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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

『最貧前線』オーディオドラマ版が水戸芸術館ACM劇場のサイトで公開されています

昨年、横浜公演を皮切りに全国各地で上演された『最貧前線』。このブログでも地方公演に足を運んだ際の感想などを書いてきました。

その作品が現在、水戸芸術館ACM劇場の企画・制作でオーディオドラマ版となり、無料で公開されています。

オーディオドラマ版のキャストとストーリー

舞台版とオーディオドラマ版、続投しているキャストは見習いの前田旺志郎くんのみで、他のキャストは舞台版からは総入れ替えされています。

私が各地で上演された舞台に足を運んだのは、艇長役で出演する風間俊介くんのお仕事を見守るためでしたが、回を重ねる毎に「吉祥丸」という作品の主な舞台である特別監視艇と、その乗組員たちが一つの大きな家族のように思えて、どんどんカンパニーと作品全体への思い入れが強くなっていきました。

ストーリーの大筋は変わりないのですが、オーディオドラマ版では舞台版では描かれていなかった細かいエピソードが追加されており、舞台版を見たことがある人でも新しい発見がある内容になっています。

第1章から第6章までは20分前後、最終章の第7章は約40分、トータルで2時間40分以上と舞台1本の上映時間に相当するため、章を分けて少しずつ聞けるというのは嬉しい配慮ですね。

オーディオドラマの感想が掲載されました

現在公開されているオーディオドラマ、実は期間限定のアンコール配信です。最初に公開された際に、感想募集のキャンペーンが行われていたので応募させていただきました。

締切日ギリギリの投稿になってしまったのですが、嬉しいことにサイトへ掲載していただき、記念品のプレゼントをお送りいただきました。

最貧前線オーディオドラマ 感想キャンペーンの記念品

名前の掲載はありませんが、去年の上演時に足を運んだ遠征先を知っているお友達にはどれが私の投稿だったか分かったみたいですw

この記事を書くなら8月15日だろうと

オーディオドラマの公開も、再公開の開始も、記念品の発送も少し前の出来事ではあるのですが、この作品を紹介するのであれば8月15日に合わせようかと思い、少し寝かせていました。

水戸芸術館から記念品が届いた際の封筒

太平洋戦争下、特設監視艇という軍艦となり、海の見張り役として海の最前線でアメリカ軍の動向を探る監視の任務にあたることになった、元漁船・吉祥丸とその乗組員たち。この作品はフィクションですが、太平洋戦争中に大量の漁船や機帆船が陸海軍の徴用を受け戦場に赴き、その大半がその船の乗組員と共に戦禍で失われたという事実は、世の中ではほとんど知られていません。

だからこそ、令和の時代に舞台で、そしてオーディオドラマで当時の様子を特別監視艇の運命を描いたこの作品を、1人でも多くの方に知ってほしいと思い、紹介させていただきました。

オーディオドラマは8月23日(日)までアンコール公開、また8月17日(月)には水戸芸術館ACM劇場にて、オーディオライブが開催されます。平日の日中、また水戸での開催ということで私は足を運ぶことができませんが、もしブログを読んでいる方の中にご都合のつく方がいらっしゃれば、是非とも会場の迫力あるスピーカーでオーディオドラマで描かれた『最貧前線』の世界を体感いただければ幸いです。

もちろん、会場に足を運ぶことができない方にも、これまで知られることのなかった特別監視艇の物語にご自宅で耳を傾けていただけましたらと思います。