発売当初、すでに現品も買っていたSHISEIDOの「ピコ」シリーズですが、Twitterで行われていたフォトコレクションキャンペーンにて、「東京の朝」をイメージしたネイルカラーとリップ&チークカラーのそれぞれ3色、計6点セットのプレゼントに当選しました!
2020年のラインナップの中でも特に欲しかったネイルカラー、写真左の「夜明けの虹」は発売当初に購入済みでしたが、早々に完売した色なので嬉しい~!!
ということで「東京の朝」をテーマにしたネイルとリップの合計6点について、レビューしていきたいと思います。
2020年のコンセプトについて
まず最初にSHISEIDO ピコについての紹介から。2018年に初登場した、ミニサイズのカラーアイテムブランドで、毎年数量限定でリリースされています。2020年のテーマは「東京の24時間にインスパイアされた、リップとネイルエナメルが各9種類、全18種類登場。
2020年のコレクションは3月に「夜明けの虹」と「夜桜の下で」を購入し、手持ちのアイテムと合わせて紫ネイルに挑戦してみました。今回は実際にセルフネイルで使ってみた写真はありませんが、どんな色合いのアイテムなのかという点を中心に紹介していきたいと思います。
東京の朝をイメージしたネイルカラー
まず、ネイルカラーの3色から。時系列順に色名と印象について、それぞれ紹介していきたいと思います。
6:11 夜明けの虹 01
今回頂いた中で、唯一の購入済みカラーがこちら。薄紫のベースカラーに多色ラメが入っています。ラメの大きさも均一ではなく、やや反射するようなものが入っているので手元がキラキラと華やかになるのがお気に入りです。
とっても好きなラベンダーカラーだし、夜明けの虹ってZIP!っぽいし、Four Tops時代のかざぽんのメンカラはおそらく紫ということになっていたはずなので、絶対に買わないといけないやつ!というのが購入に至った理由でした。
8:50 皇居ラン 02
続いては自分から進んで手に取ることはなかったかもな~という、スポーティーさを感じるイエロー系のネイル。皇居ランナーのスポーツウェアが発想元なのかな?8:50のランって*1それなりに太陽が上がっているので汗もかきそうだなぁ…などと膨らむ妄想。
ラメやパールなどはなく、シアーな発色。蛍光ペンの黄色が手に付いてしまった時のような、レモンイエローな雰囲気です。一度塗りだと透け感があるので、しっかり黄色の存在感を出したい時には重ね塗りが必須かな。単色で全部の指に塗ると、かなりの存在感になると思うので、他の色と組み合わせるorネイルシールを貼る時のベースカラーとして使うと、シールの絵柄が映えそうな気がしました。使い方は難しそうですが、嫌いじゃないです。ペディキュアにするのも良さそう。
11:40 ひこうき雲 03
「夜明けの虹」と「夜桜の下で」を購入した時に、もう一色追加するかどうか悩んだのが、このカラー。お迎えしなかった理由は、他に使いかけの水色のポリッシュが多数あることを思い出したからなのですが、プレゼントしていただいたということであれば、ありがたく使うしかないですよね。
写真で実物の色を再現するのが最も難しかったのが、この色。水色の中に偏光ブルーがチラついている、儚げなカラーです。これは単色塗りしても上品に仕上がりそうだし、ネイルシールとの組み合わせでも活躍しそうな予感。今後の季節を考えると、海や水辺をテーマにしたものや、紫陽花っぽいカラーリングのネイルをする時にちょうど良い塩梅が出せそうな気がします。
東京の朝をイメージしたリップグロス
続いて、こちらも同じく「東京の朝」の時間帯をイメージした3つのリップグロス。ムースのような柔らかなテクスチャーで、塗り方によってセミマットな仕上がりにも艶のある印象にも変化します。
また特徴的なのが、リップとしてだけではなくチークとしても使用できるというところ。マルチな使い方ができるコスメだと、一つの用途で合わなかった場合にも、別の用途で使ってみると自分にも合う色合いだった、ということがあるのが嬉しいですよね。
5:42 甘い余韻
この時間で「甘い余韻」ってどういうことかな?と深掘りしてしまいたくなるネーミング。だって、下手したら太陽が上がる前だったりするんじゃないでしょうか。ベビーピンクなので、あまり化粧をしているように見えないというのも、この名前の由来なのかもしれないなぁという気になってきました。
7:25 朝靄と街
ラベンダーで気になるけど、イエベ春には鬼門なやつかな…と思って手を出さないで置いたのが、こちらのカラー。リップとして使うのであればニュアンスチェンジに、チークとして使うのであれば、透明感を出したい時の重ね使いをした時に、その効力が発揮できそうな気がします。
10:12 桜とダンス
春にリリースされるシリーズということで、朝のパートにも桜の名前が入ったものが出てきました。見るからに青みなピンクで、これ大丈夫か?とちょっと心配になるやつです。リップとして使うのであれば、上から黄み系のグロスを重ねるorオレンジ系のティントの上から塗るのが妥当なのかなぁ…。
スウォッチしてみた
リップグロスは手の甲でスウォッチしてみました。左から順番に、甘い余韻、朝靄と街、桜とダンスです。パッケージも小さいですが、容器の口も小さいので量の調節をしやすいのが、ピコのリップの特徴の一つだと思います。
この状態から、それぞれ縦に伸ばしてみたものが次の写真です。桜とダンスはピンクの発色がしっかり分かりますが、その他の2色は写真だと色付きがほとんど確認できず、ラメが伸びたなぁと感じるぐらいです。ということは、重ね使いしても元の色にあまり影響させずに使うことができるということにもなりますね。
この写真だと、甘い余韻と朝靄と街の発色がほとんど分からないので、マクロレンズで寄ってみました。先に言っておきますと、手元に寄った時にどう頑張ってもレンズの影が生まれてしまうため、肝心の部分がやや暗めになった写真になってしまっています。


ということで、左が甘い余韻、右が朝靄と街のラメに寄ってみた写真です。自分で並べてみても、どっちがどっちだったっけ?ってなったので非常に分かりにくいかと思いますが、甘い余韻はゴールドっぽくも見えるピンクラメ、朝靄と街には青ラメを含めた多色ラメが入っている…っぽく見えました、私には。どちらも発色は弱いのでチークというよりハイライトとして活用できそうな感じですね。
ネイルもリップも、単品使用よりは他のアイテムと組み合わせて使うことで、その実力を発揮できそうなものが多いので、日頃のレギュラーメイクに時々取り入れながら、気分転換ができればいいなと思った次第です。
*1:季節にもよるけど