久しぶりにネイルの話~!というか、遡ってみるとコスメの話をすること自体が結構久しぶりでした。ご紹介するのはMimi TVのガチレビュー企画で提供いただいた、リニューアルしたばかりのポルジョことPAULand JOEのネイルカラーたちです。
私の元に届いたのは、夏に向けての限定色としてリリースされたブルー系カラーの中から「002 イルカのフロート」と「003 ビーチグラス」の2色と、1本で2役のベース&トップコートです。
照りつける太陽に映える夏色のネイルカラー
その色名からも、眩しい夏の風景が思い浮かぶような青ネイルの2色。「002 イルカのフロート」はピュアな青と白を混ぜ合わせたような、きれいな水色。絵の具を溶いて、絵日記の青空を塗っていた時を思い起させるような色合いです。
ラメやパールは入っていないので、塗り方による見た目への影響が出やすいカラーでもあります。この写真は甘皮処理もハンドクリームも何もしてない状態で塗ってしまったので、もう少しちゃんとできるだろ…という感じになってしまいました。
この日、全ての指のベースにキャンメイクのカラフルネイルズ N34を塗っていて、その上にポルジョのネイルを重ねているのですが、002は一度塗りでもベースに塗ったN34のラメが分からなくなるくらいの発色でした。コツはいるけど、しっかり塗れれば安定感のある色なので、マリン柄やフラワー柄のネイルシールと組み合わせても可愛くなるように思います。
透明感のあるネイビーのように見えるのが「003 ビーチグラス」ですが、こちらはクリアでありながらマットな仕上がりになるという、ちょっと変わったタイプのカラーです。写真では多色のラメが入った別のネイルをベースにした上に塗っているので、マットだけど奥にラメが眠っている、不思議な奥行きを出すことができました。
気になったポイント
ここからは色に関係なく、同じシリーズのアイテムに共通しているであろう項目に関することを。まず、気になったのがブラシの柔らかさ!固くて言うことを聞かないのも困りますが、ネイルカラーもベース&トップコートも、ブラシが柔らかすぎてコントロールが難しいという、新しい塗りにくさ。ブラシの様子、写真に撮りたかったんですが爪に塗りながら実際の様子を撮るということができないので文章で説明しますね。
ネイルのブラシって、爪に塗ろうと寝かせるとある程度の広がりを見せるじゃないですか。ポルジョのネイル、その範囲が広がりすぎなんですよ。角度として、個人的には30~45°くらいが広いところにも細かいところにも塗りやすいように思うのですが、いつもの力加減で塗ろうとすると、ブラシ部分が70°くらいに広がってしまって。
この広がり方、均一に色が塗れるのなら良かったのかもしれないんですが、広がったブラシの厚みにムラがあるため、ポリッシュが乗る量にも差が出てしまい、塗りムラが出来る要因になってしまうのがネックすぎでした。きっちり塗るのではなく、ニュアンスカラーとして、ランダムに散らしたい時にはこういうブラシが良いのかもですが…。それとも、使い続けて液が固くなってから効果を発するものなのでしょうか。
また、これは特定のカラーに関することになってしまうのですが、「003 ビーチグラス」については、そのマットな仕上がりを維持させたい場合に別途マットな仕上がりになるトップコートを塗らなければなりません。
私はマットコートを持っていないので、実際に重ねた時にどうなるのか試せていないのですが、最終的にマットなコートを塗るのであれば、ポリッシュがマットな意味ってなんだろう?と思ってしまいました。いや、可愛いですよ。可愛いんですけど、だからこそ一度塗ったら長持ちさせてあげたいじゃないですか。ねぇ?
以前のパッケージと比較すると
リニューアル前のボトルと比べると、すっきりとして他ブランドのアイテムと並べても余計なスペースが生まれずに収納しやすそうなデザインになった、PAUL & JOEのネイルシリーズ。ブラシの質感は事前に試してみたほうが良いと思うので、気になるカラーがあった時には、可能な限りその感触を確かめてみてからお迎えしてみることをおすすめします。
マットなポリッシュは、ラメやパールが入ったものをベースにして奥行きを遊んでみたいのと、ペディキュアとして塗ることで涼しげな足元を演出するのに活用してみようかなと思っています。