劇場やら映画館やらショッピングビルやらにお世話になりまくっている日比谷・有楽町エリアにあるにも関わらず、ブティックやカフェなどを含めて今まで一度も活用したことがなかった、ザ・ペニンシュラ東京。
4月下旬からGW明けまでの緊急事態宣言を受け、お互いに超~楽しみにしていた現場*1が吹き飛んでしまったあさちゃんと共に深い傷を癒そうと、公演中止が決まった当日夜ぐらいにリサーチを開始。一休.comの96時間セールで見つけた36時間ステイ朝食付きプランが、ホテル公式サイトで提供している最大40時間滞在のプランよりも良さそうだったので、例によって金~土の日程で宿泊することを決めました。ヲタクたち、いざという時の決断が早い早い。
宿泊プランの内容
一休.comから予約したプランの内容はこんな感じ。最安値は朝食なしのプランでしたが、宿泊記を読んでいると評判が良さそうだったので、朝食付きのプランを選んでみました。朝食の有無による差額が一人あたり3,000円くらいで、普通に利用した場合の半額ほどだったのも決め手に。
- ザ・ロビーでの選べる朝食
- 午前10時からのアーリーチェックイン
- 午後22時までのレイトチェックアウト
- Wi-Fi
- SNSのインスタントメッセージでの24時間コンシェルジュサービス「PenChat」
- 6,000以上の新聞や雑誌を無料で閲覧可能なサービス「PressReader」
また、上記以外にスイミングプールやフィットネスも宿泊者であれば無料で利用可能です。プールは1泊につき1利用(1時間)の制限付きで予約制とのことですが、その分ゆったりと安心して利用できそうということで、久しぶりに水着を持参です。
振り返ってみると、ホテルプールの利用は2020年9月の横浜ベイシェラトンぶりでした。ということは、Go To トラベルを使って泊まったホテルでは一度も使ってないんだな。花香路に泊まった時はブロアバスだったから水着使ってないし…。
チェックインからお部屋まで
12時ちょっと前に有楽町駅へ到着。日生劇場や日比谷ミッドタウンに向かう際と同じ日比谷口が便利なので、大体この辺…とあたりを付けて乗車したら、開いたドアの目の前が階段だったので思わず心の中でガッツポーズ。
地下鉄連絡通路は封鎖中であるというお知らせもあったので、丸の内仲通り側のエントランスから。平日ですが、ちょうどランチタイムが始まるタイミングだったこともあって、「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ 仲通り(ザ・テラス)」というキッチンカーの店舗でテイクアウトの販売がなかなか賑わっていました。
そんな仲通り側のエントランスから入って道なりに廊下を進んでいくと、「ザ・ペニンシュラ東京といえば!」なオブジェと、翌日の朝食会場でもある「ザ・ロビー」が。オブジェを正面に見た左手側にチェックインカウンターが見えたので、すかさずそちらへ。お昼時ということでホテル内のレストランを利用しに来る方も多い時間帯だったのかと思いますが、敷地内に入ってから何人かのスタッフの方がいたのに、フロントに着くまで宿泊かレストラン利用か尋ねられなかったな…。
軽率に休みを取った私と違って、あさちゃんはしっかりお仕事してからの合流ということで同行者は後から来る旨をお伝えすると、ルームキーの1枚をフロントで預かっておくので、同行者のお名前を…とのこと。幸い、何度も一緒にお泊まりしてるあさちゃんだから良かったですが、プライベートで本名を交し合わない間柄の人とかだったら焦っただろうなw*2
お部屋の紹介(ベッドサイド編)
アサインされたお部屋は13階の丸の内仲通りに面したお部屋。真正面は有楽町電気ビルですが、然るべき方角を見れば東京スカイツリーがしっかり見えました。が、その眺望の写真を撮るのは忘れましたw 先立って紹介していた「TexturA」の入口がお部屋から見えたので、混雑していなさそうなタイミングを見てランチに行けたのが便利でした。
そんな魅惑のランチに出かける前にお部屋の写真を一通り撮影したのですが、かなり枚数が多くなってしまったので、今回の記事ではベッド周りとリビングエリアだけに絞ってご紹介したいと思います。
まずはリビングエリア側からベッドの方を見た時の様子から。これ、ターンダウン後じゃなくてチェックイン直後なんですが、ベッドスローがありませんでした。チェックインの際、ターンダウンの希望時間があれば事前に指定もできるし、後からPenChatで連絡してもらってもOKとのことでしたが、最初からこの状態だったら必要ないじゃんね?
幅120cm × 長さ203cmのゆったりとしたベッドに挟まれたサイドテーブルの上には、電話機、コントロールパネル、メモ帳、ご案内、テレビのリモコンと盛り沢山。この台の上には電源がなさそうだな?と思って引き出しを開けると、USBの差込口が2つとコンセントが1つに、スマホ用のワイヤレスチャージャーが。2人が同時に充電しながらスマホを操作するには、ここを開けっ放しにしておく必要がありますね。
コントロールパネルは機能が沢山。アラーム、空調、照明、カーテンの開閉、テレビの電源や音量、客室清掃の要否など全ての機能がここから操作できるようになっています。隣に電話もあるので、ベッドの中からほとんどのことができちゃいますね。
お部屋の紹介(リビングエリア編)
続いてはくつろぎのリビングエリア。お部屋に入ってすぐの弾かいでは、テレビが隠れた状態になっていました。この状態がデフォルトなのか否かは分かりませんが、それが理由でこうなってるのでは?と思える清掃状態の部分を見つけてしまいました。一休の宿泊レビューにコメントさせてもらったけど、ちょっと残念。
一番下のランクとは思えない広さなので、レースのカーテンが閉まっていても解放感があります。向かって真正面にテレビとソファー、右側にミニバーとダイニングテーブル、左側がライティングデスクと何となく縦長に機能が分割されている感じがありますね。
ソファーの背もたれ部分からテレビのほうを見るとこんな感じ。テレビの右下に備え付けのCD/DVDプレイヤーがあります。残念ながら、Blu-rayディスクは再生できない機種。プレイヤーの隣に端子類とコンセントがあったので、Fire TV Stickはここに…と思ったらHDMI端子がない!?
もしかしてプレイヤーに繋いであるから使えないとか?と思って確認してみると、テレビの裏側に接続可能なHDMI端子が伸びてるのを発見~!しかし、テレビががっつり固定で多少の角度を付けることもできないので、その線を取りだすのに一苦労…。そして、そんなテレビ裏はどうやら通常清掃の手順外らしく、白くて大きいホコリがもこもこ…。
ちょっとちょっと…と思いつつも嫌な気分はまとめて味わっておくか…と、手前に出てきたHDMI端子にFire TV Stickの配線&ホテルのWi-Fiに接続して、諸々の再生ができる環境整備を早めに終わらせました~。手が届かない箇所ならまだしも、普通に宿泊者が使うものが集まってる&使用する可能性のある備品付近だから、今後はもう少し頑張ってほしいです。
ガラステーブルの上にはマスクケース、アルコールハンドジェル、除菌シートが用意されていました。朝食を食べに行く際には部屋から持参しましたが、手ぶらで行ってもホールの方がご用意してくれている様子でした。
噂のエスプレッソマシンと冷蔵庫。南部鉄器の茶器と並んだ茶筒の中には緑茶とほうじ茶のティーバッグが2つずつ入っていました。冷蔵庫に入った飲み物は全部が瓶で手前の棚にはペニンシュラ名物のマンゴープリンも入っています。持参したものを冷やすには結構パズルしないとですが、フルボトルのワインは入りました。
引き出しにスナックとナッツと紙ナプキンとコースター。紙類はここにまとめているのかなぁと思いつつ、料金表はグラスとボトルが置いてあるところにスッと差し込んであって、微妙に見つけにくい。
ティーセットと茶葉とコーヒー、その他諸々。茶筒に入ったお茶は2つずつだったけど、引き出しに入っている紅茶とミントティーは1つずつ。コーヒーはパックを開けると2杯分。リクエストすれば追加してもらえるのかな?出した後のティーバッグを置ける受け皿があるのは良いですね。
見つけにくかったミニバーの料金表と、テレビに向かって左側のライティングデスク的なところに置かれていたルームサービスのドリンクメニュー。レストランでのアルコール提供を行っていないからか、はたまた通常運営でこれなのか、ワインなどの他にカクテルもオーダーできるようでした。
ライティングデスク的エリアの壁に埋め込まれていたインターネットラジオのスイッチと室温&外気温を確認できる温度計。摂氏と華氏の切り替えが可能なあたり、海外からの宿泊客を見込んだ設計なのが分かります。が、パーソナルファックスは今時どれくらいの割合で使われているのですかね??お部屋にある様々なアイテムの中でも、今の時代に最もリクエスト予約制に切り替えてしまっても問題なさそうなもの、ダントツの1位です。
最後はダイニングテーブルの上に置かれていた、ウェルカムギフト。柚子どら焼きと豆乳抹茶どら焼きの2種類でした。翌日に利用した地下1階のザ・ペニンシュラ ブティック&カフェでも取り扱いがありました。製造は長野県の和菓子屋さん。何かしら特別な所縁があるとかではなく、普通のOEM製造っぽかったな。ブティックで製造してる焼菓子だとコスト高いのでしょうか…。
お部屋が広い&物や設備がやたらと多い充実している分、細かいところが色々と気になってしまったのですが、広くて解放的なのでホテルだけどホテルじゃないみたいなリラックスした気分になれるので、総合的な居心地は良いです◎ 次回の記事ではバスルームとドレッシングルームを紹介します!