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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【デジモンアドベンチャー:】第5話「聖なるデジモン」無印世代アラサーOLの感想

2020年4月5日(日)よりフジテレビ系列で放送が開始した『デジモンアドベンチャー:』の感想を綴っていくシリーズです。

前回の内容はこちらから。第4話の感想は第5話のオンエア後に書く形となってしまったので、今回は本来のスケジュール通り、次回放送の前に更新しました。放送開始当初はどうしたもんかと思っていましたが、少しずつ面白くなってきたような気がしてきました。

スタッフとあらすじの比較

:第5話「聖なるデジモン」

2020/07/05 放送
脚本:冨岡淳広 絵コンテ:セトウケンジ 演出:武藤公春 作画監督:荏原裕子 美術:⇒公式サイトに掲載されなくなってしまったので、後で本編映像から補完します


デジモンアドベンチャー: 第5話予告 「聖なるデジモン」

太一が謎の石版にふれると、石版から謎の声が聞こえてきた。その声は太一たちを「選ばれし子供たち」と呼び、かつてデジタルワールドを覆い尽くした光と闇の戦いを語るのだった。

闇のデジモンたちは再び動き出し、現実世界のデジタル機器に影響を与え始めている。事態をとめるには「聖なるデジモン」の力が必要なのだ。だが太一たちと光子郎は闇のデジモンの襲撃を受け、脱出不可能な状態に追い詰められていく。窮地の光子郎を守るため、テントモンの姿が輝いた!

デジタルワールドで起こったかつての出来事を太一たちが知ることに。そして、テントモンが進化です!でもタイトルにカブテリモンの名前なし!悲しい!

無印第5話「電光! カブテリモン」

脚本:吉村元希 演出:今村隆寛  作画監督:海老沢幸男 美術:清水哲弘

この世界に来てから使えなくなっていた光子郎のパソコンが突然起動した。しかもバッテリーの残量はゼロ。不思議がる光子郎たちの前に謎の工業都市が現れる。そこで一行を待ち受けていたのは、巨大な単三電池とプラモデル用のモーターで動く奇妙な工場だった。

他のみんなを先に行かせて巨大電池を徹底的に調べる光子郎。電池の表面に扉を見つけて中に入ると、電池の中はがらんどうで周囲の壁にはぎっしりとコンピューターのプログラムが記されていた。そのプログラム自体が電気を起こしていることを知った光子郎はますます興味を引かれ、プログラムの解析を始めた。嬉々としてパソコンに入力する光子郎。

「光子郎はんの顔……何か、今までになくいきいきしてまんな」「もしかすると謎が解けるかもしれないよ。この世界がどういう世界で、君たちが何者か、とか」

不思議そうなテントモンに笑顔で答える光子郎。「光子郎はんは?自分が何者かなんて興味ありまっか?」そう問い返された光子郎の耳に以前聞いてしまった両親の会話がよみがえる。

「……ねえ、あなた。いつになったら、あの子に本当のことを……」 「なあ。光子郎はん、光子郎はんってば!」テントモンに肩を揺すられてハッと我に返る光子郎。気がつくとパソコンに打ち込んだプログラムが勝手に動き始めていたのだ。

プログラムに反応するようにテントモンの体からケムリがのぼる。危険を感じてその場はパソコンの電源を切ったが、光子郎はそのプログラムがデジモンの進化に関係していることを感じ取っていた。

分析の結果を報告するためにいったん他の仲間と合流する光子郎。しかし当の太一たちは黒い歯車に操られた完全体の強力なデジモン・アンドロモンに追われていた。グレイモンとガルルモンが進化して対抗するものの、まるで歯が立たない。

「光子郎はん!さっきのプログラム!」「……よし、行くぞ」仲間のピンチに自ら実験を申し出るテントモン。その決意に心を動かされた光子郎は再びパソコンの電源を入れた。

プログラム実行!パソコンから強烈な光があふれ出す。 「テントモン進化!カブテリモン!」進化してグレイモンたちを助けに入るカブテリモン。一方、光子郎もアンドロモンの弱点が故障した右足であることを見抜いていた。光子郎の指示でカブテリモンのメガブラスターがアンドロモンの右足を直撃する。

こうしてアンドロモンを操っていた黒い歯車は破壊され、一行は無事に危機を乗り越えたのだった。

はい、恒例のあらすじという名のストーリー全紹介です。自宅でDVDを見る時、つい好きなエピソードばかり(ほとんど21話以降)見てしまうので、第5話を見るのは全エピソードマラソンしたときぶりかと思うんですが、光子郎にスポットが当たった初回から、あの家族との関係性についてを仄めかすシーンがあったんですね。

確かに無印の光子郎が色んなことを知りたいと思う根本は、その背景からだと思うので納得です。

リメイクと無印の5話における対比

今回、リメアド5話と無印5話を間髪入れずに2本立てで見たので、これは無印に対する何かなのかな?と深読みしてしまった点がいくつかありました。

まず1つ目は、無印ではPCが起動しない*1ことにより、調べものができないことに困惑する無印光子郎と、ホエーモンに飲み込まれてしまったものの、電波があるからとそんな状況でも非常に冷静な光子郎の様子です。

後者については、デジタルワールドでの生活に慣れ、どんな不思議なことが起こっても驚かないぐらいの境地に立ったわけでもないのに、めちゃくちゃ冷静なんですが?と印象に残りました。

続いてはリメイクのテントモンが光子郎が選ぶ方針について、とても肯定的だったこと。無印のテントモンは、光子郎の選択や考え方に対して、割とすぐに「なんで?」とその理由を教えてもらいたがっている傾向があった印象なので、リメイクのテントモンは何だか少し大人びて(?)見えるような気がしています。

週を重ねる毎に増す、人間界リブート説

顔を合わせて話したことがあるデジモン好き仲間の中でも、tri.も絆も完走した勇者な友人が1人しかいないので、その世界観を理解してもらえる相手がなかなかいないのですが、回を重ねれば重ねるほどに「人間界がリブートした世界線」を彷彿とさせられます。はたまた、シン・エヴァシリーズみたいな設定なのか。

今回のエピソードでのピヨモンやアグモンの反応を見ていると「人間界もデジタルワールドもリブートした世界線」の可能性もあるように思えてはきたのですが、どちらにしても、パートナーデジモンたちについては「今回が初めてではない」ということで確定かなと思っています。かつての戦いの歴史を聞いてるピヨモンの反応とかね。

オーガモンのキャスト確認のつもりが超絶昂ることになったED

今回のエピソードでは今後の展開にも繰り返し登場しそうな気配のデジモンたちが何体か登場し、デジタルワールドでの冒険における主軸になりそうな過去の出来事について語られるなど、重要そうな要素が多数ありましたが、中でも古参ヲタをドキドキさせたのはオーガモンの登場でした。いや~、悪い顔してるし悪いことしてるけど、明らかに操られてるみたいな目をしているわけではないし、無印でもそんな役回りだったからつまり?と深読みしたくなるところ。

いや、だってオーガモンが完全なる悪役として描かれたりしたら、大きなお友達がみんな泣いちゃうよ?tri.でもレオモンとは違って感染した状態で暴れまわるだけだったので、出番もちょっとだけだったし…。

そんなオーガモンはどなたが声を担当されているのかな?と思ってエンドロールはいつも以上に目を凝らして録画を見ていたのですが、その肝心な瞬間と同じ画面に、思いもよらぬ名前を見つけて、変な声を出さざるを得ませんでした。

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いや!!!!!ちょっと!!!!!無印ヤマトと無印ミミとか聞いてないから~!!!!!2人で一緒にイベント出演してて、今後一緒に出ますよみたいなことは聞いてましたけど、まさかのこんな油断してたタイミングで登場するとは思わずだよ~!!!!

いやぁ、たまげた。しかも今のEDって思いっきりヤマト単独EDみたいな感じなので、脳が色々と錯覚するんですわ。リメアドのヤマト、浪川氏が悪いとかではなくてキャラクターとしての立ち位置が何だかちょっとなぁという感じなので、風間さんのあのチャーミングなヤマトが恋しくなってまう…。

デジモンアドベンチャー:のエンドロールで風間勇刀さんと前田愛さんの名前が並ぶ

ちなみに、元々の目的だったオーガモンの声優さんですが、こちらも無印同様に江川央生さんが演じておられました。この感じだとデジモンたちの声はできるかぎりオリジナルキャストでやってくれるのかな?という雰囲気なので、気になるのはピッコロモン*2とデビモン*3ですかね。あと登場そのものが微妙だけどピエモンとアポカリモンな…。まぁ出るとしたら明夫さんに継いでいただくのがベストですけども。

語られるデジタルワールドの過去と神話的展開

今回、タイトル的にもテントモンの初進化より重きを置かれていたっぽいのが、神殿で語られたデジタルワールドにおける歴史のお話でした。「デジモンアドベンチャー」としてのシリーズでは未登場の天使系デジモンや、6人の戦士たちという括りでウォーグレイモン、メタルガルルモン、ホウオウモン、ヘラクルカブテリモン、ロゼモン、ヴァイクモンのシルエットが登場し、私の心はめちゃくちゃザワつきました。

これ、無印と呼ばれている「デジモンアドベンチャー」だけではなく「デジモンアドベンチャーtri.」や「デジモンアドベンチャー 絆」*4についても履修してないと、骨の髄まで考察できないやつじゃなかろうか。何なら、02やフロンティアも。

デジモンフロンティア Blu-ray BOX

フロンティア、十闘士とか三大天使とか、厨二が大好きな属性設定みたいなやつが盛り沢山で、結構好きなんですよね。デジモンとパートナーという形式じゃないから、あまり受け入れられないというのも分かるけど、世界観が好き。

この方の記事と今回の第5話におけるアグモンの進化バンクに思わず反応してしまったことを考えると、変身バンクとして好きだったのかもしれないなぁ~と思ってみたりも。ということで、何となくですがフロンティアにおけるデジタルワールドのような雰囲気が漂ってきたように思います。

で、そうするとテイマーズの入る余地がないからこその、ナレーター:野沢雅子という配役なのではないかと謎の疑惑が浮かんでくるわけで。いや、まさか。そんな、まさか。セイバーズだけ見てなくて、あとはクロスウォーズもきっちり見てた民なんだけど、果たして私の知識範囲で全ての考察ができるのだろうか?天使たちが出てきたということは七大魔王の話になってもおかしくないのでは?あ~~~~(混乱)

テントモン初進化とアグモンの進化バンク

せっかくの初進化なのに、タイトルから外されてしまった可哀想すぎるテントモンですが、見せ場としては結構なターンがあったように思います。あと、いつから君は光子郎と一緒に飛べるようになった?ということには最初にツッコミを入れておきたいです。

第4話の振り返りと連続して見たこともあって、ピヨモンしかりテントモンしかり、初めての進化はお互いが手を差し伸べることが発動条件なのかな?という共通の演出。なお光子郎の腕がゴムゴムの実の能力者のような縮尺で見えたコマがあったような気がしなくもない。

さて、テントモンもカブテリモンもキャラとして非常に好きなんですけど、何というか今回とっても「虫っぽさ」が強いというか、関節やらパーツやらが強調された感じの進化に見えて、正直言うとちょっと苦手意識あります。無印のテントモン、カブテリモンが比較的冷静で一定のテンションだったのに対して、リメアドのテントモンたちが少し熱い感じに見えるからかな?

ちなみにこれは個人的な見解ですが、進化のきっかけについての描き方は無印よりもリメアドのほうがいいんじゃん?と思ってしまいました。tri.といい、テントモンはオリジナル以降のほうが良い感じに描いてもらえているような…。全体的な印象はアレなtri.ですが、第3章のテントモン、第2章のミミと丈に関してだけは、無印完走組に見ておいてほしいなとも思うんですよね。8人が主人公という全体感ながらも、実際には一部のキャラだけがスポット浴びてる話とかがあったので。

で、あとはアグモンの進化バンクなんですけど、いや、あれめっちゃ美少女戦士とかのやつやん??ガブモンでも見られる??きっと見られるよね??できればパタモンとテイルモンでも欲しいんですが???あと放送期間が1年なのかどうか分からないけど、究極体まで行きそうな気配なので、ロゼモンでも是非。

徐々に面白くなってまいりました

第2話でオメガモンが出てきた時には、製作側が何を考えているのか全くもって理解できなくて、あまりの雑な扱いにかなりの憤りを見せていた私ですが、デジタルワールドでの冒険がスタートした第4話以降は、今のところ「何でこんなことしてしまったん!?!?」みたいなこともなく、楽しめるようになってきました。

いや、読み返してみたけど、やっぱり印象悪すぎるなw ネトフリで配信もやってるので、1~3話については見たら録画を消すって感じだったけど、面白くなってきたので4話以降は振り返り用に残しておこうと思っています。

来週はミミちゃんですね!パルモンとミミのコンビも楽しみですが、それ以外にどんなデジモンたちが登場するのかというのも非常に楽しみです。ヌメモンかオタマ属性の子たちが出てくれたら嬉しいけど、それはもう少し先かな?

次の日曜日は遅めランチ会と『ニノさん』をリアタイしたいという理由があるので、ちゃんと9時ぴったりからリアタイで見られるように、早起きを頑張りたいと思います!

*1:原因はバッテリー切れ

*2:出るかな?

*3:こちらは確定っぽい

*4:タイトルも展開もアレだったので絆については1回しか見てない