毎年恒例といえば恒例なのですが、今年も無性に辛い麺類を食べたくなって仕方がない季節がやってきました。今回は何となく存在を知っていたものの、利用する機会のなかったお店を初利用してきた時のことを。
お店の情報
竹橋もしくは大手町から5分ほど歩くでしょうか。地図的には自衛隊の大規模接種会場からも近いです。東京駅までの送迎バス、まだ出てるんですよね。一時期は都バス率が高かったけど、最近またはとバス車体を見かけるようになりました。
2019年9月のオープンということで、社内のこのエリアで一緒に飲む機会がある人が辞めてしまった後に出来たお店のようです。ランチも基本的にお弁当持参なので、職場から近い飲食店ほど開拓が進みません。
店内の雰囲気
入店するとラーメン店にありがちな厨房を囲むL字のカウンターと、入口付近の少し開けた場所に中華料理屋っぽいテーブル席が設けられた造り。一人だったのでカウンターの一番奥の席へと案内されました。
カウンター席に設置された半透明のアクリルパネルに、基本の麺メニューが提示されています。その他の料理は頭上に貼り出しされているような感じ。店頭の看板に載っていたメニューを退店後に撮影したので、置いておきますね。
餃子好きでもあるので、追加するかどうか悩んだんですが、この日はまず麺の様子を知るところから始めたかったので、今回は見送ることに。
オーダーしたもの
日が落ちて少し肌寒い気温だったものの、汁ありを完食するには暑いかな…という体感だったので、初めてのオーダーは「汁なし坦々麺(辛い)」にしました。辛さ1が「ひかえめ」なので、「汁なしを辛めでお願いします」とオーダーしたら「汁なしの辛い、で宜しいですか?」と聞き返されちゃったw 細かいことかもしれないけど、『担々麺』と『汁なし坦々麺』で表記ブレしてるのとかも、前職での職業柄ちょっと気になっちゃうんですよ…。
着丼。ボリューミーなもやしや水菜などの上に、丸みを帯びた肉味噌が1スクープ。私の知ってる担々麺の中では、しっかり野菜も食べられる罪悪感が低めなビジュアルです。
卓上に用意されている割り箸と穴あきレンゲでよく混ぜます。タレと混ざり合うと麺ともやしの色がほとんど同じ色になるので、かなり同化してます。見た目からは、それほど辛さが強そうな印象を受けません。
よく混ぜ合わせきった中太麺。水菜に紛れてカイワレもいますね。というか水菜だと思っていただけで、実は全部カイワレだったりするかな?だとしたら、相当なポンコツだな、私。
食べてみると、見た目の色では感じさせない辛さがしっかり存在していて、山椒の痺れもいい感じ。卓上には実山椒と粉山椒?、辛味ペーストが用意されているので、お好みの辛さや痺れに調節できます。
撹拌しおえた直後の状態からは、最後にごはんを欲してしまうかな~と思ったのですが、いい感じに麺に絡みついてくれたので、穴あきレンゲで具材を掬うことによって、ほぼ全部回収できるくらいの状態でした。辛さと痺れのバランスが良く、卓上の調味料での微調整で理想的な状態に仕上げられるというのが、個人的にはポイント高かったです。
次は複数名で町中華的な使い方をしてみるか、少し涼しい日に汁あり担々麺がどんな系統なのかを確認するために、足を運べたらいいなぁと思ってます。お会計は食後にテーブルにて。ごちそうさまでした!