imagical pleajous

世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

ちょっとパンドラ行ってきた -IMAXシアターで『アバター 3Dリマスター』を観た話-

先日、5月に『ぼくサバ』こと『ぼくらのサバイバルウォーズ』ぶりに、久しぶりの映画館へ行ってきました。最後に映画館で映画を見たの、いつの何だっけ?とカレンダーのアプリを遡ってみて、映画館に行くより劇場に行く方が年間の回数が多い、ということ気付くという。

しかも、すごくライトな気持ちで見に行ったのと、内容が内容だけに「映画を観に行った」という体験とは、またちょっとベクトルが違った気がするな、ぼくサバは。まぁいいか。

劇場に足を運んだ理由

そんな映画館離れが進んでいる私が、単にスケジュールだけではなく、上映される劇場のスペックも気にした上で観てみたいと思ったのが、9/23(金)から10/6(木)までの期間限定で劇場公開された『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』です。

2009年に公開され、全世界での歴代興行収入の1位でもある『アバター』*1ですが、公開された当時の私は全くもって興味がなく、劇場での観賞は経験がありませんでした。多分、初めて観たのはアメリカはフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドを訪れる前。

アニマルキングダムのアバターエリアオープン前の様子

とはいえ、まだアトラクションどころかエリアも完成していない段階で、その観賞環境もどこかの国際線の機内とかだったので、何となく面白かったという感想ではあったものの、そこまで世界観にどっぷりと浸ったわけでもなく。

とんでもない円安ドル高時代の真っ最中ということもあって、次にフロリダに行けるのなんていつよ?という感じですが、やはりDヲタな風間担としては単なるWDW旅行としてだけではなく、アナザースカイで訪れていた地を巡っての再現写真とか撮ったりしたい気持ちがあるわけで。だとしたら、次の渡米前に13年の時を経てリマスターされたバージョンが見られるうちに…というのが、劇場に足を運ぶことにしたきっかけでした。あと、年内に13年ぶりの新作公開を控えているというのも気になって。13年ぶりって、BLEACHのアニメ再開よりも長い時間開いてるじゃんって。

IMAXシアターを選んでみて

私がこのリマスター上映の開催に気付いたのは、終了まで4日を切った日曜の夜。ということで平日の仕事終わりに行けて、かつ160分越えの上映終了後にちゃんと帰れる劇場を選ばなければなりませんでしたが、その課題は無事にクリア。サービスデーで通常よりは少しだけお安くなる日の予約開始に合わせて、とあるIMAXシアターの見やすそうな席をキープ!

IMAXシアターでの『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』

IMAXでの映画鑑賞は、記憶している限りだと『アリス・イン・ワンダーランド2』が最後だったはず。なので、IMAX専用の3Dメガネもチケットと一緒に購入です。3D上映で見るにあたって、やっぱりできる限り没入感を味わえるスクリーンがいいなと思っていたので、IMAXのシアターで観賞したのは正解でした。

観賞後の感想

※なるべくネタバレしないように気を付けますが、さらっと内容に触れることを書くかもしれないので、ここから先はご注意ください

目の前の席に座ったおばはんが、遅れて入場してくるわ、自分の前じゃなく通路に荷物置くわ、コンビニおにぎり食べだす(作品にアンマッチな海苔の香りが漂ってきた)わで、あれこれ揃いまくりのク○客だったのですが、それはさておき。

まず最初に声を大にして言いたくなったのは、「アニマルキングダムにパンドラを作った意味、分かる!」です。13年前の作品とは思えない内容や発想、ストーリー展開なども素晴らしかったのですが、ヲタであることが『アバター』という作品との繋がりのきっかけだった私にとっては、それが一番!

アニマルキングダムのシンボル、ツリーオブライフ

アニマルキングダムという、ウォルト・ディズニー・ワールド内にあるテーマパークのシンボルは「ツリー・オブ・ライフ」という、大きな木*2。だからこそ、一族の象徴として生活を共にしている「木」を特別な存在としているナヴィたちの世界を、テーマパークの中に取り込むのだとしたら、ここ以外になかったんだなと、すごく腑に落ちて、スッキリしました。

IMAX3Dによって見えた世界

テーマパークで体験する3Dアトラクションの場合、どうしても「飛び出る」ことをウリにしがちなのですが、IMAX3D上映を通して体験したパンドラの世界で印象的だったのは「奥行き」でした。木々が茂った森の奥で動きを見せる得体の知れない生物の気配や、宙を浮く谷から風を切って滑空する体験などが、深度のある世界として自分の目に入ってくるので、「スクリーンに投影された映像を見ている」のではなく「目の前にその世界が実在している」と言いますか。

アニマルキングダムでのアトラクションを体験していないため、映像の鮮明度やスクリーンの大きさなどについては比較できないのですが、4Dではなく3Dの上映だというのに、音圧で感じる振動などで動きも発生しているかのような体験だったので、とにかく2,200円(サービスデーだったので)で味わえるのは安すぎる!と感じた160分弱でした。

映画鑑賞の価値観が変わった

作品にもよりけりですが、今回の『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』をIMAXシアターで観賞して思ったのは、「よりリアルに作品の世界に入り込みたい実写作品の選択肢にIMAX3Dがあれば、その投影方法で観られる劇場を最優先しよう」ということ。まぁ、私の映画を見る頻度というのは冒頭でも書いたように、観劇する回数よりも少ないんじゃないかというレベルなんで。だったら、その1回の体験に妥協しないことによって、より満足感が得られるんじゃない?という話です。

予告で観たブラックパンサーの続編も、僅かな時間なのに鳥肌立ったもんなぁ。まぁMCUは追い切れていないし、多分追い付けないので行かない気しかしないですが…w

アニマルキングダム:ツリーオブライフ

いやしかし、50周年のアニバーサリーと言われても、そんなに行きたい気持ちに着火しなかったはずなのに、軽めの「日帰りパンドラ」みたいな体験しちゃったら、俄然アニキンに行きたくなってしまいましたね。日程的にも予算的にも簡単には行けないので、ひとまずこの衝動を抑えるためにも2020/2/29に放送された、風間俊介さんがゲストの『アナザースカイ』を見ようかな!

以上、久しぶりすぎる映画レポで締め方が分からなくなってしまった、にあぽんでした!最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!

*1:今回のタイトルに「ジェームズ・キャメロン」入ってくるの、ちょっと笑っちゃったw

*2:のオブジェクト