというのが、とても私の性に合っていて心地良かったです。
あ、ちなみに写っている眼鏡は匂わせ写真風のアイテムです。ちょっと置き方が下手だったなぁと実感してるけど。
1月は土日祝も含めて本当によく働いたので、3月末に切れてしまう有給たちを無駄にしないためにも、2月はほどよく平日にもお休みをもらって、リフレッシュしたいと思っています。こんな時代なんで、リフレッシュの方法に頭を悩ませなきゃならないですが…。
美味しいものを食べに行けるタイミングが限られている状況ではありますが、やはり舌が喜ぶと脳も喜んでハッピーになるので、頑張っている飲食店の方々にとって少しでも励みになることができたらいいな、と考えながら味わったホリデーランチのお話でした。
ブラッスリーオザミ丸の内 (フレンチ / 有楽町駅、二重橋前駅、日比谷駅)
昼総合点★★★★☆ 4.1