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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【デジモンアドベンチャー:】第8話「子供たちの攻城戦」第9話「完全体・襲来」無印世代アラサーOLの感想

020年4月5日(日)よりフジテレビ系列で放送が開始した『デジモンアドベンチャー:』の感想を綴っていくシリーズです。

前回の内容はこちらから。いや~、何度見てもタイトルだけで「クッソwwwww」となります。丈だけズルいぞ!!!!!放送と同じように週に一度のペースで感想が書けなくなってきた&無印と比較した際に2話まとめたほうが良さそうな内容だったので、今回は合併号(?)にしてみました。

スタッフとあらすじの比較(第8話)

:第8話「子供たちの攻城戦」

2020/07/26 放送
脚本:佐藤寿昭 絵コンテ:- 演出:古家陽子、都築悠一 作画監督: 八島善孝


デジモンアドベンチャー: 第8話予告 「子供たちの攻城戦」

丈とゴマモンを仲間に加え、大陸を目指して海を渡る太一たち。突如、デジヴァイスの通信が遮断されてしまう。驚いて大陸への上陸予定地点を見ると、そこには自然豊かな島には存在しなかった人工的な構造物――要塞がそびえていた。

要塞にはスナイパーのゴリモン、観測手のソーラモン、砲撃担当のタンクモン部隊が待ち構えていて、太一たちを上陸させまいと砲撃を浴びせてくる。降り注ぐ弾丸に手も足も出ない太一たち。

そんな彼らを謎の少年とデジモンが救う。その少年はヤマト、そしてパートナーのガブモンであった!

デジタルワールドへ突入した光の数が6つだったことから、タケヒカがお留守番でヤマトは来ているものだろうと予想はしていましたが、光子郎、ミミ、丈のパートナーデジモンたちの進化回を終えてからの合流とは。

リメアド、タイトルに固有名詞が入る回とそうでない回を使い分ける法則がありそうにも思えるんですが、これについてはまだ見えていません。20話くらいまでオンエアされたら、もう少し規則性が出てくるでしょうか…。

無印第8話「闇の使者デビモン!」

脚本:西園 悟 演出:角銅博之  作画監督:出口としお 美術:清水哲弘

丈の決死の行動がゴマモンをイッカクモンに進化させた。ユニモンを黒い歯車から解放した一行はムゲンマウンテンの山頂を目指す。自分たちがどこにいるのか、これからどこへ向かえばいいのか、答えを出すために。

しかし、そこで子供たちが見たものは…。 「…これからどこに向かえばいいんだ…? 僕たち…どうすればいいんだよ~っ!」丈の悲痛な叫びが辺りに響き渡る。子供たちが危険と引き換えに得たのは、新たなる絶望でしかなかった。そう、子供たちのいるファイル島は絶海に浮かぶ孤島だったのだ。

一方そのころ、ファイル島に広がる邪悪な影もその正体を現しつつあった。その名はデビモン!黒い歯車でデジモンたちを狂わせていたのは全てデビモンの仕業だったのだ。「倒せ!選ばれし子供たちを倒せ!」

野望を阻止するために立ち向かった正義の戦士、レオモンをも圧倒的な力で下したデビモンは、次のターゲットを子供たちに定めた。失意の子供たちにデビモン配下のオーガモンと洗脳されたレオモンが襲いかかる。その場はどうにか切り抜けたものの、子供たちの疲れは限界に近づいていた。

そんな彼らの前に突然現れたのは、天使の絵が飾られた一軒の洋館だった。「こんなうまい料理、生まれて初めてだ!」「まさかお風呂まであるとは…」「本物のベッドだ!」思いがけない幸運に最初は不審がっていた子供たちの口からも次々と歓声が上がる。館の中にはおいしい料理に温かいお風呂、それにフカフカのベッドまで用意されていたのだ。

ファイル島に来てから初めて満ち足りた気分になり、両親や元いた世界を思い出しながら眠りにつく子供たち。自分たちの運命がすでにデビモンの手の中に握られていることも知らずに…。

月明かり照らされた天使の絵がデビモンの絵に変わる。絵の中から抜け出すデビモン。全てはデビモンが子供たちを誘い込むために用意したワナだったのだ。 「夢はもう失われた…」デビモンの合図で幻は消え失せ、館は一瞬で廃虚に姿を変えた。子供たちを乗せたまま、ベッドが宙に浮かび上がる。

デビモンの強大な力の前に、成す術もなく翻弄される子供たち。 「なぜだ!なぜオレたちをこんな目にあわせる?!」「お前たちが…選ばれし子供たちだからだ!」太一の叫びに憎しみを込めて答えるデビモン。「そう…私にとって邪魔な存在なのだ!黒い歯車でこの世界を覆い尽くそうとしている私にとってはな!」

デビモンの力でバラバラに引き裂かれたファイル島が海の向こうを目指して動き出す。デジバイスの聖なる力で正気を取り戻したレオモンに絶体絶命の危機を救われたものの、子供たちもそれぞれ別の島に飛ばされ、離れ離れに…。はたして子供たちの運命は…そしてデビモンが口にした「選ばれし子供たち」の意味とは、一体…?!

無印ではデビモン、レオモン、オーガモンが初登場。こうして比べてみると、リメアドのオーガモン登場は無印より早い段階だったことが分かります。そしてこの後に続けてそれぞれの9話も紹介しますが、リメアドのデビモン初登場(台詞あり)があるのでタイミング的には近しいものがあるように思えます。

しかしまぁ、あんなに男子キャラの上裸とか女子キャラの下着?姿とかあったとか、あんまり覚えてなかったな。テレビで見始めたのが19話くらいから、というのも関係しているかもしれないけど。今になって見てみると、きっと倫理上の理由でボツになるだろうなという表現がちらほらありました。

スタッフとあらすじの比較(第9話)

:第9話「完全体・襲来」

2020/08/2 放送
脚本:十川誠志 絵コンテ:- 演出:セトウケンジ 作画監督: 原憲一、井口忠一


デジモンアドベンチャー: 第9話予告 「完全体・襲来」

敵の要塞に乗り込んだ太一たちは、そこで聖なるデジモンが囚われの身であるという情報を手に入れた。

だがそこに、かつてグレイモンとの戦いに敗れたオーガモンが、復讐の鬼となって襲いかかり、グレイモンに勝負を挑む。要塞の広場で、グレイモンとオーガモンの激しい戦いが始まった。

双方一歩も引かず、バトルは熾烈を極める。だがそこへ、サウンドバードモンに操られるコアドラモンの部隊が上空から襲撃をかけてくる。空たちはその攻撃を何とか避けようとするが要塞内では逃げ場がなく、危機に陥る。

スタッフ情報はwikiでまとめられている内容を参照させていただいているのですが、9話まで話数が増えてきているものの、脚本も絵コンテ*1、演出、作画監督がかなりバラついているようで*2、これトータルで何人くらいの人が脚本を担当することになるんだろう?という疑問が湧いてきました。

原作があるものをアニメ化するのならともかく、キャラクターが出来上がっている状態から新しい世界観や物語を構築する作品で「船頭多くして船山に登る」にならなければ良いのですが…。

無印第9話「激突! 冷凍デジモン」

脚本:前川 淳 演出:川田武範 作画監督:清山滋崇 美術:飯島由樹子

この回のあらすじ、あまりにも長すぎたので途中で編集が面倒くさくなりました。リンク先から読んでください。太一とヤマトのセリフの掛け合いは、もはやあらすじではないじゃろう!!と言いたくなるような、超大作です。というか、あらすじの文章量が落ち着くまでは、このリンク貼り付け形式にさせていただこうかな…。

第9話 激突!冷凍デジモン

第9話 激突!冷凍デジモン

櫻井孝宏のユキダルモン、現代になってから聞くと『しろくまカフェ』のシロクマくんを思い起こしてしまうな?

デビモンについて

リメアド8話のヤマトについては、思っていたより書くことないというか「お前、何なんだよ、そのクールさ全面に押し出しキャラは!もっと序盤から"実は弱いところ"を見せていてくれないと、ただの完璧な男キャラやん…」という一言に尽きると言いますか。ということで、今回はまず敵対するポジションのデジモンたちについて書いてみたいと思います。

無印の8話、リメアドの9話でいずれも台詞ありで初登場したのが、第1シーズンのボス(で間違いないはず)であるデビモンです。ディズニーでも*3ヴィランズキャラが好きな私は、ついつい「デビモン様」とお呼びしてしまいます。

第8話 闇の使者デビモン!

第8話 闇の使者デビモン!

そんなデビモン様の声を無印時代に担当したのは、2000年に46歳の若さで亡くなられた声優・塩沢兼人(しおざわ かねと)さん。おそらく同世代のアラサー女性であれば『美少女戦士セーラームーンR』のプリンス・デマンド役の方とお伝えしたほうが分かりやすいかもしれません。

*4セーラームーンもデジモンも共に大人になった今でも課金してしまう大好きコンテンツなわけですが、そんな両方の作品で魅力的な悪役を演じられていたのが塩沢さんでいらっしゃいました。

そんなデビモン、リメアドではどなたが演じられるのだろう?と初登場シーンでは耳を澄ませて聞いてみたものの、パッと頭に浮かぶ人がおらず。02では『ONE PIECE』のサンジなどで知られる平田広明さんが、PSPのゲーム版では『テニスの王子様』の手塚国光などで知られる置鮎龍太郎が代役を務めていましたが、今回は全く新しい方なのかな…という気持ちでエンドロールを見てみると…。

いや、おっきー(置鮎さん)かよ!!!!!全然分からなかったよ!!!!!!かつて手塚の女としてキャラソンCDも買っていたくらいだというのに、気が付けなかった自分が悔しいんですが!!!!!!!!

置鮎さん、フロンティアにはロードナイトモンで出演もしていたし、タケル役の幡めぐみさんと同様にPSP版から引き続いての登場なので非常に嬉しいです。今回、オーガモンに対する仕打ちが結構な外道っぷりだったので、今後の展開の中でひどいこといっぱい言ってくれたらいいなぁと思っています。

オーガモンについて

無印と比べると、少し早めに登場したオーガモン。こちらは無印やtri.と同じく江川央生さんが声を担当されています。そんなキャスティングからも、ただの悪いやつで終わるわけはないだろうと思っていたわけですが、いやいやまさかのレオモンと対峙せずに退場!?!?ウソだと言って!!

グレイモンとの最初の戦いで右の角が、そして第9話で左の角まで折れてしまったオメガモン。太一たちと対峙した際の口調から、無印時代のようにデビモンに支配されていないわけじゃなさそうな雰囲気でしたが、両方の角を失った時に本来の自分に戻れたっぽいところが、何とも「デジモンアドベンチャー」らしいじゃないですか。

オーガモンの存在あるところにレオモンあり、という法則があると思って生きてきた世代なので、現時点でレオモンの存在…というか平田さんが担当していたポジションが悉く描かれていないことが気になり始めていますが、これは今後の展開に影響するからあえてそうしているのでしょうか…。

ようやく合流できた光子郎

第8話のタイトルが『子供たちの攻城戦』なのに、この時点ではまだデジタルワールドに辿り着けていなかったのが光子郎とカブテリモン。テントモンから進化したのが第5話だったというのに、そこからの6~8話まではあの中間的なデジタル空間を移動し続けていたということになりますね。8話のチームプレイの物足りなさの一つが、まだ合流していない仲間がいる状況にあったと思うので、第一形態として6人が集まったというのは大きな進歩のようにも思えます。

太一たちのピンチを膨大なエネルギー量のメガブラスターで救ってくれたカブテリモンですが、無印の放送から約20年を経て、声優としてのキャリアを積んだ櫻井孝宏氏がめちゃくちゃ余裕を見せてる感が伝わってきましたねw いや、もちろん映像として作られているということは、製作側がそういう表現を要求したのでしょうけどもw

メタルティラノモンを最強の敵とか言うのはどうよ

と、瞬時に言わざるを得なかった次回予告。無印では成熟期1体で完全体とのバトルに勝つ、というか暴走の原因である黒い歯車を壊すことでデビモンによる洗脳を解く、っていうことをやっていたのに「完全体には完全体をぶつける」という展開が、ちょっと安易で何だかなぁと。


デジモンアドベンチャー: 第10話予告 「鋼鉄の超進化」

第2話で初対面の太一とヤマトがオメガモンへの進化をさせられちゃうくらいだし、ウォーグレとメタガル以外も究極体まで進化することになる未来が見えているので、第9話のタイトルにわざわざ「完全体」という言葉を入れてきた時点で、ちょっと嫌な予感はしていましたけどね。

メタルティラノモンが最強の敵だというのなら、デビモンの存在は一体…。そして聖なるデジモンが囚われているらしいけど、デビモンよくそこに近付けましたね?まさか、ここでまたテイルちゃんのダークサイド版が見られたりしちゃいます?

オーガモンの件も、完全体への進化も含めて、全体的に展開が早めな傾向にあるように思ったので、おっきーのデビモンがどれくらいの期間楽しめるのか、いささか不安だったりもします。子供たちに関する面は結構引っ張るのにな~。

*1:8話と9話は流れなかったっぽい?

*2:作画に関しては総作画監督という方がいらっしゃる回もある

*3:ブームになる前から!!

*4:最も好きなシリーズはSSですが