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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

アルゼンチンのW杯優勝に便乗して、衝動的にフエギアの香水を買ってしまった

表面的な部分だけを考えれば、単純に楽しいことだらけすぎだった今週末。そんな2日間を経てから月曜日の私は、どういうわけだかいつにもなく後ろ向きな気持ちから抜け出せないでいた。

自分の感情だけで解決できることなら抑え込むこともできるけど、考えれば考えるほど深みに嵌って、どうしたいのかの答えも出せず、一向に霧が晴れないなぁと思っていたら、じわじわと涙と鼻水の放出が始まった。仕事中なのに。しかも在宅じゃなく、職場なのに。

幸い、私が働いている部署は他部署の人が通りかかったりする機会がほとんどなく、チームは2名体制なので仕事に集中してれば話しかけたりかけられたりすることもなく、1人2台ずつのモニターを通して向かい合うように座っている。そのため、顔を見られて余計な心配をかけたりすることがなかったので、マスクの下で鼻にティッシュを詰め、垂れ流れてくるものを堰き止めながら、どうにかこうにか自分のタスクを片付けていた。

何をされたでも言われたでもなく、でも自分の中で答えを探そうとすると、見えてくる結果は単純なものではなく、それが頭の中で絡まりまくっていたんだろうなというのが、少し時間が経って落ち着いてきたからこそ、分かってきた気がしている。

そんなコンディションだった2022年12月19日 月曜日。ちょっと血迷ってたことや色々なことが重なっていたことが相まって、そんな予定は一切なかったというのに、うっかり仕事帰りにとある場所まで足を運んでしまった。目的地はグランドハイアット東京にある、フレグランスブランド「フエギア 1833」の六本木店である。

朝、目が覚めてTwitterを開いてTLでW杯の結果を見た時点では「あ、アルゼンチン買ったんだ。フエギアのセール、現実になるんだなぁ。」ぐらいにしか思っていなかったのに、思いがけず初フエギアしちゃう未来が待ってるんですから、分からないもんですね。

港区で開催されているPayPayの還元キャンペーン

職場からアクセスしやすく、立地も既に頭に入っており、ビルで共通のポイントアプリを持っているのはGINZA SIXに入っている銀座店。なのですが、今月から来年2月末まで開催されている、PayPayの「みな得ポイント還元キャンペーン」で六本木店が対象店舗として参加しており、1会計につき3,000ポイント/1か月につき7,000ポイントまで、最大20%が還元されると聞きまして。

会社の最寄り駅から六本木駅までのアクセスは少し微妙なのですが、店舗までの移動でルート検索してみると、乃木坂駅から徒歩で直接向かうことで、少し遠回りして六本木駅から移動するよりも早く到着できるとの結果が。それなら、どちらの店舗に行くにも東京メトロの初乗り運賃内だし、もし行くなら六本木かなぁというところまで、ちょっと気持ちが傾いていました。

この日の心持ちを変えてくれる香りに出会いたくて

冒頭で述べた通り、この日の私は気分が落ちていて、いつもだったらサクッと頭を切り替えて前を向けるのに、どういうわけか全くそれができず…。そんなコンディションの中、隙間時間に「フエギア」でパブサして、各店でのお迎え報告を見ていたら『これも何かのご縁だし、現時点で検討している候補は何もなかったけど、だからこそ今日のこのどうしようもない気分を一掃してくれる1本を迎え入れちゃうか~』という感情が、いつの間にやら膨れ上がっておりまして。

とはいえ、方向性を一切決めずに片っ端から香りを確認するには、フエギアのラインナップはあまりに多すぎるので、事前にある程度の絞り込みをした上で、いつもより少しだけ早めに仕事を切り上げて、グランドハイアット東京を目指してみようということに。

候補になった香りとその選抜理由

流石に全種類の詳細を確認するだけのゆとりはなかったので、主体となる香りがフローラルもしくはシトラス、フルーツ系のものを中心に、コンセプトや素材の組み合わせを確認。その中で方向性や販売額*1を含めて詳しい情報を調べながら、試香したい香りを6つに絞り込みました。

アクア マグノリアーナ Aqua Magnoliana

Agua Magnoliana – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Magnolia
Dominant note : Jasmine
Sub Dominant : Sandalwood

マグノリア大好き、ジャスミンも好き、最近気になるサンダルウッドと間違いないであろう要素が揃い踏み。そしてフエギアのフローラルといえばの定番さんと聞いていたので。これに関してはおそらく、そもそも好きな香りのはずなのでこの日じゃなくてもいつか迎え入れそうだなと思っていたところがある。

クルス デル スール Cruz del Sur

Cruz del Sur – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Tuberose
Dominant note : Oud
Sub Dominant : Sandalwood

ホワイトフローラル属なチュベローズに最近気になるウードとサンダルウッドという構成。それに加えて、「南十字星」を意味する名称と『夜になるとチュベローズのような夜行性の花がコンパスになってくれる』というコンセプトが、心の赴く方向性が分からなくなっているような状態の時に、助けになってくれそうで候補に入れました。

ロサ デ ロス ビエントス Rosa de los Vientos

Rosa de los Vientos – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Rose
Dominant note : Sandalwood
Sub Dominant : Amber

3つ目にもサンダルウッド。ローズはこれまでの手持ちにほとんどいなかったけど、Diorのオンラインでノベルティ欲しさにお買い物した時にお迎えしたラコルノワールのボディローションが良い感じだったので。どちらかというと、こちらは素材よりもコンセプト。

大航海時代の冒険家は目指す海の凶暴さに立ち向かう覚悟を胸に船を漕ぎだした。航海のたびに携えたのがコンパスローズ(羅針図)。この香りは彼らの勇敢な精神を称え、ウッドとローズの刺激的ノートで構成される。

クルス デル スールと同じく、行き先を決める上での支えになってくれそうな要素に惹かれてのチョイスでした。

フンボルト Humboldt

Humboldt – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Bergamot
Dominant note : Passion Fruit
Sub Dominant : Tangerine

パッションフルーツ大好き芸人で、毎年ふるさと納税やらメルカリで農家さんから直接やらで、あの独特の酸味と甘みの両方を好んでいるのですが、香水としてその要素が含んだものは未だ持っておらず。フエギアには他にも「ンブクルジャー」という牛乳とパッションフルーツのデザートを連想させるグルマン系の香りもあるものの、そちらは候補に入れず、故にどんな香りなのかも確認せずw ベルガモット大好きなので、そこに惹かれたというのもあります。

エントレ リオス Entre Ríos

Entre Ríos – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Bergamot
Dominant note : Rosewood
Sub Dominant : Lemon

フンボルトの後にベルガモット繋がりで商品ページを開いてみたもの。

時間とは出来事が次々と過ぎていく河のようなもの。一つの終わりが次の始まりとなることもある。目を凝らして見ると、周囲はいつも自然に満ち、柑橘系の泉で生き返らせてくれる。

このコンセプトも、新しい視点を持てそうな雰囲気があっていいなぁと感じました。テキスタイルスプレーでも展開している香りなので、そちらの在庫があれば香水ではなくそちらをお迎えするのも考えていました。が、六本木店には在庫なしでした。

クエントス デ ラ セルバ Cuentos de la Selva

Cuentos de la Selva – FUEGUIA 1833 Japan Online

Tonic note : Bergamot
Dominant note : Benzoin
Sub Dominant : Melissa

こちらもベルガモット繋がりから見つけた&前向きな気持ちにリセットしてくれそうなコンセプトに興味を持ったもの。

子供の心に宿るマジカルな場所。そこには心を落ち着かせるベンゾインと偽りのないメリッサの愛らしい香りが満ち、「やってみれば何だってできる」と再び信じられるようになる。

店頭へは気になる香りを紙にメモして持ち込み、順番にフラスコで試香させてもらったのですが、記憶が確かであればクエントス デ ラ セルバは6種類の中で最後に試香したもので、入店順が来て候補として決めてたものを順に用意してくれたお店の方が、ムエットで出して下さったもの、だったと思います。

最終的に迎え入れたのは…

この中から当初の方向性として決めていた、この日のどうにも気持ちが沈んでしまう気分な時に、直感で選ぼうと思っていた末にお迎えしたのは、ベルガモットとパッションフルーツ、そしてタンジェリンの組み合わせで、ガツンとした柑橘の苦味にハッとさせられた気がした「フンボルト」でした。

フエギア「フンボルト」100ml

で、そんなイレギュラーな気分に対する相性で選ぶんだから、本当だったら30mlで迎え入れたかったわけですが在庫がなく、でも第一印象で脳に訴えかけてきたのはこの香りなんだよなぁ…ということで、初フエギアでその日の突発的な衝動で選んでいるにも関わらず、いきなりの100ml。我ながら、やっちまってる~!

そして、2種類くらいはお迎えしたいと思っていて、もう1本はさすがに30mlでと思っていたのですが*2、フンボルトと共に試香した5種類からは決められそうになかったので、試香してもしなくてもその時の自分次第の香り方になり、他のアイテムとのレイヤリングにも活用できる、ムスカロフェロジェイの30mlも追加で。

フエギア「ムスカロフェロジェイ」30ml

Muskara Phero J. – FUEGUIA 1833 Japan Online

フェロジェイの30mlはすぐなくなっちゃうと思いますけど大丈夫ですか?と確認されましたが、まぁ他にも在庫いっぱいあって毎日使うわけでもないので、入門としてここから始めてみたいなぁと。

ムスカロフェロジェイはPayPayでお支払い

フェロジェイはPayPayで、フンボルトはカードでと2会計に分けていただきました。30mlの定価、税込23,100円が20%オフで18,480円、その支払いをPayPayでしたことによって3,000ポイントが還元されるので、実質15,480円…。この日にしかできないとはいえ、合わせ技が凄すぎるな…。

衝動的すぎたけど、気持ちは切り替えられた

そんなこんなで、18:20頃に入店待ちの列に並び始めてから、19:40頃にお買い物を終えた、アルゼンチンのW杯優勝に伴う1日限りのキャンペーンに乗っかって、フエギアでの初めてのお買い物は完了。正直、私を案内してくれた方は当日利用した人の中でもあまり評判が良くなかった*3方だったような気がするのですが、この日の私は新たな提案があっても悩みに悩んで決められなくなるだけだったので、パッと嗅いでパッと決めてサクッと購入、みたいな考えすぎない買い物ができたことを考えると、その温度感がちょうど良かったです。まぁ、普通に選ぶ時だったら違う方に接客してもらいたいと思ったのは否めないw

六本木店でのお買い物の記念に

けやき坂のイルミネーションやカルティエのツリー前は人が多いのと持ってるものを明るく撮るのが難しそうだったので、東京タワーを背景に撮れそうな場所にてお買い物記念の1枚を撮影して、六本木にお別れ。

フランスVSアルゼンチン

帰りの電車で座っていたら、偶然にも目の前に立った女性がゲランの紙袋を持っていて「こ、これはフランスVSアルゼンチンの図じゃないか~」ということで、こっそりと被写体にさせていただいちゃいました。

思いがけないきっかけと自分自身のメンタル状態から、この年の瀬にそれなりのお買い物をすることになってしまいましたが、後悔はしていません。むしろ、港区のPayPayキャンペーンは2月末まで開催されていて、毎月7,000ポイントまでバックされるということは、この後また新たな香りを迎え入れたいとなった時には、また六本木店を再訪すれば定価よりはお得に買えてしまうではないか…とか考えてしまっているので、重症です。

次に店舗を訪れる時には、具体的な銘柄を決めずに求める香りの方向性だけをお伝えして、色々な香りを提案してもらうような体験から選んでみたいなと思っているので、興味を持ったお友達がいたら、いつでも誘って下さい!積極的に同行します! 

 

*1:同じサイズでもモノによって価格が全然違うため

*2:チャージし忘れたので30mlを1本購入するくらいしかPayPayの残高が入ってなかったのもあって

*3:所謂「塩対応」とでも言いますか