ヴィヴィアンのファミリーセールと、セーラームーン一番くじの交換お取り引きを終えて、その日に予定していたことが全て終わってから、上野駅へ。
お目当ては10月末まで期間限定で、上野駅前のビッグエコー内にあるアイリッシュパブの敷地を間借りしている、「大野屋氷室直営二号店」(通称:上野駅前店)という、かき氷のお店です。
お店を知ったきっかけ
都内のよく行くエリアで、あまりメディアなどで取り上げられていないかき氷のお店を探していた時に、「大野屋氷室」の本店で食べたかき氷の写真を見つけ、そこから本店のアカウントをフォローして行けるタイミングを伺っていたところ、2020/9/4~10/31に2号店がオープンするとのこと!
本店さんも行きやすそうな場所にありそうでしたが、二号店のほうがお店までの道のりが事前に分かっていたので、より入りやすくスペースも広そうなこちらにお邪魔してみました。
店頭にはグランドメニューと、大野屋本店を利用する場合の列の並び方についてのご案内が掲示されていました。幸い、この時は室内で待っている方が見当たらなかったので、そのままお店へ。店内に入ると数組の方が利用していましたが、すんなりと入店でき、好きな席を選んで座ってOKだったのでタイミング良かったです。
メニューとシステムについて
お店のインスタに投稿される日替わりメニューを日々眺めていたので、実はこっそり移動中にこの日の限定メニューも確認していたのですが、他のお店では体験したことのないシステムがあるので、まずは店頭のメニューリストをじっくり読み込みます。
まずこちらはグランドメニュー。左上から順番に…
- いちごミルク
- まっちゃミルク
- 生しぼりレモン
- くろみつきなこ
- すい
- しお
- フレッシュミルキー
7つの定番フレーバーは単品だと、どれも600円。
またトッピングとしては1種類100円で…
- 倍ミルク
- 倍レモン
- つぶあん
という3種類が用意されているとのこと。他ではあまり聞かないメニューもあるものの、ここまでは特にこれといって特殊なシステムでもないように思うのですが、季節限定メニューとグランドメニューの裏面を見てみると…。
「現金先払い制」は読んで字の如くなので迷うこともないですが、「もう一つ選べる小盛り2種」や「追い氷無料」「小盛り2種」など、他で体験したことのないシステムなので、注文するものを決める前によ~く読みました。
私がオーダーしたいと思っていた限定メニューのナガノパープルは、☆印の付いていないものから、もう1種類選ぶことができる小盛りのメニュー。日替わりの中で☆がないのはパンナメロンとレーズンミルクです。
メロンは少し苦手なのでレーズンミルクにしようかな~と思ったのですが、レギュラーメニューを改めて確認してみると、フレッシュミルキーは本店で提供していたものの復刻メニューで、一日の提供数に限りがあるとのこと。2種類食べることを考えた時に、ナガノパープルとレーズンで葡萄が被るよりは、それぞれ違った系統のものを食べてみることに!
オーダーしたもの
そんな『孤独のグルメ』のような自分との対話の末にオーダーしたのは「長野県東御市産直 高級ナガノパープル」と「フレッシュミルキー」の2種類の小盛りたち。オーダーの際に現金で1,200円をお支払い。その際に2種類のかき氷はどちらを先に提供するかの確認があります。そうか、ここまで考えておくべきなのか!
ひとまず今回は、食べたい気持ちが募った順番としてナガノパープル→フレッシュミルキーの順番で提供してもらうことにしました。お店の奥の方で氷を削っている音を聞きながら、しばらくするとスプーンやおしぼりと共にお盆に乗ったナガノパープルのかき氷が到着。
頂上部分にナガノパープルが丸ごと一粒。ピューレとシロップがかかっていて、スプーンで掬うところによって一つの品種でも違った楽しみ方ができそうな印象の一杯です。
斜め上からの写真だと、小盛りのサイズ感が伝わりにくそうだったので、横からも。硝子の器も涼しげです。大野屋氷室さんでは、こだわりの「生氷」を使ったかき氷を提供しているのですが、そんな氷を追い飯ならぬ「追い氷」として無料で追加してもらえるってすごいですよね。
どれくらい残しておくべきかな…と考えながら食べ進めていると、氷部分が終わったくらいのタイミングでお店の方から「そろそろ2杯目作りますか?」とお声掛けが。初めてで勝手が分からなかったので、「1杯目(ナガノパープル)の追い氷をしてみたいんですが、2杯目を食べ終わってからでも大丈夫ですか?」と確認してみると、「追い氷はいつでも好きなタイミングで大丈夫ですよ!ミルクとナガノパープルを合わせるのも美味しいと思います!」という心強いお言葉をいただけたので、まずはフレッシュミルキーのそのままの味を楽しむことに。
ということで、こちらがフレッシュミルキーの小盛り。見た目はかなりシンプルですが、氷の色とは違った白をまとっているのがお分かりいただけますでしょうか?
味は練乳のような濃厚な甘さではなく、牛乳そのものが持っている甘さを少し引き立たせた、みたいな優しい味わいです。
こちらも横から。色がついていないので、どれくらいかかっているか分かりにくいですが、ナガノパープル同様に氷を中心に食べ進めていくと、まだフレッシュミルキーとしての味わいが楽しめるだけの蜜が残るので、ここから追い氷タイムです。
あ、その前にフレッシュミルキーにナガノパープルちょいがけというのもやってみました。こんなの、美味しいに決まってますわなぁ!
初めての「追い氷」体験
追い氷をする際には、削りを行っているカウンターによそってほしい器を自分で持っていきます。他の方のかき氷を作っているタイミングや、これからお客さんに出すぞ!というタイミングを外して、ほど良い頃合いを見計らっての初追い氷です。
美しい…!氷の量は自分がストップと言うまで入れて下さいます!嬉しい!まだ慣れないので、ある程度の高さになったところでストップをかけてしまいましたが、ナガノパープルは残っている蜜が濃いめなので、もう少し多めに追っても良かったように思いました。今度はさっきと逆にフレッシュミルキーを少しかけて食べてみたり。
追いナガノパープルがほんの少しだけ残っているかな~という状態で、フレッシュミルキーも追い氷。ナガノパープルを追っている間くらいから、少しずつお客さん*1が増えてきたので、再度タイミングを見計らいつつ。
フレッシュミルキーは果汁たっぷりのナガノパープルと比べると淡泊なので、単独でおい氷をするよりは他の味を追った時の味変用として残しておくのが良いのかな?という印象でしたが、初めてにしては小盛りで組み合わせる2種類が大正解だったのでは?と自画自賛したくなる、相性の良さでした!
10月末までにまた行きます!
現在、本家と二号店の両方のInstagramをフォローしていますが、どちらも日替わりが毎日美味しそうで飛んでいきたくなってしまう!職場が上野だったら、仕事帰りにもギリギリ滑りこめるかな?という感じですが、移動時間を考えるとどうしても土日になってしまいそう…。
ですが、期間限定ではあるものの、まだ1か月以上は上野駅前店の営業が行われるということで、また週末のちょっとしたタイミングに、ここでしか食べられないかき氷を味わいに行きたいなと思います。氷で冷えた身体を温めてくれる、ラーメンの美味しいお店も界隈には多いですしね。笑
四代目大野屋氷室 直営2号店 (かき氷 / 京成上野駅、上野御徒町駅、上野広小路駅)
昼総合点★★★★☆ 4.2
*1:元からの常連さんが多かった雰囲気