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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

おジャ魔女世代が「魔女見習いをさがして」トークイベントで抱いた気持ち

先日、第32回東京国際映画祭の催しとして開催された、
「おジャ魔女どれみ」20周年記念イベント in TIFF 新作『魔女見習いをさがして』スペシャルトーク&旧作3作上映会に参加してきました。

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プレゼント付きのプレミアムシートで

今回のイベントは六本木ヒルズアリーナで入場無料・自由参加だったので、仕事が終わってから駆け付けて空席を探すつもりでいたのですが、ORICON NEWSのTwitterキャンペーンに当選したため、限定ポストカード付きのプレミアムシートにご招待いただきました!

この日は朝からあいにくの空模様。屋根はついているものの、屋外の会場ということで天候によっては中止または順延の可能性もあるということでしたが、イベント開催のタイミングには小雨になっており、無事に開催。

当日は現場入りしているオリコンニュースのスタッフの方から、現地の天候状況や開催見込みについてもDMにてご連絡をいただけたのは、非常に嬉しく&助かりました。本当にありがとうございます!

イベントのタイムスケジュール

17:30からスタートするイベントは、以下のようなスケジュールで実施されました。

  • 17:30 映画「おジャ魔女どれみ#(しゃーぷっ)」上映
  • 18:05 映画「も~っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ」上映
  • 18:40 「魔女見習いをさがして」スペシャルトークイベント
  • 19:25 「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」第12話「7人目の魔女見習い!~のんちゃんのないしょ~」上映

途中参加可能ということでしたが、特典のポストカード引き換えは18:30までとのことだったので、フレックスで早めに退社して18:00すぎに六本木駅に到着。受付で無事に特典を受け取って、招待者席として確保されている前方中央ブロックの前から3列目で着席し、「カエル石のひみつ」が上映中のタイミングから参加させていただきました。

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楽しみすぎて、トークショー前には一文字ずつ色を変えるという私にしては珍しく凝ったストーリーズを投稿してしまいました!ちょうど5人の色が揃ってるのナイスすぎる~。

「カエル石のひみつ」感想

さて、着席したのは途中からですが名作「カエル石のひみつ」を語らないわけにはいかないので、ちょっとお付き合い下さい。
この作品は「も~っと!おジャ魔女どれみ」の劇場版作品なんですが、東映アニメフェア的な同時上映の形で公開されたので、1本30分未満の短い作品です。

おジャ魔女どれみのTVシリーズは放送当時にほぼリアタイしていたのですが、今作を初めて見たのは大人になってから。山内重保監督、細田守監督の作品をオールナイトで観賞するイベントが出会いでした。

スクリーンを通して、久しぶりに出会うMAHO堂のみんなの姿を見るだけでも涙目になるのですが、おジャ魔女シリーズらしい「家族や友達との関係性」「自分たちで困難を解決しようとする姿勢」「強大な敵や派手な技がなくても心を打つ展開」「現実と非現実の境界線を忘れさせるリアリティ」が詰まっていて、知っている作品なのに最後はボロ泣き…。

招待者席には同世代と思われる女性の方々ばかりが座ってらっしゃったのですが、やはり上映中・上映後ともにすすり泣く音があちこちから…。ですよねぇ~;;

飛騨高山という実在する土地を舞台にしていることもあり、描かれている風景なども素晴らしいです。TVシリーズは見てたけど、この劇場版は記憶にないな…という方がいらっしゃったら、是非とも一度はご覧になってください。手元にはハンカチ(私はもうバスタオルが必要)をお忘れなく!

スペシャルすぎたトークショー

カエル石で思いっきり泣いて心が幼女に戻ったところで、ステージ上ではスペシャルトークイベントの準備がスタート。スタッフさんの手際がめちゃめちゃ良くて、心の準備が十分にできないままに今回のゲストの皆様が登壇されました。ゲストはこちらの5名!

  • 関 弘美(プロデューサー)
  • 佐藤 順一(監督)
  • 鎌谷 悠(監督)
  • 栗山 緑(脚本)
  • 馬越 嘉彦(キャラクターデザイン/総作画監督)

ひゃあああああ~!ご尊顔を拝見するのは初めての方々ばかりだけども、毎週のようにニチアサのオープニング曲と共にお名前を拝見していた方々が目の前に…。

特に関 弘美プロデューサーに関しては、おジャ魔女のみならずデジモンや金色のガッシュベルなどでもお世話になりまくった&どれみたちのクラスの担任、関先生の(名前の)モデルになった方ということで、マイクを持ってお話をする姿に小学校の担任の先生と20年ぶりに再会したみたいな感情が込み上がってきて、その時点で涙目になっていました。涙腺ゆるゆるだよ。

製作側が考える「おジャ魔女世代」

5人それぞれの自己紹介と簡単なコメントの後、20周年にあたって劇場版新作「魔女見習いをさがして」の製作を行うことになったきっかけや、意気込みなど。W監督のうちのお一人である鎌谷 悠さんはお若い方だなぁと思ったのですが、まさかのおジャ魔女はリアタイしてなかったとのこと!後から拝見した絵コンテ状態のワンシーンでは、そんなことを微塵も感じさせない「いつもの」雰囲気だったので、なおさら驚きました。

ちなみに関プロデューサー曰く、テレビシリーズが放映されていた当時はその時の3歳~8歳を対象に製作されていたそうで「(おジャ魔女世代は)一番年上の人だと28歳くらい、一番年下の人でも23歳くらいにはなっている」との発言が。

が!私の場合は作中のどれみたちと同世代だった妹がいたため、小学校高学年でしたが早起きをしてリアタイしてました。無印、#、も~っとは毎週、ドッカ~ン!は時々というペースでしたが、第4シリーズの最終回は自分が小学校を卒業する時の思い出と重ね合わせて、死ぬほど涙した記憶があります。*1

キャラクターデザインについて

そして、今回のイベントで初公表となった、今作におけるおジャ魔女たちのキャラクターデザインがスクリーンに。どれみ、はづき、あいこ、おんぷ、ももこ、ぽっぷの6人が魔女見習いの服を着て並んでいるだけのはずなのに、またしても泣きそうになるなど…。

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ほとんど当時のスタッフが再集結して作られている作品なので、デジモンアドベンチャーのテレビシリーズからTri.のような極端なキャラクターデザイン変更や声優変更がないというのが、とてつもない安心感。Tri.はね、本当にね、途中までは良かったと思ってたんだけどね。

ちなみに馬越さんによると、デザイン的には初期よりも「も~っと」の頃ぐらいのややデフォルメされて丸みを帯びたバランスになっているそうです。司会の方も食いついておられたのですが、確かにこうして見てみると、おでこがめちゃくちゃ広い!あいちゃんとか顔の半分以上を占めてる!笑

おんぷちゃんとももちゃんはあまり変化を感じない気がするのですが、どれみちゃんは目尻がやや下がり気味で表情が柔らかく、はづきちゃんは八の字眉毛ながらも位置が高めなのと丸目から若干スクエアっぽくなっているような。あいちゃんとぽっぷはおでこの面積ねw

「魔女見習いをさがして」の主人公たち

で、そんなおなじみの面々に続いて紹介されたのが「今作の主人公たち」のキャラクターデザインです。ん?ということは彼女たちが主役の物語ではないということね?と内心とてもドキドキし始めます。そうして発表されたのがこの3人の設定画。

うぉ!大人だ!というのが第一の素直な感想。ただし、この時点では作品の時間軸や世界観までは分かりません。そんな主役の発表の後は、3人の出会いのシーンを絵コンテ状態の動画で観賞という貴重な体験が待っていました。

着色済みの劇中での一コマが公式サイトで少し見られるのですが、その空気感はTVシリーズそのもの!ただし、彼女たちの位置付けはどれみたちがいる美空町が存在する世界ではなく「おジャ魔女どれみを見ていた人たち」が生きている世界なんです!

これが最初に書いた、関プロデューサーによる「おジャ魔女世代」に繋がってくるわけなんですが、当時の実際の対象年齢を考えられているので3人とも私より年下なんだなと思ったら少し寂しかったですw でも嬉しい!ノベライズで展開している「おジャ魔女どれみ16」のシリーズを広げるとかではなく、当時の作品を創り上げた方々が描く、全く新しい世界を軸にした新作が見られるんですよ!?生きてて良かった案件…。

出会いのシーン以外にも、いくつか貴重な絵コンテ動画を拝見することができたのですが、これが実際に本編になった時にどんな仕上がりになっているのか、とっても楽しみです。

ちなみに馬越さんが、ミレはおんぷとあいこ、ソラはどれみ、レイカははづきとももこを意識している(あくまでデザイン的な面で)とお話されていたので、これは外見と内面にギャップがあるやつかな?という推測なども勝手に進めております。

劇場版新作のストーリー

公式サイトの紹介文を引用します。

帰国子女で会社員のミレ(27)、教員志望の大学生のソラ(22)、フリーターのレイカ(20)
年齢も住む場所も悩みも…なにもかもが違う三人を引き合わせたのは―――魔法玉!?
不思議な巡り合わせで一緒に旅に出ることになった
まっすぐで、ちょっぴり不器用な彼女たちのニュー・マジカル・ストーリーが いま 始まる!

ということで「おジャ魔女どれみ」という作品を共通項に持つ、世代も境遇も異なる3人が一緒に旅に出ることで生まれる物語を描いてくれるとのこと。作中では「カエル石のひみつ」の舞台になった飛騨高山や、TVシリーズの修学旅行で訪れた京都など、実際の土地を訪れる構成になっているようなので、これは観賞後に聖地巡礼待ったなしのやつ!

自分と同世代のお友達はセラムンやCCさくらは通っていても、意外にもおジャ魔女は見てなかったという人も多いので、これに関しては一人で観に行くことになるのかなぁとも思っていますが、おそらく劇場で大号泣することになると思うのでそれが正解なような気はしています。

イベントでのお話を聞いてみて

どれみたちがそのまま主役のお話ではないというのには驚きもありましたが、今あらためて新作を作るにあたって、どのような展開にするかというのを練りに練った上で決まった設定ということで、はっきり言って期待以外の何の感情もありません。だって、あのシリーズに携わった方々が、またこうして再集結して下さっているんですもん。

あの頃とは違う時代になっているかもしれませんが、このおジャ魔女スタッフが多く集まって出来上がった「ハートキャッチプリキュア」シリーズでも感じたあの空気感が、再び引き継がれた作品になるのだろうと思っています。

まだ情報が少ない段階ですが、公開日が2020年5月15日という発表も今回のイベントで行われたので、その日に向けて徐々におジャ魔女20周年のムーブメントが盛り上がればいいな~!デジモンが思ってもいなかった方向に向かってしまっているので、こちらに救いを求めてるみたいなとこ、ある。

初見だった「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」第12話

トークショー終了後は再びスクリーンを使って過去作品を観賞する時間。「ナイショ」シリーズはOVAでの展開だったため、ちゃんとした記憶はないのですが主題歌だけは割とちゃんと覚えていたりします。ヲタカラした時に誰かが歌ってたのかな?

まさか、まだ公式サイトが存在しているとは、と思ったらFlash Player…うっ…。


【公式】おジャ魔女どれみナ・イ・ショ 第1話「波乱のサイクリング ~男の子のないしょ~」

東アニYoutubeの1話無料の一環で、これも見られるみたい。時系列としては第3シリーズ、小学5年生の頃のエピソードでオムニバス形式なんだそうです。

今回上映された第12話、これはもう言葉では語れないです。ナイショのシリーズ、全部見たくなってしまいました。これも会場内のあちらこちらから、すすり泣く声が止まらず…。

TVシリーズ、OVA、ドラマCD、ノベライズと様々な作品が生まれているので、全部を追い切れていないところではありますが、彼女たちと同じ時代に義務教育時代を送ったんだよなぁと考えると、あの頃の友達と久しぶりに顔を合わせるようなエモさで胸がいっぱいになるので、「魔女見習いをさがして」が公開されるまでの期間で、振り返りができる作品については見直してみようかな。

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「おジャ魔女どれみ」というシリーズを当時見ていなかった人たちはもちろん、そうじゃない人たちにも純粋に楽しんでもらえる作品になると仰っていたので、是非とも多くの人に足を運んでもらいたいです。ということで今後も今作に関して、色々と語る場面が増えてくるかもしれませんが、その時はどうぞ温かく見守っていただけましたら幸いです。

*1:あんなクラスの一員になりたかった