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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【デジモンアドベンチャー:】第3話「そしてデジタルワールドへ」無印世代アラサーOLの感想

2020年4月5日(日)よりフジテレビ系列で放送が開始した『デジモンアドベンチャー:』の感想を綴っていくシリーズです。

前回の内容はこちらから。第3話にして、ようやくデジタルワールドの存在が明らかにされました。そして、オメガモンの扱いは一体…。

スタッフとあらすじの比較

:第3話「そしてデジタルワールドへ」

2020/04/19 放送
脚本:冨岡淳広 絵コンテ:三塚雅人 演出:ひろしまひでき 作画監督:北野幸広 美術:木下了香 


デジモンアドベンチャー: 第3話予告 「そしてデジタルワールドへ」

オメガモンの両肩には太一とヤマトが立っていた。アルゴモン究極体はオメガモンを攻撃するが、オメガモンはビクともせずに圧倒、ついに究極体を倒す。しかしなおもミサイルはとまらない。太一とヤマトはミサイルの軌道をかえるべく、オメガモンとともにデジヴァイスに力を込めた。

オメガモンはその光を剣の一閃とともにネットワーク空間に放ち、ミサイルの軌道を変えることに成功する。ところがミサイルは上空で爆発、その衝撃で太一とヤマトはネットワーク空間から弾き出されてしまう。太一は駅にいた光子郎のもとに戻っていた。

わずか30秒間の貴重な予告編の中で、太一が持っているデジヴァイスに知識の紋章が映るという演出から、これは何か新しい展開が期待できるのでは!?と思っていたのですが、普通に光子郎との通信を意味していただけでした。テントモンに早く会わせてくれ~。

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TLでは毎週同じようなメンバーがリアタイしているので、それぞれの反応を見ながらリメイク版を見るのが数少ない楽しみにしていることなんですが、第3話の前半はみんな全体的に虚無だったのが印象的でした。ワレワレハ ナニヲ ミセラレテ イルノダ…。

無印第3話「蒼き狼! ガルルモン」

脚本:吉田玲子 演出:川田武範  作画監督:出口としお  美術:飯島由樹子

元の世界に戻る手がかりを探して歩き始めた太一たち。途中ヤマトはなにかとタケルを気づかうが、タケルはむしろ放任主義で行動的な太一の方になびいていまう。

タケルに悪気がないことを知りながらも、イライラをつのらせるヤマト。一行は湖のほとりに停車した無人電車でキャンプすることになったが、兄としての立場に焦りを覚えるヤマトはついにささいなことで太一とつかみ合いのケンカを起こしてしまう。その場は空に収められたものの、自己嫌悪を感じたヤマトは寝静まった無人電車をひとり抜け出した。

自らの心を落ち着けるようにハーモニカを奏でるヤマト。 「……いい音色だね」  そんなヤマトにガブモンがそっと寄り添う。静かな夜に、ヤマトのハーモニカがいつまでも優しく響き続けた。

しかし平和なひとときを打ち破るように突然湖が波立ち、岸の一部が浮島になって電車ごと沖に引きずられ始めた。島の一部に同化していたシードラモンのしっぽを太一が誤って刺激して、シードラモンを眠りから覚まさせてしまったのだ。

湖の中央に引き出され、身動きが取れないままシードラモンの攻撃を受ける太一たち。そして湖に落ちたタケルを助けようとしたヤマトがシードラモンに捕らえられてしまう。シードラモンに巻き付かれ、湖に引きずり込まれそうになるヤマト。身代わりになったヤマトを助けようとタケルは必死で助けを求めるが、誰にもどうすることもできない。

「もうヤマトの吹くハーモニカが聞けないなんて……あの優しい音色が聞けないなんて……!」  ヤマトのハーモニカを握り締めるガブモン。次の瞬間、ガブモンの体が白い光に包まれた。 「ガブモン進化!ガルルモン!」

光の中から美しい狼の姿に進化したガルルモンが現れる。すばやい動きで翻弄し、鋭い毛皮でシードラモンを切り裂くガルルモン。必殺のフォックスファイアーはシードラモンの吐く氷を圧倒し、完全な勝利を収めたのだった。

こうして慌ただしい一日が去り、一行はようやく安らかなひとときを得た。疲れ果てて眠る仲間から少し離れてハーモニカを吹くヤマト。 「今度、ぼくにもハーモニカ教えてね」 「ああ……」

目を覚ましたタケルの言葉にヤマトは朝日の中で優しくうなずいた。

はい、今回もあらすじという名のストーリー全紹介です。やっぱりガブモンの存在について一切触れないまま、オメガモンを出した罪は大きいなというのを改めてガルルモン進化回を振り返ると強く感じます。

このあらすじ比較、ストーリー展開があまりに違いすぎているので続けていく意味ないかなぁ…と思っていたら、まさかの第4話でどちらもバードラモンのエピソードになるということで、突然繋がり始めました。

キャリアの長いタケルの安定感

3話にて、ようやく初めての台詞がついたのが潘めぐみさん演じる高石タケル。今回のリメイク版における選ばれし子どもたちの中では唯一の続投*1キャストです。そのため、オリジナル版のタケルにかなり近い!

デジモンアドベンチャー - PSP

デジモンアドベンチャー - PSP

  • 発売日: 2013/01/17
  • メディア: Video Game
 

当時、これをプレイするためだけにPSP買ったんですけど、それまでポケモンぐらいしかRPGゲームをやったことがなかった私には、攻略本があってもハードルが高くてあんまり遊びつくせてませんw

ここまで登場した選ばれし子どもたちは、あまり前任者に寄せることは考えずに声を入れてるんだなぁと思っていたので、タケルだけ若干の時空の歪みを感じます。いや、これは喜ばしいことなんですけどね!早くパタモンとセットで聞きたい。

随分とイメージチェンジした空が初登場

めちゃくちゃあっさり終わったサマーキャンプにて初登場した、選ばれし子どもたちの一人である竹ノ内空。キャンプ用の帽子を被っていること、また1学年下の光子郎の同級生女子たちからも慕われているということで、なんかちょっとボーイッシュな要素の入った姉御っぽい第一印象でしたね。

デジモン無印大好きであり、TDRのヲタクだった私としましては、当時の空役を担当していた水谷優子さんが、ミニーマウスとして「愛情」を司るポジションでショーに出演しているのを観た時はめちゃくちゃ泣きましたよね。もう聞けない声だからこそ、どんな方が演じられても、という踏ん切りがついているのが太一と空とピッコロモンとデビモン。

太一や光子郎の居住地やヤマトが島根にいることなどを考えると、無印の彼らとは育ってきた環境も違うのだろうと考えられますが、果たして空は華道の家元の娘という縛りから解放されているのだろうか…。

大切なことは光子郎が教えてくれた

ちょっと気になっていた、初回から第3話までの時間経過ですが、どうやら現実世界にいた光子郎いわく、ほんの1時間程度のことらしいんですわ。そんな、そんな短時間に、オメガモンを…と思うと震えが止まりませんね。何してくれてんだ。

ちなみに今回の放送で最も頷けたのは、実際に起こった事実と世界各地で報道されているトラブルの内容が異なっていることに対して「ニュースの裏の裏を調べるのは大切です」といったようなことを言っていた、光子郎のセリフです。ウィキッドにおけるエルファバの存在もそうだけど、必ずしも大きな声で発言されていることが全て正しいとは限らない、ですよね。これはシリーズ後半の鍵になるんじゃなかろうか。

デジタルワールド≠ネットワークの世界

なんか気が付いたらオメガモンがアルゴモンを倒してしまっていた感がある前半パートでしたが、ひと段落したっぽいところに新たな黒い影がうごめいていました。前回の感想でも「なんでこんなにオメガモンを安売りするの?」ということについては熱を持って語らせていただきましたが、こうなると『公式は02までのあれこれをリメイク版でやりたがっているのではないか?』という説が濃厚になってきました。

だって、どう考えたってあの影がそのまま、ってことはないでしょ。パワーアップして帰ってきちゃって、最強と信じられているオメガモンでも歯が立たなくて、絶望の淵に…という流れ以外に考えられないでしょ。

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ということで、今週は映画『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』を観ました。tri.と絆とリメイク版の1~3話を知ってから初めてのディアボロモンだったので、こんな面白かったっけ???と思いながら、純粋に楽しんでしまいました。02は02組じゃなくて成長した無印組がいいんだよねぇ~*2

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エンドロールの全員集合カットが、どうしてこうなったん?っていうくらいにゆるい絵だったので、せっかくだし載せます。こういう部分を覚えていないあたり、やはり『ぼくらのウォーゲーム』を再生した回数と比べて、ディアボロモンを観てないんだなぁと思いました。

話は戻りますが、デジモンアドベンチャーの世界においては大きく3つの世界軸があると思っています。一つは現実世界、もう一つはデジタルワールド、そしてそのどちらでもないネットワークの世界。ウォーゲームやディアボロモンの逆襲で通信回線を経由して選ばれし子どもたちが向かった世界がこれですね。ウォーゲームの時は意図的に向かったわけではなく、アグモンとグレイモンとの気持ちがシンクロしたことによって入り込んでいたみたいですが。

リメイク版の1~3話でこれらの3つの世界がそれぞれ登場したということになりますが、これからしばらくはデジタルワールドが話の主軸になってくるはず。そしてあんまり小出しにしても仕方がないから、後半のいい感じのところor劇場版?あたりまでネットワークの世界の話は引っ張るんじゃないかなぁ…というのが現時点での私の勝手な推測です。

デジタルワールドでの冒険は6人スタート?

今回、朝から焼いたクレープを食べながらという雑な環境で見ていたのでリアタイ時には気付きませんでしたが、現実世界からデジタルワールドへの移動を示しているシーンにおいて、6つの光が画面の中にきらめいていることから、今作においてデジタルワールドでの冒険は6人の子供たちから始まるのではないか、と噂されています。

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撮影が雑で、我が家の窓から入ってきた外光が反射してたり、色味に統一感がなかったりですみませんw 次回予告では太一、空、光子郎の姿が確認できたので3人ずつ2組に分かれた状態からのスタートなのかな?

ヒカリが留守番組になるのは確定だと思うのですが、あと1人は誰なんだろう?というのは意見が分かれそうな気がします。私の予想ではヤマトが今回の6人には入らずに単独行動、というか島根でインターネットに接続できるPCがないk…おっと、これはウォーゲームの時間軸での話でした。

まぁ、自分の知らないところで離れて暮らす弟のタケルがデジタルワールドに来ていて、心配性の兄っぷりを発揮するヤマト、というのを見てみたいだけなのですが。ヒカリの他に誰かがいないとなると、すでに自分のパートナーデジモンとの出会いを済ませているヤマトを後から出すのが無難なのかなぁということでのチョイスです。

第4話の放送日が未定に

ということで、やっとデジタルワールドでの冒険が始まるのかと思った矢先に今後の放送が延期になるというお知らせ。こればかりは仕方がないことですが、そこで再放送するのは鬼太郎なんだ…という複雑な気持ち。野沢雅子さん縛りだというのなら、テイマーズやっとけば良くない?←

また、この放送延期が決定したことに伴ってか、歴代のデジモンシリーズの劇場版がバンダイチャンネルにて週替わりで無料配信されることが発表されました。我が家は劇場版のBD-BOXとTVシリーズのDVD-BOXがあるので、いつでも好きな時に口直しできる状況にあるのですが、懐かしいシリーズを久しぶりに見たいという古のファンには嬉しい配慮ですね!

で、この過去作を見た上で現在のTVシリーズを視聴し続ける人がどれくらいの割合になるのかなぁというのが、とっても気になります!!!ひとまず、1~3話を見たみんなは、ウォーゲームとディアボロモンを見てくれよな!!!!!

*1:PSPのゲーム版から

*2:とかいうと過激派っぽいですね