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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

再演も円盤化もない気しかしない『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』5/10(水)夜公演の感想

行きました、新橋演舞場。ハセジュンが出てた頃の滝沢歌舞伎やZERO初年度、ジャニーズ主催公演以外で入ったことはありましたが、Jr.情報局の自名義で入るのは初めてです。

俺たちのBANG! ポスター

公演開始の2日前くらいに近くのホテルラウンジでお茶する予定を入れてたので、予約時刻までの隙間時間に見に行ったところ、既に外ポスターが準備済みで撮影するにはもってこいの状態でした。

「タイトル未定」の時間が長すぎた本作

松竹座でのスプパラ(結局行けずに終わった)初日で、新橋演舞場での少年忍者による単独舞台が決まったことが発表され…ましたが、発表があった2月時点はもとより、チケット当落が出た3月になっても「タイトル未定」のままw

このネーミングで乗り切るってことはないよね??と不安にさせられるくらいに引っ張られたので、無事に『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』というタイトルがついてホッとしました。

『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』

まだパンフの全てに目を通せてないけど、おそらく本当にスレスレのスケジュール感で色んなことが動いていたのだろうなと思える節が本編のあちこちから感じられたので、忘れないうちに記録に残しておこうかなと思いまして。

ネタバレを含む雑記

※ここから先は『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』の本編ネタバレを含みます。自分の目で見るまで内容知りたくないんだよ~という方は、適当にスクロールして後半の画像だけ見てってください。

 

 

 

まず最初に言わせてもらいたいのは「解散」というデリケートな話題について、よくここまで広げることに決めましたね…ということ。今作はEndless SHOCKの冒頭が「堂本光一」の挨拶から始まるように、「川﨑皇輝」の挨拶から舵を切る物語なのですが、ストーリーの性質上、そのまま本人たちのフルネームで『俺たちのBANG!!!』というフィクションのストーリーが進んでいくので、明らかな切替ポイントみたいなものがなくて、架空の話と分かっていながらも不安になる気持ちが抑えきれなくなるなぁと。

私が今現在、応援(掛け持ち)しているジャニーズ事務所のタレントは複数名いて、少年忍者以外はベテラン側*1なので、ある程度は俯瞰から見てられたんですけど、単推しだったり掛け持ち先が掛け持ち先だったりしたら、あのストーリーはすごく落ちるというか、何度も繰り返しなぞりたいものではないかなと思ってしまいました。そういうのもあって、Twitterにはあんまり感想を書けず。

『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』チケットとロッカーの鍵

日頃、実際の本人たちも口にしているように「大人数だから」というのが枷になることがないように、その特長を活かしたパフォーマンスというのが2022年のサマステ以降は特に色濃くなってきているのは、様々な場面で感じています。

彼ら自身が手応えを感じているのが分かるステージだったし、このサマステは少年忍者にとっての大きなターニングポイントなんだというのは、これからも言われ続けるんだろうと思っていて。で、だからこそ今作は「21人」っていう具体的な数字を強調しすぎじゃない?と感じた部分もあって。サマステであれだけのものを放っていたのには、やはり「22人でいられなかった」の感情が乗っていたと思わないわけにはいかない。

そして、これも本来は想定していないスケジュールで組まれたことによると思われる「21人のグループを強調するけど、舞台上に21人が揃う公演はない」というのが、初単独舞台!と銘打った演目なのに…と感じる部分がありました。

『俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~』新橋演舞場の看板前で

持ち歌やアクロバットやマジック、楽器演奏などの各種一芸披露については、伊達に大人数いるわけじゃないんだぞ!というバラエティーに富んだ様子と、楽しそうにパフォーマンスしているのが伝わってきて、とても彼ららしい良さが出ているなと思う反面、セット転換やストーリー展開などの演出面において、新橋演舞場という「大劇場」で上演される演目として、物足りなさを感じたところが正直あります。

各方面でのお仕事を乗り越えて、全員が揃った時に一段と輝きを増した姿を見せてくれるのだろう、とEndless SHOCKで静かに*2活躍しているリュウセイの姿を観たことで感じてはいるのですが、同じタイミングの舞台出演経験でも演舞組と単独仕事組で、得られる経験値に圧倒的な差がついてしまいそうで、少し心配もしています。

色々な事情が重なりあって決まった初単独舞台なんだと思いますが、せっかくやるならもっともっともっと経験値を上げられそうな内容だったらな…と思った人がここに。いや、彼らのエネルギーもパフォーマンスには楽しませてもらったし、後半の織山と皇輝の2人だけでのやり取りは、リアルでありながらもしっかりと演じられるメンバーで固めてきたんだなというのはよく分かったのですが。ええ。

全員が着替えなきゃならないのとかも分かるんですが、やっぱりあれだけの人数がいるんだから、舞台上に客演の方だけになってしまう状況を生まないような構成だって、どうにかすればどうにかなるんじゃないか?と思ってしまうよね。暗転してスーパー早変わりとか、そういう驚きみたいなものも見てみたかったな~!!という、正直な気持ちでした。

なお、SHOCKの感想はいつも流してしまいがちなんですが、これからEternalが待っているので、そちらを見てから書こうと思ってます。

*1:そして俳優班だったりする

*2:セリフの量的な意味で