食べログにクチコミ投稿でJALマイルが貯まるキャンペーンが今月いっぱいで終了してしまうということで、写真の調整に着手できずに寝かせていた、札幌での美味しい記憶たちを呼び起こしていきたいと思います。
加工が終わった順なので、時系列もジャンルもバラバラで更新していきますが、ご了承ください。デザートの次にまたデザートとか、ディナーからのランチからのおやつ、みたいな場合があるかもしれません。
お店の情報
利用したのは日中ですが、きっかけはInstagramで締めパフェのお店を探していた時だったかと思います。2020年2月に宿泊した、ホテルサンルートニュー札幌の近くです。1階は焼肉屋さんで、ひっそりとした入口を上がった2階にお店があります。3階へ上がる螺旋階段があったので、さらに上のフロアにも席があるのかな?
お店の存在を知らなければ、そのまま通り過ぎてしまいそうな入口ですが、店内はティータイム時ということもあって、パフェを頼んで楽しそうに過ごす方々の姿がちらほら。有効期限が切れてしまいそうな食べログ限定のTポイントを使って、事前に席のみ予約をしていたので、待つことはなくスムーズに着席できました。
店内の雰囲気
やや急な階段を上がっていくと、店内の至るところにドライフラワーなどが飾られている、素敵な空間!カウンターの空いてる席に座ると、ちょうど目の前にケーキ風にアレンジメントされたものと、小さな花瓶が。
トレイもコースターもカトラリーも良い雰囲気~。席に着くと、スタッフの方がこの日オーダーできるメニューについて、詳しく説明して下さいます。入店前から季節のモンブランを食べることを決めていたのですが、「香り苺」という特別な苺を使ったパルフェを用意しているということで、小さめの重箱のようなものに入った実物を見せてもらうという、これまで体験したことのないプレゼンテーションのサプライズもありました。
オーダーしたもの
喉が渇いていたのと気になるメニューがあったので、まずはお茶を使ったオリジナルカクテルを1杯。その名も「山椒香る煎茶ジントニック」です。ミントの葉がモヒートっぽくも見える見た目。
ドリンクに浮かんでいるのは煎茶を凍らせた球状の氷だと思うのですが、残念ながらあまり山椒の存在は感じられず…。ジンの存在も何となくぼやけた印象で、ドリンクは普通にお茶やコーヒー、もしくは手を加えることのないビールなどにしておくのが正解だったかなと思ってしまいました。
さて、気を取り直してメインです!オーダーしたのは「宮崎県産 和栗のモンブラン -春色-」という、お店の定番モンブランを春仕様にアレンジしたもの。キッチンに近い席だったので他のお客さんがオーダーする傾向もよく分かったのですが、圧倒的にパフェを頼むお客さんのほうが多かったです。でも、モンブランに添えられている、ふきのとうアイスが食べてみたかったのだよ~。
そんな魅惑のふきのとうアイス。ふきのとうが大好きとかいうわけではないんですが、そのアイデアに出会うこと自体が初めてだし、この機会を逃したら二度と出会うことはないんじゃない?と思って。
ミルクアイスがベースで、口に含むと独特のほろ苦さが広がるので、そもそもの味が苦手な人には厳しいかもしれませんが、素材の特長を今までにないスタイルで表現しているところに魅かれます。添えられているのは、ふきのとうチップス。上にかかっていて、別皿でも用意されているのは、宮古島の雪塩に抹茶を合わせたもの…だったと記憶しています。
続いては主役の「和栗のモンブラン」です。ぽってりとした生クリームに柑橘のコンフィチュール、栗の渋皮煮が添えられています。断面を撮るのを忘れていたのですが、縦に割ると中には大きなメレンゲが山のベースになっています。口に含むとしゅわしゅわとしたメレンゲのくちどけが不思議な感覚!
マロンペーストは栗の比率が高そうな固めの仕上がりでした。このタイプだったら、冷たいドリンクよりも温かくてミルクの入ったドリンクの方が相性が良いかもなぁ。初めてのお店なので、そこまで読み切れなかったのは致し方ない。でも次の機会があったとしたら、パフェorクロワッサンデセールに温かいソフトドリンクのチョイスになるかな~。
元々は締めパフェを提供するお店として営業時間はディナータイム以降だったとのこと。本来であれば飲んだ後にさっぱりと頂くことを想定して開発されたデザートたちなのかもしれません。
PATISSERIE Salon by S (パフェ / 西8丁目駅、資生館小学校前駅、狸小路駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3