imagical pleajous

世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

2000年7月公開の「ジュブナイル」を2020年7月に観ることの意義

今日は仕事帰りに神保町シアターで『ジュブナイル』を見てきました。そう、若かりし香取慎吾くんが眼鏡で、細身で、眼鏡で、主題歌が山下達郎で、慎吾くんが眼鏡のアレです。テトが可愛い、あれ。

f:id:imagical:20200717222530j:image

当日券で整理番号順に入場の自由席ということだったので、昼休みにサクッと最終回のチケットを買いにいってみたところ1桁台で入れました。

いやー、当時の思い出としてはフジテレビの土日の午後に推し番組をめちゃくちゃ放送してたり、映画の公式サイトに焼肉を上手に焼いてポイント稼ぐフラッシュゲームがあったり、っていう印象ばっかり強くて、実は本編の全てを覚えてるってわけじゃなかったんですよね。でも、当時とてつもなく「好き!」って思ってたことを覚えていて。

今回、上映が行われるというニュースを見た時に「絶対行こう!」と思っていたのですが、実際に足を運んでみて会場に置いてあった当時ポスターを見て、公開されたのが今からちょうど20年前、2000年の7月だったことを知りました。

さて、本編。いや、あのね、当時の自分たちにとっては当たり前にそこにあったものたちが、祐介の子供部屋にいっぱい詰まっていて、それだけで泣きそうになっちゃう。コロコロコミックやサルゲッチュや劇場版ポケットモンスター『ルギア爆誕』のポスターとかが、まさにそれ。『20世紀少年』で描かれていたケンヂたちの子供時代がその世代の人たちに懐かしく思えたのが痛いくらいに分かる。だって、私もそこにいたもん、って思えてくるから。

PHSを持たせてもらってる子はいるけど、まだインターネットが当たり前にある世の中ではなかった頃の話。これは大好きな『ぼくらのウォーゲーム』にも通ずるものがあって、思わず心の中で「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん」と呟いちゃってました。島根じゃないけど。

テトが来た理由、テトが誕生するまでの経緯、それらが明らかになるのが「2020年」ということで時間軸がテロップで表示された瞬間が、また堪らなくてですね…。公開日の7/15ではなかったものの、その日にかなり近い日程でこの作品と久しぶりに再会できたのは、ちょうど昨日今日の忙しさで嫌なモードの入口に立ちそうだった私にとって、非常に良い時間になりました。そうだよね、2000年から2020年ってそれくらい時間が経つってことなんだよね、うん。

結局、今もリメイクされたデジモンは毎週欠かさず見てるし*1、去年は『ミュウツーの逆襲』が、今年はセーラームーンもおジャ魔女も新作映画が予定されているので、現実世界の方がそれだけの時間が経ったという事実を感じさせなかったりするわけだけど、確かに20年前にはあんな感じで夏休みを過ごしていた自分がいたんだよな。

あーーーーー!!好き!!!私あの時代に子供で良かった!!!!インターネットが特別なものという時代から始まって、時間をかけて少しずつ理解していけたからこその今だなぁとも思えた名作、それがジュブナイルです。

*1:ミミちゃん回の感想書かなきゃ!!