早いもので、もう2020年も12月に突入してしまいました。かれこれ実際に足を運んでから丸1か月が経過してしまいましたが、あともう少しだけ札幌旅行記を続けさせて下さい。前回は『札幌市内で開催される北海道展』に惹かれて、丸井今井の催事場に行ってみたところまでお伝えしていました。
フライトは21時台なので、空港に着いてすぐにセキュリティゲートに向かうのであれば市内でもう少しゆっくりできるのですが、新千歳空港内のショップが20時閉店のところが多いため、18時すぎには市内から空港に向かう必要がありました。
ということで、札幌市内でのシメに少し早めの時間帯から飲めるお店をピックアップしてはいたのですが、さすがに催事で食べてすぐだったので腹ごなしも兼ねて色付く木々を楽しめそうな中島公園まで足を伸ばしてみることにしました。
中島公園にまつわる思い出
2月の札幌一人旅でも訪れたのですが、当時の分は訪れたお店だけピックアップして紹介するような形式だったので、あまり詳しい話はしていませんでした。中島公園の雪景色も撮っていたんですが、確認したらTwitterやInstagramを含めてどこにも載せていませんでした!まさかそんな!
この記事でさらっと触れていますが、中島公園の敷地内に「札幌コンサートホールkitara」という、ヴィンヤード形式のコンサートホール*1があり、高校時代に『東日本学校吹奏楽大会』という中編成バンドのための上位大会に出場する資格を得たため、10月中旬に大会出場のために訪れたことがあった、思い出の土地なのです。
吹奏楽部時代、同じ部内に色々なタイプのヲタクがいたけれど、私はコンサートホールヲタクに片足を突っ込んでたタイプだったので、現役時代にいかに多くのホールのステージに立つことができるか、が部活に励む上での楽しみの一つでした。東京文化会館の大ホールとか、大人になった今だからこそ、もう絶対に立てないなって思うもんな…。
2月に訪れた際には雪が積もっていて、コンサートホールの前に辿り着くまでにかなりの時間を要してしまいましたが、今回は地下鉄の出口を出た瞬間に鮮やかなイチョウ並木がお出迎え!これは期待できそうだな~と、kitaraがある公園の奥へと進んでいきました。
色付く木々たちの様子
ホールまでの道のりには様々な種類の木があり、色付き方も多種多様。寒暖差があるからか、とても色鮮やかで青空とのコントラストもとっても綺麗でした。あまり多くは語らずに写真をたくさん貼るので、とにかく見て下さい!
上から4枚目の左の木、光の加減とかではなくて実際に濃い赤から薄いオレンジへのグラデーションになっていて、遠くからでも目を引く美しさだったんですよ!公園内の木々たち、同じ種類が群生しているところもあれば、異なる品種が隣り合わせになっているところもあって、同じものでも並び方によって違った印象を醸しているものがあったりも。
思い出の土地でフルーツサンド休憩
奥へと進んでいくと、ホールの少し手前に豊平館(ほうへいかん)という開拓使によって建てられた洋館があります。雪の中の豊平館もとっても素敵だったけど、秋景色の中でも絵になる~!
この豊平館が見えてくると、すぐ先に札幌コンサートホールKitaraがあります。ホールの中には入れませんが、建物のロビー内は自由に出入りができたので様子を見てきました。が、主に搬入口とステージと客席の記憶がかすかにあるだけなので、これといって記憶が蘇ってきたりとかはなく。
ただ、ホールの入口前にある大きな石のオブジェは、これを背景にして部員全員の集合写真を本番後に撮った気がするな~、というかすかな思い出がよぎったりしました。結局のところ、思い出の土地ではありながらそんなに覚えていることはなかったっていうオチです。
前回の旅行記でお伝えした物産展で、ナガノパープルとイチジクのフルーツサンドを購入していたので、屋根のある場所でちょっと休憩しながらおやつタイム。朝もシャインマスカットのサンドイッチとか食べてましたけどね、旅行中なのでノーカウントです。
地下鉄の中島公園駅から札幌コンサートホールkitaraに向かうまでには大きな池を見ながら公園内を移動することになるのですが、冬場はこの池がすっかり雪で埋もれてしまうので、本来の景色はこうなってたんだな~と実感しながら、園内を一周。
かなりいい感じに腹ごなしの運動になったので*2、中島公園からすすきのへ戻り、ホテルに預けていた荷物をピックアップしてから、札幌市内での食べ納めにと決めていたお店へと向かいます!