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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

マジョリカマジョルカ、2020年も「ナイストゥミーチュートランク」出すってよ!

ちょうど数日前の記事で噂していたばかりだったのですが、マジョマジョから今年もオンラインのみの販売方法で、シャドーカスタマイズの限定パレット「ナイストゥミーチュートランク」が発売されることが発表されました!!

ナイストゥミーチュートランク VI(北半球)とRD(南半球)

いやはや、まさか直近でマジョマジョの話をした数日前の記事で話したことがこんな短期間で回収されることになるとは…。

去年のすったもんだを考えると、今年はかなり平和なホリデーコレクションの発売になるので、ちょっと安心。

久しぶりにマジョロマンティカの新作が出るので歴代シリーズをおさらい! - imagical pleajous

ですが、1年経っても忘れられないほどに事件でしかなかった昨年の販売方法を省みたのか、2020年の「ナイストゥミーチュートランク」は昨年とは異なる方法での購入が可能になるみたいです。それでは、詳しく掘り下げてみるとしましょう。

ナイストゥミーチュートランクとは

初登場は昨年の秋。2019年10月21日に情報解禁され、10月22日に日付が変わると共にAmazonでの限定販売の予約がスタート…となるはずだったアイシャドウパレットです。しかし、発売開始時刻の設定ミスによってフライングで予約の受付がスタートしており、当初の発売開始時刻より前に品切れになるという地獄な状況に阿鼻叫喚…。

そんな販売方法以外にも、スウォッチ画像として公開されていた画像のクオリティがなかなかだったり、ブランドのファンにとっては色々と気になるポイントがあまりに多すぎた、ある意味で伝説になっている限定品です。

2020年バージョンのラインナップ

旅行鞄をモチーフとして、昨年はOR=オレンジ系の「西廻り」とPK=ピンク系の「東廻り」と2種類の色番が発売された、ナイストゥミーチュートランク。では今年は?というと、のVI=ヴァイオレット系の「北半球」と、RD=レッド系の「南半球」の2種類を展開するようです。こうなると、このテーマは今年で終わりを迎えるか、「空」と「陸」と「海」みたいな分類になるか、はたまた宇宙空間へと飛び出るかのいずれかになりそうな気が。

昨年モニョっていた「ブルべカラー」「イエベカラー」という表現は相変わらず*1みたいですが、昨年のページと比較するとそれぞれのアイシャドウを組み合わせたメイク例なども載っていて、かなり充実した内容になっているのが伺えます。

ちなみに2019年版の紹介ページ、まだ生き残っていたので貼っておきますね。未だにお詫びがポップアップで出てくる世界線…。

ナイストゥミーチュートランク VI(北半球)

ナイストゥミーチュートランク VI(北半球)

「北半球の旅で出会った景色やモチーフ」を詰め込んでいるという、銀のトランク。涼しい輝き、透明感を引きだす色たちをテーマとしており、シャドーカスタマイズの廃盤色「お誘い」を2020年版にアレンジした「2度めのお誘い」という色も目玉のようでしす。

北半球の旅で出会った景色やモチーフをテーマにした6色

北半球の旅で出会った景色やモチーフをテーマにした6色(手元スウォッチ)

北半球のカラーラインナップは上から順に…

  1. 北極
  2. ライラック
  3. こぐま座
  4. 2度目のお誘い
  5. 手旗信号
  6. あずきラテ

北斗七星や北極星(ポラリス)ではなく「こぐま座」を選んだのは何故だろう*2とか、北半球の旅の思い出に残る「あずきラテ」って一体どれだけの絶品だったのだろうとか、細かいところは気になりますが、何よりも思うところは『色番として付けられているVI=ヴァイオレットの要素がそんなに強くない』というところでしょうか。

特に手元にスウォッチしている画像で①と②を隠してみると、これが紫系のパレットだと当てるのは難しいような気がします。目元の写真だと、まだかろうじて④が紫系かな?と感じられなくもないのですが…。

ナイストゥミーチュートランク RD(南半球)

ナイストゥミーチュートランク RD(南半球)

「南半球の旅の思い出」を持ち運ぶのは金のトランク。繊細な赤のニュアンスがまぶたを彩り、こちらも過去のシャドーカスタマイズに存在していた「コーラルショア」を2020年版にアレンジした「コーラルショア再訪」というリバイバルカラーが。

カイストゥミーチュートランクRD(南半球)目元スウォッチ

カイストゥミーチュートランクRD(南半球)手元スウォッチ

南半球のカラーラインナップは上から順に…

  1. 南極
  2. アセロラ
  3. アーモンドの思い出
  4. モールス信号
  5. コーラルショア再訪
  6. バリスタ

「北極」⇔「南極」、「ライラック」⇔「アセロラ」は北半球と南半球における、同じジャンルの対比として分かりやすい!その反面、「手旗信号」⇔「モールス信号」と「あずきラテ」⇔「バリスタ」は相反する関係性にあるといえばあるけど…という感じがしなくもないような。色のインスピレーションと既存色とは被らないネーミングということで決めていったのかなぁ。

ちなみに「アーモンドの思い出」って南半球とどんな関係なんだろう?といくつかの食品メーカーのサイトを調べてみたところ、発祥はアジア西南部、現在の生産シェア1位はアメリカらしいです。オーストラリアも入ってるようですが、割合としては…。

北半球の「こぐま座」という色名を見た時に、南半球でしか観測できない「南十字星」が入ってくるのかな~?と思ったのですが、そういうわけではなかった!しかしながら、謎ネーミングのおかげで1つアーモンドについての知識を得られたので良しとします。

かなり改善が見られる販売方法

さて、色名の付け方にとやかく言ってはおりますが、マジョマジョのコレクターとしては買わないわけにはいかないわけで。昨年のナイストゥミーチュートランク発売時は「Amazonのみで販売にしたら受付開始時刻の設定をしくじって、予定されてた時刻には在庫なしになっていた」「MAJOLIPIAという公式ファンクラブを設立しておきながら、自社サイトのワタシプラスで販売するルートを設けていなかった」というのが、発売時の『2大解せないポイント』でした。

こうしたブランドのファンに向けたサービスを展開しているにも関わらず、どうして今回のパレットは「Amazon.co.jpのみ」という販売方法が取られたのでしょうか。恐らくは在庫の管理や配送の面で、自社のシステムを利用するよりもメリットがあるからなのだとは思いますが、このようなリピーター向けサービスを開始しておきながらも、その対象外であるサイトのみで販売を行うというのは、何だか蔑ろにされているなぁという気持ちにならざるを得ません。

マジョリカマジョルカのAmazon限定販売パレット、予約は完了したけれど。 - imagical pleajous

去年の私も、この件については違和感を覚えていた模様。自社の販売サイトでファンの囲い込みをやろうとしたかと思ったら、他者サイトのみで限定品の販売をやりますよ、なんて言われた日には、そりゃそうもなるよね。

そんなファンの思いが通じたのか、はたまた発売開始時刻の誤設定による騒動が考え直す機会となったのか、2020年のナイストゥミーチュートランクは資生堂の自社サイトであるワタシプラスでファンクラブ会員限定の先行を、また同時刻からAmazonでファンクラブ会員でなくとも購入可能とのこと。

これによりマジョリピア会員が購入する場合には、各自のアカウントにマジョリカマイルも積算や、マイコレクションへの追加も行われることになるので、かなり嬉しい改善です。やっぱり、ファンとしてはこういう措置があってこそのファンクラブだよなぁと、ホッと胸をなでおろしています。

2020年のクリスマスはアイシャドウ祭りになる予感?

今日のブログ、本当はすでに購入済みのホリデー限定アイシャドウパレットを紹介するつもりだったのですが、このニュースが舞い込んできたので急遽の予定変更!マジョマジョの限定パレットは2種類とも購入するとして*3、もう一つアイシャドウパレットを含むコフレを予約しているので、今年の冬に購入するコスメにおいては、自分で予定していた以上にアイシャドウ祭りになりそうな気がしてなりません。

6年振りのマジョロマンティカも発売されるので、今年の冬は『良い意味で』MAJOLICA MAJORCAというブランドが盛り上がってくれる季節になるといいな~と思いながら、明日に備えたいと思います。

*1:マキアージュとかでもやってるので資生堂全体の傾向だと思って諦めてます。

*2:「北極」に描かれたホッキョクグマとくま被りしてる

*3:なお2019年のパレット2種類も購入してから眺めただけでブツ撮りすらしていない