実質SIMフリーなiPadを購入したものの、外箱がゴールドで本体がシルバーという稀なものが送られてきて、ワタワタとしているうちにあっという間に出発日。
ひとまず、SIMカードをiPad miniに対応するサイズに切り取り、(まだ目を通していないと)説明書を貴重品と一緒に入れて自宅を出発しました。
「SIM IDを入力」?
空港でWi-Fiを拾って設定しようと思っていたので、プライオリティーパスが使える大韓航空のラウンジで遅い朝ごはんを食べながら説明書を開いてみると、アクティベーション手順の3つ目にこんなことが書かれているではないですか。
「お手持ちのSIMカードのSIM IDを入力し、プランを選択」と。
米印で「SIM IDはカードフレームに貼付しているシールに記載しております」と書かれてはいたのですが、もちろん切り抜いた後のフレームを持ってきているわけがなく…。
[caption width="580" id="attachment_10293" align="alignnone"] ラウンジのオレオにテンション上がってる場合じゃなかった![/caption]もしかして、カードの裏側に書かれてた数字も同じもの?という淡い期待がありましたが、すでに自宅でSIMを入れてきてしまったため、SIMピンも家にあるという状況。
困った時の「ぬいば活用!」
クリップは持ってきてないし、ラウンジに置かれている爪楊枝では無理…。
でもカードを取り出せれば何とかなるんじゃ?という時にふと思い出したのが、シンプルなバッグにアクセントとして久しぶりにつけてみようかなという気分になった、TDRのぬいぐるみバッジ!
試しに安全ピンを刺してみると…SIMトレイが出てきたー!
(なお、焦っていたため、その前に何度かケースの透明な部分に針をぶっ刺してました)
これで行けるんじゃ!と記載された数字をメモして、いざログイン!
……………………………できない!これじゃない!!ダメだ!!!
ですが、とりあえずぬいばがあるといざという時にSIMトレイが開けられることを学んだので、次回以降もひっそり手荷物に忍ばせる価値はあるのかなと思いました。
頼みの綱は「記憶」と「家族」!
SIMが本格的に必要になるのは、第一目的地に到着してからなので、それまでにできることを考えた結果が「家族にカードフレームに書かれた数字を教えてもらう」という方法。
捨てた記憶はなかったのと、カードをつけた後に残ったものをどこに置いていたのかは何となく覚えていたので、もし見つけられたら写真を添付してメールを送ってほしい旨を家族に伝えました。
運命のメールチェック
出発前からそんなことをやらかしつつ、飛行機は定刻で出発。数時間後に乗継地の北京に到着しました。
ネット環境を得るべく
5月にパリへ行った際と同じ経路だったので、戸惑わずスムーズにセキュリティチェックを抜けて、こちらもプライオリティーパスで利用できるエアチャイナのファーストクラスラウンジへ。
北京国際空港でのWi-Fi利用は専用の端末かSMSでpassを取得することでアクセスができるようになりますが、ラウンジに置かれていた端末の調子が悪かったのでカウンターの方に尋ねてみたところ、パスポートの番号をどこかに電話で伝えた後に4桁のパスワードを教えてもらえました。
iPadで接続できたので、メールをチェックしてみると…、父親から添付ファイル付きのメールが来てるー!
開くのに多少時間はかかりましたが、見紛うことなくSIM IDと書かれた13桁の数字がそこに!
いざチャージ!
次に乗る便までは、かなり長い時間がありましたがここまでの反省を活かして即設定の続きを開始!
今回の旅は主にMighty SIMにおけるZone 1のエリアでの通信となるのですが、データ使用量の目星がつけられないため、下から2番目の1GBで始めてみます。
利用開始は第一目的地に到着する日からにしていますが、果たしてうまいこと使いこなすことはできるのでしょうか…。
最後に
海外SIMを使う場合は早めの準備を!
特にできるかぎりの設定はあらかじめ終わらせてから出発しましょう!
当たり前のことすぎるので言わずもがなですが、ギリギリにしてしまうとこういうことが起こります!