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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【有料ダイニング編】ディズニークルーズラインの新客船「Disney Wish」の新情報が発表されました!

2021年4月30日の0時(日本時間)から、DCLことDisney Cruise Line(ディズニークルーズライン)が2022年に就航予定となる5隻目の客船「Disney Wish」に関する新情報が解禁される、オンラインプレゼンテーションが行われました!

前回の記事では、日々のディナーで利用する「ローテーションダイニング」の対象となる3つのレストランに関する内容をお伝えしました。今回は18歳以上の大人のみが、クルーズの基本料金外でオプションとして利用できる、有料ダイニングに関するお話をしてみたいと思います。

既存船の有料ダイニングについて

まずはディズニークルーズラインで現在就航中の4隻には、どのような有料ダイニングがあるのかというお話から。私が乗船したことのある、Disney MagicとDisney Wonder、そして乗船できていないDisney DreamとDisney Fantasyの4隻に共通しているのがイタリアンレストラン「PALO(パロ)」です。

初めてDCLに乗船した時から、別料金でありながらも毎回欠かさずに利用しているPALO。毎日設定されているディナーと、原則として洋上日のみに設定されているブランチがあります。年々、少しずつ値上げされており、2021年4月の発表ではそれまでの料金から$5の値上げでブランチもディナーも一人当たり$45が基本価格となりました。

また、大型船であるDream号とFantasy号にはPALOの他に「Remy(レミー)」というフレンチの有料ダイニングもあります。こちらのレストランの名称はピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』から名付けられていて、PALOよりも高級なフレンチのレストランです。

Remyはブランチとディナー、そしてデザートエクスペリエンスでそれぞれ価格設定が異なっており、ブランチが$75、ディナーが$125、デザートエクスペリエンスは$60という価格設定になることが2021年4月に発表されました。

私が初めてDCLに乗船した2011年のPALOはディナー・ブランチともに$15だったことを考えると、10年間で3倍のお値段になったということなのですが、提供される料理の内容やサービスの特別感を考えると、これまでが安すぎたみたいなところがあるんですよね…。

ドレスコードについて

クルーズ乗船中は日替わりでその日のドレスコードが簡易的に設定されて*1いるのですが、PALOやRemyを利用する際にはその設定とは別に、特別なレストランを利用する上でのドレスコードが設けられています。

とはいえ、そこまで厳密ではないのでガチガチのフォーマルを用意しなければならないわけではなく、ブランチ・ディナー共に男性は襟のあるシャツで生足を晒していなければ、女性はTシャツやショートパンツ、短すぎるスカートなどを除けば大抵の服装が許される程度のものです。

あまり堅苦しく考えすぎる必要はありませんが、こういった機会でないとドレスアップする機会もないので、有料ダイニングを利用する際にはその場面に向けてのとっておきのコーディネートを考えておくのも、DCL旅行に向けての楽しみの一つだと考えています。

Wish号の有料ダイニングについて

前置きが長くなりましたが、ここからがようやく本題です。先日のオンラインプレゼンテーションにおいて、Wish号ことDisney Wishにおける有料ダイニングに関する情報も発表されたのですが、これまでの船とはかなり変わった内容になるということで、DCLに乗船したことがある人たちには結構な*2ざわつきになりました。

まさかのステーキハウスとしてのPALOが爆誕

というのも、Wish号におけるPALOはこれまでのようなイタリアンのレストランではなく「Palo Steakhouse」というステーキハウスとして存在するという発表がされたから!しかも他の有料ダイニングと共に、実写版『美女と野獣』を連想させる内装が施されるとのこと。

まさかのステーキハウスとしてのPALO

こちらは動画内から抜き取った、最初のイメージ画像の一部を拡大した部分なのですが、店内やロゴには置時計の姿に変えられてしまったコグスワース本人や時計のパーツを彷彿とさせるデザインが見え隠れしています。えっと、有料ダイニングがキャラクターテーマになったり、ステーキハウスになることは新しい試みとして面白いと思うんですが、そこにPALOの名前を引き継ぐ必要ありました?←強火PALO担

ルミエールを連想させる内装の有料ダイニング「Enchanté」

続いてはPALOに隣接するフレンチレストラン「Enchanté」のイメージ画像。こちらはコグスワースと同様に『美女と野獣』において魔法で人から燭台に姿を変えられてしまった、ルミエールをテーマとした内装になるそうです。「Enchanté」というのはフランス語で「初めまして」という意味なのだそう。

ミシュランで三ツ星を獲得したシェフが手掛けるメニューを楽しめるレストランになるとのことなので、必然的にPALOよりもお高い価格設定になるのではないでしょうか?個人的にはルミエールとコグスワースって何だかんだと言い争ったりしているものの、お互いのことは対等な立場だと考えていそうなので、レストランのテーマとして優劣がついてしまいそうなの、大丈夫?と余計な心配をしていたり。

魔法の薔薇がテーマの「Rose」はウェイティングバー?

さらに、「Palo Steakhouse」と「Enchanté」と同じフロアには隣接する「The ROSE」というバーも。DCLの公式サイトで確認できるデッキプラン*3を見た感じ、2つのレストランのウェイティングバーとしても使用される感じなのかな?という印象です。

Disney Wishにおけるディズニープリンセスの要素

ロビーアトリウムにはシンデレラの銅像、船尾には絵を描くラプンツェルのモチーフ、ウォルト・ディズニーシアターで上演されるショーの一つはアラジンのミュージカル、そして有料ダイニングの3つのレストランやバーは美女と野獣がテーマということで、様々なディズニープリンセスの要素が組み込まれている、Disney Wish。

もちろん、それだけではなくマーベルやスターウォーズなど近年提携を始めたジャンルの要素や、短編アニメーション「ミッキーマウス!」の要素を含んだアトラクションタイプのウォータースライダーなども注目されるポイントですが、現時点で「ディズニー」「ピクサー」「ルーカスフィルム」「マーベル」の4つの要素における「ディズニー」の部分については、プリンセス関連が強めになるのかなという印象です。

2022年6月の就航に向けて、これから少しずつ新しい情報が発表されていくことになると思うので、今後の情報解禁にも期待してみたいと思います。

 

*1:パイレーツナイト、フォーマルデー、オプショナルドレスアップ、クルーズカジュアルなど

*2:少なくとも私のTLでは

*3:いわゆるフロアマップ