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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【赤坂】映画のキャンペーンでご招待いただいた「鳩肉屋」のフルコース

2021年に公開された映画『鳩の撃退法』。完成披露試写会が当たったり、感想投稿キャンペーンでプレスシートが当たったりと、何かとご縁のある作品なのですが、そんな鳩撃の公開に連動して開催されていたプレゼントキャンペーンにも当選しまして!

当選のお知らせをいただいたのは8月の終わり頃だったのですが、その時は飲食店でのアルコール提供ができない時期だったこともあり、2021年いっぱい利用可能な権利でご用意いただけました。実際に私が利用したのは11月、誕生月のお友達を誘ってのディナーです。

お店の情報

今回のキャンペーンでご招待いただけることになったのは、港区赤坂にある鳩肉専門レストラン「鳩肉屋」のフルコース!こちらは日本唯一の鳩肉専門店なんだそうです。営業時間はディナータイムのみ、日祝、第1・第3月曜が定休日とのこと。

「鳩肉屋」入口の黒板

ちょっと裏手の道で元から用事がなければ通らないような道なので、偶然通りかかってお店の存在を知る…という感じの出会いをするのは難しそうです。ちなみに運営会社について調べてみたところ、同じ赤坂や銀座などに店舗を構える「黒猫夜」という中華のお店と同じ系列店でした!赤坂店で一度ランチをしただけですが、素材へのこだわりなど好感の持てるお店です。

店内の雰囲気

階段を下って地下に入っていくと、横に長い感じの店内に広めのテーブル席が(この日は)2卓だったかな?天井からはトルコで買い付けたというオリエンタルな雰囲気の照明が吊り下がっています。

「鳩肉屋」店内の照明

ディズニーパークでも様々なエリアの照明に目が行きがちなヲタクですが、現実世界でこういったシンプルながらも異国情緒を感じる照明に出会うことは珍しいので、ちょっとテンション上がります。

オーダーしたもの

この日はグルメサイトから事前に8,800円のフルコースを予約する際に、Instagramでのご招待キャンペーンに当選した権利を使用させていただく旨をお伝えしていました。なお、メインとなる鳩の調理方法は予約時点で事前に希望を(1人1種類ずつ)リクエストしてあります。

「鳩肉屋」秋のフルコース メニュー内容

こちらが秋のフルコースの内容!素材は聞いたことがあっても、どんなお料理なのか想像できないものが多くて、ワクワクします。とりあえずワインでスタート。オレンジワインをグラスでいただきました。

「鳩肉屋」オレンジワインをグラスで

まずは季節の前菜がたくさん出てきます!異国情緒あふれる銀のプレートには、ビーツとヨーグルトのディップ、焼き茄子のディップ、オリエンタルサラダの3種類が。左奥に見切れているのがムール貝のチウラ詰めというお料理です。

「鳩肉屋」秋のメゼ(前菜):ディップとサラダ

続いて、中東のスパイスをたっぷり浴びた銀杏と秋刀魚のスモーク。これらはそれぞれ2人分がまとめて提供されるので、それぞれ取り分けていただきました。秋に味わう魚の代表である秋刀魚ですが、スモークしたものを食べたのは初めてだったんじゃないかな。そして今シーズン(去年のことだから昨シーズン?)最初で最後の銀杏~。

「鳩肉屋」銀杏ザータル(中東スパイス)
「鳩肉屋」秋刀魚スモーク
銀杏ザータル(中東スパイス)/秋刀魚スモーク
「鳩肉屋」自社Pigeon farm産 袋茸カラスミソース
「鳩肉屋」干し鳩肉 鳩の脳みそバルサミコソース
自社Pigeon farm産 袋茸カラスミソース/干し鳩肉 鳩の脳みそバルサミコソース

小さな鉄のお鍋で提供された、ちょっとアヒージョみたいな雰囲気を感じるのは袋茸にカラスミのソースが絡んだもの。右のお皿は干した鳩肉の頭の部分と足の部分です。見た目に対して何とも思わん女たち2人だったんですが、脳みそ=頭を2つにしている(横割りか縦割りかは忘れてしまった…)ので、ダメな人はダメかもしれない。干していることでジャーキーっぽい食べ応えがあったのと、レバーのような珍味感で、我々はお酒と共に美味しくいただきました。

ということでボトルワインを追加。見た目、とても赤ワインっぽいボトルとエチケットですが、白ワインです。メシムネオスというギリシャのワイナリーのもの。

「鳩肉屋」チョルパス レンズ豆のスープ
「鳩肉屋」ホルモンミックス(砂肝、ハツ、レバー、肺、首皮さえずり、ぼんじり)
チョルパス レンズ豆のスープ/ホルモンミックス(砂肝、ハツ、レバー、肺、首皮さえずり、ぼんじり)

少し順番が前後しますが、メインの鳩肉素焼きが登場する少し前に提供されたレンズ豆のスープと、メインの少し後に提供された鳩のホルモンミックスです。スープはそのままの状態、レモンを絞って、生姜?を入れてと味変をしながら楽しめるようになっています。スープ用としては使い慣れないサイズ感と深さのお皿で、ちょっと難しかった~。

「鳩肉屋」鳩肉の素焼き(クラシック)

鳩肉の素焼き(クラシック)

「鳩肉屋」鳩肉の素焼き(ボタニカル)

鳩肉の素焼き(ボタニカル)

事前に調理方法を選んで予約していた鳩肉の素焼き、それぞれ「クラシック」と「ボタニカル」です。鳩はmirthy種、350~450g、生後30~40日、エトフェ処理されているというスペックのもの。

クラシックはシンプルな塩味、ボタニカルはニラ・ミント・ネギに熱々の油をかけたソースをまとわせて、仕上げに白ワインで焼き上げたアジアっぽい風味で調理されています。他にはトマトブラックペッパー、北京ダックのように調理したチャイナスタイルがあり、お隣の男性2人組はどちらかがチャイナスタイルを選んでいたようで、その姿を少しだけ拝見することができました。

鳩肉を食べるのは今回が初めてですが、メインのお肉は2人で食べるのに解体してくださったので、あとは大胆に食らいつくだけ!小さいボディながら旨味が詰まった鳩のお肉、調理法による違いも楽しめて、とても美味しかったです。知り合ってから日が浅く、骨付きのお肉に食らいつきに行く姿を見せるのはちょっと恥ずかしいかも…という関係性の人との利用だけはおすすめできないですが、できることなら複数名で全員違った調理法の鳩を選んで、それぞれの違いを味わえたら楽しそうな気がします。

「鳩肉屋」ミントティー

口直しのミントティー

デザートの前にお口直しのミントティーが、またその前には(撮影を忘れてしまいましたが)蕎麦の実と鳩スープのお粥が出てきて、ほっこり優しい感じでクロージングしていきます。

「鳩肉屋」バクラウ(トルコパイ)バニラアイス添え

バクラウ(トルコパイ)バニラアイス添え

デザートはバクラウというトルコのパイにバニラアイスを添えたもの。しっかりとした甘さなので、これくらいのサイズがちょうといい感じ。
一般的に出回っている食材ではないため、価格設定としては少し値が張ってしまう感がありますが、食体験として非常に面白い時間を過ごせることは間違いないです。ドリンクの価格設定とラインナップがもう少しだけお手頃だと(特にグラスワイン)、より利用しやすくなるかなぁ…。

希少価値の高い国産の鳩を、様々な方法で食べることができる珍しいお店なので、定番の料理には飽きてしまった方、まだ出会ったことのない素材を味わう機会を求めている方には、是非ともお店のウェブサイトから料理の詳細やこだわりについて確認していただけたらと思います。

『鳩の撃退法』関連記事

複数名義が当選した完成披露試写会についてのレポート、また2021年を通しての様々な当選記録を振り返った記事についても紹介しておきます。

今年は年末になってから一度に振り返らなくても済むように、何かしらの当選通知が来た際には、その時点で記録を付けて、後々振り返りしやすいように準備を進めています。本当は3か月に一度くらいのペースで書いておくと、最後にまとめやすいんでしょうけどね…。例年、ベスコスもまとめられた試しがないので、この方法がうまく継続できるか不明ですが、2022年も今回の企画のようなユニークなキャンペーンで、新しい扉を開いてくれる出会いが生まれてくれたら嬉しいです。

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鳩肉屋鳥料理 / 赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8