これまでにも様々なタイプのまつげ美容液を使ってきましたが、下向きストレートでカールの全くない私のまつげの場合、変化が起きているのかいないのかさえ実感できないのが面白くなく、ついつい日々のルーティーンから抜いてしまいがちでした。
そんな私ですが、今回は育毛剤や発毛剤でおなじみのアートネイチャー株式会社から2020年4月に発売されたまつげ美容液「MAITSUYU」をご提供いただきましたので、朝晩のスキンケアの工程に、まつげをケアするための時間を久しぶりに追加しています。
日頃から髪の毛の悩みに向き合っている、あのアートネイチャーから発売されたまつげ美容液。一体、どんな実力を秘めたアイテムなんでしょうか?使われている成分や、実際に塗ってみて感じたことなどを、掘り下げていきたいと思います。
美容保湿成分が18種類も配合してるってよ
1本6mlという容量のまつげ美容液「MAITSUYU」ですが、この小さなパッケージの中には目的に応じた美容保湿成分がギュギュっと詰まっています。それぞれの成分の役割は大きく分けて4つ。では、その18種類を目的別に確認してみたいと思います。
コンディショニング成分
この製品の中でも、特に力が入っていると感じられたのが、このコンディショニング成分。「ワイドラッシュ」というまつ毛ケア専門のハリやコシを与えて、まつ毛のボリューム感を演出する独自成分と、健やかでうるおいに満ちた印象的なまつ毛へと導く「キャピキシル」という商標登録済みの成分を筆頭に、多くの成分がこのコンディショニングを目的に配合されています。
ワイドラッシュ™*1 、キャピキシル®*2、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、加水分解コンキオリン、ビワ葉エキス、ウメ果実エキス、ツバキ種子エキス、カンゾウ葉エキス
なめらかさアップ成分
ここで使われている成分は1種類のみですが、詳細を調べてみたところ、 医療用に開発され水溶性の高分子ポリマーということが判明。血管の内側に使用される目的の成分であるため、皮膚刺激は低く安全性は高いとのこと。化粧品原料としては保湿力が非常に高く、水洗いしてもその効果は失われないんだそうです。
ポリクオタニウム-64
目元ケア成分
まつ毛そのものだけではなく、目元をケアするための成分としてザクロやカミツレ、ダマスクローズなどの植物由来のエキスが使われています。聞きなれない「褐藻」について調べてみたところ、褐色の藻を称した言葉のようでした。
ザクロ果実エキス、褐藻エキス、カミツレ花エキス、ダマスクバラ花エキス
ボリューム感アップ成分
最後はボリューム感をアップさせる、とっても長い名前の成分。検索してみたところ、メタクリル酸グリセリルアミドエチルとメタクリル酸ステアリルという2つの成分が共重合体したもので、括弧の部分も全て含んで一つの成分名なんだそう。肌や毛髪の表面改質性に優れていて、細かな網目上構造により高い保水性を示したポリマーとのこと。各溶剤との親和性にも優れているため、スキンケア、ヘアケア、ボディケアを中心に配合されているそうです。
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー
初めて使うスパチュラタイプに感じた利点
実際に使い始めて、特に斬新に感じたのはブラシでもチップでもコームでもなく、塗布する部分がスパチュラタイプであるというところ。そのため、まつげにピッタリつけた状態で使えば、塗れてない部分が出にくく、先の細い部分を使えば目尻や下まつげなどの細かい範囲でも、ピンポイントで塗ることができます。
さらにスパチュラタイプの良さとして、使い終わった後にコットンなどでしっかり拭き取ってから蓋を閉められるという利点もあります。これがブラシやコームだと隙間に入ったところまで拭き取りきれなかったりしますからね。
また、まつげ美容液としてだけでなく、マスカラ下地としても利用できるので、朝晩のスキンケアのタイミングに合わせて続けやすいというのも便利な点だと感じました。
日々の欠かさぬケアで使い切りを目指します
厳選された18種類の美容保湿成分を含んでいながらも、余計なものは含めないという、品質への強いこだわりを感じられる『MAITSUYU』を使い続けることで、自分のまつ毛にどんな効果を与えてくれるのか、楽しみにしながら毎日2回のお手入れを忘れずに続けていきたいと思います。