2022年、とあるYoutuberたちにより、一部でブームが巻き起こってしまい、今までのように気軽に買うことができなくなってしまった、私のプチご褒美フード。そのご褒美とは、他ならぬ『トリュフベーカリー』の「白トリュフの塩パン」です。ジャニヲタ読者の皆様なら、そのブームの経緯もお分かりかと…。
門仲や三茶などの店舗がどんな様子なのかは確認できていませんが、よく通る新橋と有楽町の店舗、土日はまぁ~~~列が尋常じゃない。多少、天気が悪い日とかも関係ない。平日午後とかなら辛うじて…って感じだったけど、ドリボ終わってSHOCK始まる前の今も相変わらず有楽町店はすごいです。
トリュフのパンと私
かつて、WDW内の最高峰リゾートホテル、グラフロことグランドフロリディアンホテルにある「ヴィクトリア&アルバート」で一度だけディナーをしたことがありまして。その時に提供されたメニューの中で、最も鮮烈に私の印象に残ったのが前菜でもメインでもデザートでもなく、料理の内容に合わせて提供されたパンのうちの一つでした。
そのパンというのが、パン生地そのものにトリュフ(もしくはトリュフバター)が含まれていて、さらにそれにトリュフバターを付けて食べるというとんでもない代物で。しかしながら、そんな贅沢仕様なパンを販売しているお店には探せど探せど出会うことができず…。
V&Aのトリュフのパンとトリュフバターが食べたすぎる…。これまでに食べたディズニーごはんの中で最大の感動だったのが未だに破られてない…。デザート部門はラヴァケーキ(チェーナ版)ですが、食事部門では未だにトリュフのパンが1位…。
— にあぽん (@imagicaln) 2018年1月30日
以後、思い出すたびに「トリュフ パン 日本」で調べていた私ですが、その執拗なリサーチの結果、出会うことができたのが他ならぬ『トリュフベーカリー』でした。門前仲町や三軒茶屋、広尾にしか店舗がなかった頃に存在を知ったものの、そのエリアを利用する機会がなさすぎたので、デビューできたのは2020年になってから。
以降、定期的に訪れるタイミングが決まっていたわけではないですが、有楽町駅にも店舗が増えたこともあって、銀座で美味しそうなワインやチーズを買った時などに、まだお店が開いていれば買って帰る、みたいな使い方を細々としていました。が、ジャにのがジャニフェスに差し入れたのが、こちらの白トリュフの塩パンだということがじわじわと世間に広まってしまったことによって、なかなか気軽には買えなくなってしまい…。
期間限定の塩パンセット販売を有効活用!
そんな「美味しいものは好きだけど、長時間並ぶほどの根性はない!」という私に、久しぶりに白トリュフの塩パンを味わえそうなチャンスが期間限定でやってきました。それはピエール・エルメ・パリが手掛けるコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ」とコラボした、塩パンセットの期間限定販売!
Made in ピエール・エルメの店舗、通勤定期での行動範囲内に東京駅と丸の内の2つの店舗があるので、この機会を上手く活用すればサクッと買えるんじゃ…ということで、とある日曜日の午後、有楽町駅の建物内から飛び出るほどに列が伸びているのを横目に向かったのが、二重橋スクエアの1階に入っているMade in ピエール・エルメ 丸の内店でした。
丸の内中通りに面したテラス席はある程度の埋まり具合でしたが、店頭にも店内にも列が出来ている気配はなし。さらに店頭に塩パンセットの見本が置かれていたことから、「つまり、まだ購入可能ということ…だよね?」と期待に胸を膨らませながら入店。
店内はカフェスペース、物販スペース、奥にレジカウンターという構造なのですが、面積はかなり小さめ。入店するお客さんんへのドア開けをしていたスタッフの方にコラボセット購入希望の旨を伝えると、数量確認の上でレジの方へその情報をお伝えしてくださいました。貯まっていた丸の内カードのポイントも使っておきたかったので、500ポイント+PayPayで差額を支払い、無事にゲット~!
待ち時間ゼロで久しぶりに白トリュフの塩パンを、そして今回のコラボレーションのために生まれたチョコレートの塩パンを手に入れました!やった~!しかし、このセットの販売がそもそもホワイトデーに向けての企画だったので、3/14(月)で終了してしまったんですよね…。でも、2社のロゴ入りショッパーが作られているあたり、今後も同様の展開をするんじゃないかな?と勝手に期待しています。
絶妙な塩気でカカオが引き立つチョコレートの塩パン
購入時に「30秒ほど温めてからのお召し上がりがおすすめです」とお知らせいただいていたので、レンジで軽く温めてから今回の限定フレーバー「チョコレートの塩パン」からいただきました。
見た目は黒糖ロールパン(懐かしい!)みたいなチョコレートの塩パン。Made in ピエール・エルメでも販売している奥能登の味わい豊かな塩を、香り豊かなペルー産のチョコレートに混ぜ込んだバトンショコラを巻いて焼き上げた一品とのこと。
温めをした結果、パンの中でバトンショコラは本来の形ではなくなってしまいましたが、トロトロの熱々な状態に!この部分だけだとチョコレートスイーツを食べているかのようですが、パンをかじるとしっかりとした塩気とバターの風味が口の中に広がるので、甘さとしょっぱさが同時にやってくることで互いの良さが引き立って、とても美味しかったです!
久しぶりの白トリュフの塩パンも言わずもがなの美味しさでしたが、これについてはもう語彙がないので割愛します。いや、でもあれだけ山のように積まれてたら、一人で何個も食べたくなっちゃうのは分かるよ、なにわちゃん…。(だがしかし、その後の謙虚すぎるトラジャを見て、なんかちょっと切なくなった…)
トリュフベーカリーの店舗での購入難易度が上がってしまったので、今後もこのような他店とのコラボレーション形式で、様々なフレーバーとセットで楽しむことができたらいいな~と思っています。去年の春に食べた桜の塩パンも、また味わえるといいなぁ。
Made in ピエール・エルメ 丸の内 (カフェ / 二重橋前駅、有楽町駅、日比谷駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.4