バンクーバー国際空港に到着
初っ端から往路のフライトが遅延するというトラブルに見舞われたが、太平洋を横断する長時間フライトの末、ようやくバンクーバー国際空港に到着。
機内を出ると少しひんやりとしたカナダの空気が出迎えてくれた。
脳内を流れるBGMは"Oh, Canada"である。
空港は巨大なギャラリー
入国審査に向かうまでの吹き抜けになったような広い場所では、カナダの民族的な文化を感じさせるような滝とオブジェをが迎えてくれた。
出国時に散策をしたフロアや、空港と市街を結ぶスカイリンクという電車の乗り場に向かう通路なども例外ではない。単なる空の便の玄関口としてだけではなく、国の伝統や文化に触れるきっかけを与える場として空港を活用している様子を垣間見ることができた。
1つ1つが結構な大きさなので迫力がある。こういった展示物と記念撮影をしている人も多く、そういった1枚が後にカナダで過ごした思い出の1つとして残ることを考えると、空港における有効な土地の使用方法であると思える。
「スカイトレイン」で市内へ
空港からの移動はトランスリンク社が運営する「スカイトレイン」という名の電車で市内へと移動する。電車以外にもバスやフェリーの運営も同社が行っているため、同じ乗車券で乗り降りや乗り換えが可能である。
カナダライン乗って宿泊地最寄りまでいくー (^o^) #にあみっこ旅 pic.twitter.com/ijHegRo9qS
— micco* (@lotuseater8295) January 31, 2015
空港にある駅のホームは1つだけだがスカイトレインにはいくつか行き先の異なる路線が到着あるため、利用する際には目的地までの経路をしっかりと確認したうえで乗車したい。
今回はバンクーバー国際空港から乗り換えなしで移動できる[イエールタウン・ラウンドハウス駅]が目的地だったが、始発駅ということもあり座席の確保も容易だったため、車窓からの風景を楽しみながら移動することができた。
この旅行における「自宅」へ
周囲の景色や乗り降りする乗客の雰囲気を感じているうちに、目的の駅に到着。ここからは地図を見ながら、スーツケースを引っ張り街の中を歩く。
坂が多く段差もある街のため最初にたどり着くまでは少し苦労したが、この先にはこれから数日間の拠点となる「家」が待っていた。
旅の拠点と対面する
写真には写っていないが、キッチンには一通りの調理道具や食器類が揃っているため食材さえ用意すれば自炊が可能である。
Airbnbで今回の宿泊先を選ぶにあたり、投稿された写真と大体の立地を目安にして決定したが、思っていた以上に快適な生活ができそうな部屋である。カウンターがあるため「ここで一杯やらねば…」という義務感を覚えたが、それは後日しっかりと達成することになる。
部屋にはこのような暖炉もあったが使用方法が分からなかったため、通常のエアコンを使用した。
後日宿泊するヴィクトリアのホテルロビーにも同様に暖炉があり、こちらではポピュラーな暖房器具なのだということを現地に来て初めて知ることができた。
今回借りることになったのはイェールタウンのとあるコンドミニアムの1室だったが、それなりの高さがある階の部屋だったため室内からの眺めもなかなかのものだった。
簡単に荷ほどきをして外に出られる準備ができたところで、早速この街のことを知るために少し散策をしてみることにした。