クラブラウンジ付きのお部屋を予約する際、クチコミや宿泊された方のブログを読んで、事前に「今度ここのラウンジ使ってみたいな~」と事前に詳細を把握しているパターンが多いのですが、プルマン東京田町のエグゼクティブラウンジについては、他のホテルと比べて新しいこともあって、そういった情報はあまり見つけられず…。
しかし、実際に利用してみると「もしかして、あまり人には教えたくないと思ったから、口外しない人が多かったのでは?」と思えるくらいに、とても快適な時間を過ごすことができ、2021年に利用したクラブラウンジの中でも上位のサービスだったと感じています。
エグゼクティブラウンジへのアクセス
プルマン東京田町のエグゼクティブラウンジは9階にあります。このフロアには宿泊者用が無料で利用できるフィットネスジムもあります。エレベーターを降りると、右手側に無機質な黒い扉が。実はこれこそがエグゼクティブラウンジの入口です。主張してなくて大人~!
ルームキーをかざすと扉は自動で開きます。ラウンジ内に入るとまずスタッフの方が座るような受付のカウンターが目に入りましたが、この時点では誰もいらっしゃらず。ちなみに私が宿泊した期間はチェックイン・チェックアウトの手続きは2階のフロントで行うことになっていました。エグゼクティブラウンジを担当する方は、こちらでのおもてなしに集中、という感じだったのでそれはそれで良かったと思っています。
カクテルタイムのドリンクが想像以上の充実!
先客は3~4組ほどで、すでに料理やお酒が並んだテーブルで寛いでいたので、撮影するなら今がチャンスでは?ということで、自分の席を探すよりも先にドリンクコーナーの写真を撮ってしまうことに。
ビールは樽から自分で注ぐこともできれば、冷蔵庫内の瓶ビールを飲むことも可能。ラウンジで自由に飲めるジンとしてタンカレーが置かれてるの、珍しすぎません?日本だと特にビーフィーター率がめちゃくちゃ高いイメージ。紅茶はお部屋と同じルピシアもあれば、Dilnahも種類豊富に揃っていました。
ワインはスパークリング、ロゼスパークリング、白、赤が用意されていました。スパークリングの中で2種類の選択肢があるとは思っていなかった!このあたりで奥から外国人男性のスタッフの方が登場。部屋番号の確認後、好きな席を使ってくださいというのと、ドリンク用意するので何にしますか?とのことだったので、この流れにのってロゼのスパークリングをお願いしました。ワインの隣にはチーズたちも。
炭酸水はウィルキンソンもペリエも好きな方を選択可。お部屋の冷蔵庫と同じく烏龍茶やお水も瓶に入ったものが並んでいました。エコだし、持ち出し防止にもなるので非常に良いと思います。フルーツジュースや小瓶に入った牛乳もあるので、カクテルを作るのにも良さそう。ジンジャーエール、トニックウォーター、コーラにノンアルコールビール、シードル、カールスバーグ瓶、プレモル瓶、スムージーと、コーヒーマシーンなども含めると、選択肢が多すぎて!
カクテルタイムの軽食とスタッフの方の心遣い
撮影後、気になるスナックをお皿に取ってソファとローテーブルの席へ。スタッフの方がロゼスパークリングをご用意してくださいました。カクテルタイムはスナックとは別にプレートでアペタイザーを提供するスタイルでした。
「同行者の人は?」と尋ねられたので、少し遅れているのでカクテルタイムには間に合わないかも…とお伝えすると、「それなら一人分はキープしておくから、到着したら教えてね。20時を過ぎてても大丈夫だよ!あと、スイーツタイムにラウンジ利用してなかったから、小さなケーキとかも出せるけど、別のお皿で用意する?」とのこと!
ホテルの規模がコンパクトで、エグゼクティブラウンジを利用する客室数が少ないからこそなのかもしれないですが、まさか全く前評判を聞いていなかったプルマン東京田町で、こんなに細やかなホスピタリティを体験できるとは!
こちらがアペタイザーの盛り合わせ。勝手に冷菜のみだと思ってたんですが、温かいお料理も!手前のグラタンと、右奥の黒い塊(ゼッポレというイタリアの揚げパンのようなもの)が、特にラウンジでの軽食とは思えなくて美味しかった~。他は帆立のカルパッチョと稲荷ずし、前菜盛り合わせによくいるやつ(名前失念w)というラインナップでした。
ロゼのスパークリングを2杯飲んだ後、白にチェンジ。確か、おかわりの確認をされた際に赤ワインを…と伝えたはずが白が来た、って感じだったんですが、どちらでも合うからいいや~ということで白を美味しくいただいた、の図だったかと思います。チーズの種類が多かったから、いずれにしてもワインが進みますね。
こちらはお仕事帰りのあさちゃん合流後、同時に出してもらったデザートの盛り合わせ。右下のパンプキンケーキが特に美味しくて、翌日のスイーツタイムに再び並んでいたのを見つけて、リピートしてしまいました。お酒は樽仕込みの梅酒かウイスキーのロックのどちらかだったかな…。
早い時間にはラウンジの利用ができなかったという履歴を踏まえて、その時に提供可能なサービスを提案していただけた、というのがガチガチのマニュアルサービスになりがちな日本のホテルでは滅多に味わえないので、非常に印象に残りました。
ひとまず、初日のカクテルタイムについてはこんなところです。金曜ということもあってか、利用する人数も少なく落ち着いていて、有意義な週末を過ごせているな~と実感できる時間になりました。