『偽義経冥界歌』のライブビューイングが開催された3月19日(木)に、予定より少し早めに帰ることができたので、ライビュ前の腹ごしらえで日比谷シャンテに行ってきました。リボンフライングするゴジラさん、17時すぎでもまだ外が明るく拡大した新聞記事と一緒に写真を撮ることができました。
通常、シャンテのレストランフロアは23時まで営業しているので、ライビュ後にごはんするつもりでいたのですが、この時はコロナウイルスの感染拡大防止策として、レストランフロアの営業時間が19時まで(!)とされていたため*1、鑑賞前に食べることに。
TOHOシネマズ日比谷が入っている「東京ミッドタウン日比谷」と「日比谷シャンテ」を結ぶ、地下の連絡通路のところにも写真付きメニューの一覧が。期間中に行ってみたいと思っていたお店が2つあったので、どちらにしようか考えながらレストランフロアへ向かいました。
『Endless SHOCK』勝手に応援メニューについて
こちらは日比谷シャンテのレストランやカフェが『Endless SHOCK』を応援するコラボメニューを提供するという企画。残念なことに帝劇での公演そのものは今月いっぱい休止ということが発表されていますが、こちらのコラボメニュー提供は引き続き行っているようです。
私が覚えている範囲だと、レミゼの新演出版が上演されるのに合わせてキャンペーンをやります!と言っていたのが、周辺劇場とのコラボメニュー企画の走りだったような気がするのですが、今回もなかなかユニークなネーミングのメニューが各店舗から提供されています。
“ミュージカル『レ・ミゼラブル』×日比谷シャンテ”のコラボレーションキャンペーン開催が決定!パネル展やコラボメニュー、“ABCカフェ”など企画盛りだくさんです!http://t.co/1bPGj8EOsw pic.twitter.com/kQ84kg24Cb
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2013年3月19日
ちなみに自分の過去ツイを遡ってみたところ、レミゼのコラボメニューでは「ああ無情ラーメン」「司教様の銀の釜飯膳」みたいな、作品をちゃんと知ってる人が考えたっぽいな…という抱腹絶倒な名を冠したメニューがあったようです。
ということで、過去のコラボを思い出してみると比較的落ち着いた名前のものが多いのですが、その中でも気になったのが日比谷別亭 花旬庵の「僕らがいる大地で育ったシャモ親子丼(日本の伝統的な東京しゃもと和たまご使用)」と梅梅の「赤い月がそっと揺れるトマト担々麺」でした。歌詞を取り入れてるやつに弱いw
オーダーしたもの
ネーミングセンスとTOHOシネマズ日比谷の半券サービス内容から、花旬庵が第一希望だったのですが、コラボメニューの提供数が限られており、この日の分は終了している旨が店頭に提示されていたので、第二希望だった梅梅へ。ちょうど17時になったぐらいで他にお客さんもいなかったので、好きな席に座らせていただき「赤い月がそっと揺れるトマト担々麺」をオーダーしました。
通常、注文の後にはメニューを一旦下げられてしまうのが一般的ですが、こちらでは「メニューどうしますか?」と聞いていただいたこともあって、応援メニューの台紙だけは手元に残してもらいました。顧客のニーズがよく分かっていらっしゃる…。
「湯むきしたトマトを丸ごと1個入れた白ごまベースの担々麺」ということで、担々麺としては非常に優しい味わいに分類される一杯。具は湯むき丸ごとトマトとパクチー、葱、白胡麻、牛挽肉です。それぞれの主張が強そうな素材たちですが、白胡麻が個々の存在感をマイルドにしてくれているのか、想像よりもケンカせずにうまく手と手を取っている感がありました。
トマトは本当にシンプルに湯むきしたものが丸々1個のってます。柔らかいので箸で2つに割れました。辛いもの好きとしては、このトマトに辛いペーストが注入してあって味変になる…とかだと嬉しかったのですが、特に味付けなどはしてないのでシンプルにトマト。そのため、これを割って崩してスープと混ぜると普通のトマトラーメンになります。パクチーは彩りとしてなんだと思いますが、素材の組み合わせとしては水菜や青梗菜のほうが相性が良い気がしなくもない。
あと、2月末から美味しいお店のラーメンばかりを食べてきたので、麺だけで食べた時に「美味しい!」と感じられない麺だったのが、ちょっとしょんぼり。ラーメン屋さんじゃないことを考えると致し方ないかもしれないけど、最近カップ麺やインスタントラーメンでも美味しい麺に当たり続けていたので、飲食店で提供される麺でこのレベルのものを引いてしまったことが少しショックでした。あれ、もしかしてSHOCKだけに?そういう狙い?(やめなさい)
お店とキャンペーンの情報
最後に店舗情報をまとめておきます。日比谷シャンテ地下2階、レストランフロアのシアタークリエ側にあります。以前はベトナム料理のお店がありましたね。懐かしい。
お店の公式サイトを見ていたところ、かつてオーダーすっぽかされた上にお詫びの一言もなかったという、良くない思い出しか残っていない赤坂のDラゴンRッドRバーと同じ系列店でした。そりゃ、麺に期待しちゃいけないね…。
前に一度利用した時も、レギュラーのグランドメニューから担々麺を頼んだ気がするので、麺料理以外の実力がどうなのかというのを把握できていないのですが、味はともかくスタッフの方の対応は非常に気持ち良かったです。
勝手に応援メニューの提供、ならびに過去スポーツ新聞の誌面が掲示されているパネル展は、いずれも3/31までの開催と1週間を切っていますが、Endless SHOCKの本編を観られなくなってしまった状況ながらも、館内で過去演目のものも含めて楽曲が流れていたりと、世界観を感じられる空間にはなっているので、過去の思い出に浸りたい方にも、20周年に思いを馳せたい方にもおすすめです。
この日は1階と地下2階のパネルをサーッと見るぐらいしかできていないので、かざぽんが出演していた2003年、2004年の記事を展示終了までにあらためて探しに行ってみようかなと思います。
梅梅 日比谷シャンテ (中華料理 / 日比谷駅、有楽町駅、銀座駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
*1:3/20からは21時までの営業に変わりました