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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【推しごとで初台湾】ローカル版ソアリン「i-RIDE TAIPEI」で台湾全土を空中観光

お互いに別プランで一人旅をしている滞在期間が被るということで、めぐさんと台北駅前の三越で待ち合わせをして、約半日ほど行動を共にすることに。
これまでに何度もご飯したり、お家にお邪魔したりしているので特に気にしてませんでしたが、一緒に「旅行」という過ごし方をするのは今回が初めてです。

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今回は前日のファンミーティング帰りに気になる広告を見つけてしまった「台湾版ソアリン」こと「i-RIDE」というアトラクションを利用してきたお話です。

実は世界各地にあるご当地ソアリン

実際のライドシステムはディズニーにあるものと異なりますが、同様の体験ができるアトラクションは世界各地に存在しています。
日本国内では富士急ハイランドの富士飛行社がおなじみですが、世界ではテーマパークの中に限らず、ショッピングモールや複合ビルの中に入っていたりします。台北のi-RIDEもその一つで、台北101のすぐ近くにある「BREEZE」という建物の中で体験できます。

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バンクーバーでもディズニークルーズ乗船日に、Flyover Canadaというカナダ版ソアリンを体験してきましたが、今回はその台湾版を利用してきました。
ちなみに台湾内では高雄にもあるのですが、どうやら開発を行った企業があるのが高雄らしいです。

どうやら、富士飛行社やFlyover Canadaもこちらの企業が技術提供を行ったものなんだそう。じっくり調べてみたところ、i-RIDE以外にも様々な体験型アトラクションのシステムを開発しているようで、詳しい説明が書かれているページを見つけましたので興味のある方はこちらもどうぞ。

思っていた以上に展開のバリエーションがあって、実際に体験したFlyover Taiwanの中にも別システムで活用できそうな映像があったりしたことを思い出しました。紹介されている中に、大きな気球に乗ったつもりで360°のスクリーンを体験するというサークルビジョンタイプのものがあったので、是非ともその技術で現代にビジョナリアムを甦らせてほしい…。

利用方法とチケットの事前購入

さて、すっかり話が逸れました。今回、このi-RIDEについて調べていたところ、SIMカードの購入でもお世話になったKKdayで割引チケットの取り扱いがあることが判明!
8月の時点では中国語と英語のページしかなかったのですが、記事を書くにあたり再検索してみたところ、日本語ページも出来ていました!

現在は『攻殻機動隊』のスペシャルプログラムと、通常版の2種類が上映されているようです。私たちが訪れた時期は『進撃の巨人』バージョンを選ぶこともできました。これについては後ほど。ちなみに内容によって料金が異なるのですが、意外にもコラボ企画のほうが低価格で設定されているようです。

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移動しながら、KKdayで2名分の通常版チケットを購入。受付で購入後に表示されるQRコードを読み取ってもらい、最も近い通常バージョンの上映時刻が書かれたチケットを渡されました。書かれた時間の10分前にもう一度ここに来てね、ということだったので隣接する台北のアトレに足を延ばしてみたり。

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以前、浅草で利用したことのある「ななや」の抹茶ジェラートを売っていたり、入っている店舗の系統や並んでいる商品も日本っぽいものが集まっているような雰囲気でした。ちょっとお茶でも…と思っていたものの、琴線に触れるお店がなかったので結局そのまま利用時間に。いよいよ、台北版ソアリンを体験する時がやってきました。

想像以上のプレショーと初体験の演出

今回、私たちと同じ時間帯に利用したお客さんは欧米系のカップルが1組とアジア系女性グループ?の計3組ほどで、本来の上映1回につき案内できるキャパシティの半分くらい。入口でチケットを提示して奥へ進んでいくと、このi-RIDEのストーリー設定のようなものをスタッフの方が解説してくれます。正直、こんなに凝ったバックグラウンドストーリー的なものに期待をしていなかったので、良い意味で裏切られた感じ。

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これはエントランスで実際にはもっと奥へ進んだ先にプレショーがあるのですが、近未来感があって「ソアリンなはずなのにトゥモローランドっぽい!」と謎のテンションにw

また、スタッフの方の説明とは別にしっかりしたプレショールームがあり、そこで乗車前の導入があるのですが、これまた本格的なアトラクション感が!
Flyover Canadaのゆるっとふわっとした感じを想像していたこともあってか、思っていた以上に「最先端技術で空から台湾を旅するんだ」という実感が湧いてきます。

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プレショーを終えると階段を上がってフライト体験エリアへ。
座席の下とは別に荷物を置く台があるので、手荷物はそこにまとめて。ソアリンはスクリーンに向かって3キャビンあるので、中央に座るのが大正解と言われているのですが、台北のi-RIDEは2キャビンだったので、ど真ん中になる人は誰もいませんw


Feel The Flight with i-Ride TAIPEI

公式から本編のイメージが伝わる映像がアップロードされていたので貼っておきますね。このフライトでは台北のみならず、台湾全土を空から、そして思いがけない角度から旅することができます。風や香りの演出はソアリンでも体感したことがありましたが、今回が初体験だったのが「熱気」の演出!

滝の近くに行く演出などで霧を浴びるなどの効果は体感をしたことがありましたが、ムワッとした南国ならではの湿度のある空気感を、まさかこの空の旅の中で感じられるとは思ってもいなかったので、かなり驚きました。
まだ実際には行ったことがない高雄なども飛んでくれたので、気持ちだけは台湾一周してあちこちの風土を知ったような気になれました。リピーターの人であれば「ここ行ったことある!」という視点からも楽しむことができるのではないでしょうか。

現在、KKdayでチケットを事前購入した場合、通常バージョンは1人あたり1,400円ほど。物価の安い台湾でアクティビティに支払う金額と思うと少し躊躇するかもしれませんが、世界各地のソアリンを乗り尽くした女が乗ってもテンションが上がったので、台北観光の中に是非とも組み込んでみてもらいたいです。

進撃の巨人とのコラボ企画

今回の訪問時に期間限定で上映されていたのが『進撃の巨人』のプログラムであったことは前半でもお伝えしましたが、アトラクション体験後に通るショップを除いてみたところ、このライドとのコラボとして作られたグッズが何点か並んでいるじゃないですか!どんなお話なのかはあまり分かっていないのですが、とりあえずリヴァイさんの背が大きくないことだけは何となく知ってます…w

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ただ単純にキャラとロゴ、みたいなグッズではなくて、作品のキャラクターたちが実際に自分たちも体験したアトラクションに乗っているというシチュエーションのグッズなのが面白いアイデアだなぁと。
現地では「台湾のためだったら新規で描き下ろしとか全然ありえるかも!」と思っていたんですが、ちょっと調べてみたら「富士飛行社」で進撃コラボをやったことがあったんですね!


富士急ハイランド「進撃の巨人 THE RIDE」

その時のプレスリリース内に、先ほどのポストカードと全く同じイラストがあったので、なるほどそういうことなのね、と納得しました。ということは、他に並んでいたこの辺りのグッズもその時の素材が活用されているのかな?

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台湾版ソアリン「i-RIDE」を期待以上に楽しんだところで、すっかりお腹が空いて仕方なくなってしまったので、この一人旅同士が合流する当初の目的である「小籠包の食べ歩き」に繰り出していきたいと思います!