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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【ホテルニューグランド】期待以上の眺望で楽しませてくれたタワー館スタンダードツインの客室

2023年3月に有休を取った金曜日から土曜日にかけて、ホテルニューグランドのタワー館に宿泊してきました。プランに含まれていたレストラン券と、一休.comのダイヤモンド会員の特典で付いてきたレストラン券で館内1階のレストランを利用した話は先出ししたので、今回は利用した客室について。

素泊まり×3,000円分のレストラン券×23%分のポイント還元だったので、ポイント即時利用で1室2名利用が1.8万円を切るという、春休みの始まりにかかる頃合いとは思えないリーズナブルさでした。ここ最近、都市部のホテルが従来の価格帯に戻り、かつ諸々の理由で値上げになっているのと夏のピーク時期ということもあって、まだ半年も経っていない頃の話ですが、そんな価格だったなんて信じられないですね…。

お部屋までのアプローチ

本館とタワー館で共通のフロントでチェックインをして、客室へ向かいます。2つの棟は隣接している、かつタワー館のエレベーターはフロントのすぐ近くなので、別館であるということは意識しなければ気が付かないくらいに利便性が高いです。

これまでに別館のあるホテルに泊まった時と比べると、京王プラザホテルの南館も建物自体はほとんど繋がっているものの、チェックインカウンターから客室へ向かうエレベーターまでの距離がそれなりにあったので、「本館ではないところに泊まるんだな」という印象が残ったので、そういったことは感じずに部屋に向かえると思います。

「ホテルニューグランド」タワー館のエレベーター

とてつもない明るさで扉が開いた瞬間に目を見張ったタワー館のエレベーター内部。正面が大きな鏡、ドアの部分も柄が入った鏡面仕上げなのでなるべく自分が写り込まないようにスマホの位置を気にしながら撮影した記憶があります。

「ホテルニューグランド」タワー館のエレベーター

明るいし眩しい!タワー館の一部客室リニューアルについてお知らせが掲載されていたのが2019年1月ということで、令和には突入していないものの割と最近みたいなのですが、エレベーターは以前のスタイルを引き継いでいるのかな?という印象を受けますね。

「ホテルニューグランド」タワー館のルームキー

ちなみにタワー館のルームキーがこちら。日本のクラシックホテルに選出されていることもあってか、カードキーではなく実際に鍵穴に挿してドアノブを回すタイプのドアでした。

タワー館スタンダードツインの客室

それではスタンダードツインの客室へ入っていきましょう。アサインされたのは18階建てのタワー館における12階のお部屋。建物としての高層階グループには入らない気がしますが、周りに高い建物が少ないので眺望は十分すぎるほどでした。

「ホテルニューグランド」タワー館12階のフロアマップ

ワンフロアがコンパクトですが、エレベーターホールから近く、エレベーター自体も3基あるので、中華街周辺に散策しに行くのにもストレスを感じることなく利用できました。客室の窓は山手側でしたが、この図の右が海側に向いた客室なので、何も期待していなかった割には部屋から「横浜っぽい風景」を臨むことができてラッキー◎

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツインの客室:ドアを開けた時に見える光景

部屋のドアを開けて最初に見えてくる光景はこんな感じ。左側にあるクローゼットが全面鏡張りなので、32㎡という実際の大きさ以上に広々とした印象を受けます。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:クローゼット

ドアを開けてすぐのクローゼット。全身鏡2枚分のサイズ感なので、収納力はバッチリ。ここには置かれていませんでしたが、ホテルの出入口では長傘を貸出しているので、朝粥を食べに出かけるのに雨が降っていた際は、ベルデスクの方にお声がけして傘をお借りしました。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ミニバーエリア
「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ティーセットたち
「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:無料のミネラルウォーター
「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:冷蔵庫の中

ミニバー周辺とティーセット、冷蔵庫の中やミネラルウォーターはこんな感じ。デフォルトでドリンクが入っている冷蔵庫と対面するのは結構久しぶりだったように思います。マルエフだけ持参したもので、それ以外のお酒やジュースなどは全て予め入っていたので結構ギチギチです。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ベッド周辺の全体像

それでは、もう少し先へ進んでいきましょう。ツインベッドとその周辺はこんな印象です。暖色系の寝具でぬくもりがあるのと、入室した時点で外の景色を眺めるような向きで配置された、窓際の椅子とテーブルのセットが気になりますが、実際の眺望については後ほど改めて。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ベッド側からの景色

2台のベッドの間から正面を向くと、真正面に鏡、窓側の少し低めのキャビネットの上にテレビという並び方で配置されています。それぞれのベッドに並んでゴロゴロしながらテレビを見るのにはちょっと向いてない位置関係なのと、テレビの向きを調整する範囲が限られていたので、窓際のテーブル席を使ってテレビを見るにも少し角度調整が難しかった気がしています。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ライティングテーブルの中

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:パジャマのセット

ライティングデスクと左側のキャビネットの中身はこんな感じ。パジャマはワンピースタイプだったかな?

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:リクエストしていたBlu-rayプレイヤー

セクゾちゃんのドーム&アリーナコンの円盤上映会をやるために、備品として貸出している旨が記載されていたBlu-rayプレイヤーのリクエストを予約時に行っていました。SONY製のプレイヤーはホテル1899東京の客室にデフォルト設置されている機種と同じものかなと思われます。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:ベッドサイドテーブル

ベッドサイドテーブルと各種スイッチ類。客室の電話機はプッシュ式だけどダイヤル式の黒電話のような輝きで逆に新鮮。充電タップはコンセントでもUSBでも充電可能でした。枕元の照明はダイヤルとボタン式で僅かにレトロ感ありといったところ。

バスルームとアメニティ

バス・トイレは独立ではありませんが、洗面台は別というスタイル。2人で泊まっていて洗面とトイレ・バスが全て一緒になっていると、どちらかの入浴中に水回りが全く使えないというパターンになることが多いですが、この形式だとそうなるのをどうにか回避することは可能ですね。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:洗面台

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:アメニティとドライヤー

アメニティはホテルオリジナルの香りでフェニックスのロゴが入っているもの。ドライヤーはそんなアメニティのパッケージに合わせたネイビーのSALONIAでした。柚子とカモミールの香りのオリジナルアメニティということで、宿泊した際のシャンプー類は持ち込んだサンプルパウチを消費したものの、ボディミルクだけはお持ち帰りしてその香りを後から自宅で楽しませていただきました。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:洗面台のグラス

洗面台のグラスはプラ蓋付き。袋に入っているところや伏せて置かれているところ、紙蓋付きのところに遭遇する確率が高い気がしているので、プラ蓋でコースターなしというのは下手すると初めましてかもしれません。ここで使うコップで何かを飲むことはないので、そこまで神経質になることもないのですが、こういう細かなところでそのホテルがどれくらい真剣に環境問題に向き合っているかの傾向が伝わってくるような気が個人的にはしています。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:トイレとバスタブ

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:トイレの上に置かれていたのは…

バスタブとトイレ、トイレの上に置かれていたサニタリーバッグと吸着便座シートです。消毒用アルコールが客室に置かれているパターンは見かけますが、便座シートの用意があったホテルは完全に初めて!ウォシュレット付きで保温機能もある便座なので、座った時にひんやりしてしまうから…とかでもなさそうだったので、かなりの意外性でした。

12階からの眺望

それでは最後にお部屋からの眺望について。ホテルニューグランドのタワー館スタンダードフロアには「ベイビューハリウッドツイン」「ベイビューコーナーダブル」「スタンダードツイン」「スタンダードトリプル」「ユニバーサルデザイン」の客室が存在しています。今回予約していたのはスタンダードツインの客室のため、眺望については全く期待していなかったわけですが…。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:正面に見えるマリンタワー

一通りの撮影を終えて、カーテンを開けた瞬間に目の前に現れたのがこの景色!マリンタワーがほぼ真正面に位置しています。そして山手方面を向いた客室の中でも海に近い部屋ということで、窓に近づいて斜め方向を見てみると…。

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:部屋の窓からの眺望

「ホテルニューグランド」タワー館スタンダードツイン:客室からの眺望

ほころび始めた山下公園の桜や、ベイブリッジやガンダムファクトリーヨコハマの様子まで見える!お天気があまり芳しくなかったのと、夜は鑑賞会で盛り上がりすぎて窓の外を見ることなんて忘れてしまったので(眺望の良さが元も子もないw)、夜景がどんな感じで見えるのかは確認できなかったのですが、スタンダードルームでも運が良ければ横浜らしい風景を楽しめるのと、マリンタワーについてはある程度の階数以上であればスタンダードルームから十分に拝めるのではないかと感じました。

チェックアウトが11:00だったので、朝のんびり型の私たちとしてはもう少しゆっくりしたかった気持ちもありましたが、ほど良いサイズ感と都心部からのアクセスしやすさ、周辺の観光スポットの充実っぷりなどを考えると、利便性が高く初めての横浜中華街エリア観光にも、日常の延長線上にあるホテルステイのどちらにも適したホテルなのかなと思った、1泊2日の滞在でした。