10代後半ビジュアルのKinKiとローカル線で同電になって、掛け持ち風間担が大焦りをする、という夢から醒め、その内容を忘れないうちにTwitterに投稿しようと思ってスマホを握って最初に飛び込んできたのが、『KinKi Kidsのバックで生田斗真と風間俊介がバックダンサーを務める』件についての情報解禁でした。
【『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』】木村拓哉、『硝子の少年』を披露!生田斗真、風間俊介とKinKi Kidsのバックダンサーを務めることに!吉田拓郎の“LOVEコール”で24年ぶりの共演へ! https://t.co/X2NIMnruYb
— フジテレビ (@fujitv) 2022年7月9日
正直、まだ夢見てるんじゃないかと思って信じられませんでした。こんなことあるのか、令和4年のKinKi Kids デビュー25周年記念年。
とりあえず、速報も書きましたが今回はそんな「ジャニーズシニア」のパフォーマンスを含んだ『LOVE LOVE あいしてる 最終回 吉田拓郎卒業SP』の感想を、できるかぎり新鮮な反応のうちに書き残したく、放送日ぶり2度目のLOVELOVEを見てからキーボードを叩いています。
- 木村拓哉兄さんの横と並んだ弟KinKiちゃんの愛おしさ
- KinKi担でFour Tops担な私から見た『硝子の少年』
- 出演者の記憶に残る楽曲たち
- ラストセッションは『Sayonara あいしてる』
- これからもKinKi Kidsと共に
木村拓哉兄さんの横と並んだ弟KinKiちゃんの愛おしさ
ゲストの皆さん、どういう順番で登場するのかな~?と思ってたら、いきなりの木村先輩!ってことは初っ端からジャニーズシニア来るんじゃん!と想定外の構成にビビるなど。拓郎さんのラブコールでキムタク先輩をお呼びしたとのことですが、ただ単純に「拓郎さんが会いたいから」というだけじゃなくて、「拓郎さんが会いたいと思っているし、KinKiの2人が喜ぶ顔も見られるのが分かっているから」という思いがあったんじゃないかな?と勝手に思っています。
かっこ悪い瞬間についての話で、さらっと「家族」というワードが出てきてもそのまま使って大丈夫なのもKinKiと木村兄さんの距離感あってこそな気がしたし*1、拓郎さんにもう使わないなら3人で1本ずつギター貰いますよ?みたいな感じで、3兄弟みんな一緒に甘えてたのも可愛いがすぎました。
ジャニフェスやカウコンに出れば当然ながら最年長グループ、後輩の舞台作品に楽曲提供や演出などで携わったりするように、今やKinKiが事務所内では最年長のグループになってしまっていますが、直属の先輩である木村兄さんと若かりし頃を共に過ごした拓郎さんというメンバーで横並びになることで、少年のような表情で楽しく一緒の時間を過ごすftrの姿を見ることができて、とても幸せな時間でした。
KinKi担でFour Tops担な私から見た『硝子の少年』
複数の媒体における記事で事前に予習しまくっていたので、「LOVE LOVEな歌」として『硝子の少年』を選んだ理由についてや歌割りについてKinKiとの譲れない攻防があったことなどは把握済みでしたが、デビュー当時にバックについていたメンバーを集めようとしていた話の流れで、「テレビに出られない人たち」みたいな点について触れてたの、個人的には大爆笑ポイントでしたw
いや、そうなのよ。かざとまがKinKiのバックについてたのは確かだけど、本当に本当のデビュー当時の『硝子の少年』において目立つ所で踊らせてもらっていたのは、もう少しお兄さんたちJr.だったから、現役で事務所に所属しているとはいえども、あの頃の大先輩たちを差し置いてかざとまが踊らせてもらえるって、そもそも超奇跡的(と書いてスーパーミラクルと読む)なキャスティングだなと、デビュー前からKinKiと黄金期Jr.たちのどちらも応援していた身としては思うところがありまして。
奇跡だなぁと思うポイントとしては、主に以下の3点。
①『硝子の少年』リリース当時はまだそこまでの立ち位置ではなかった
②初期のKinKiのバックで中心になっていたタキ翼やMA(屋良っちを除く)のメンバーがジャニーズ事務所を離れているor表舞台から去っている
③生田、風間は音楽活動を行っておらず、『新・堂本兄弟』への出演経験はあるものの、『LOVE LOVE あいしてる』との関係値はゼロ
Jr.のユニット「Four Tops」として活動していたこともある2人ですが、結局CDデビューには至らず、オリジナルの持ち歌も『波』1曲のみ(しかもバラード)のため、Jr.時代に踊った曲と2018-2019で新たに振り入れした『夢物語』以外に新たな振付が更新されていません。しかしながら、同じジャニーズJr.黄金期の中心だったタキ翼や嵐や山Pが今もジャニーズ事務所で活動真っ最中だったら、この2人だけということもなかったのではないかと思っています。
ちなみにメンバー発表当時に「ハセジュンは?」という声もいくつか見かけましたが、ハセは今年の1月下旬から体調不良により出演していた舞台を休演することが発表されてから、実質的に活動休止状態となっています。が、事務所から未だに何の発表もなく、ちょっとモヤモヤ…。
あと「生田斗真」と「風間俊介」という個々の存在感が、もがき苦しんでいた時代からは考えられないくらいに、ジャニヲタ以外の世間に浸透しているというのも大きいのかなと。LOVE LOVEの収録が行われた6/28(火)、斗真は渋谷で開催中だった自身の主演舞台の昼公演が、かざぽんは土日に舞台の地方公演を行い、月曜朝の生放送、火曜日はおそらくVS魂の収録を経てからの合流だったのではないかと考えられるのですが、そりゃ自分の身体が収録を行うタイミングに空いてるんだったら、這ってでも行くよね!!分かるよ!!だってお世話になりまくった先輩、KinKi Kidsの25周年で、伝説的だったLOVE LOVE あいしてるの最終回で、ゲストが木村拓哉で、そのキムタク先輩と一緒にバックダンサーだもん!!SMAPと横並びだよ!?こんなの私が本人でも絶対行くわ!!(!?)
そんな私にとって夢のようなメンバーでの『硝子の少年』が披露されたわけですが、KinKi Kidsのファンとして「KinKiがオリジナルの振付で『硝子の少年』を踊る」ということも、LOVE LOVE あいしてるのファンとして「拓郎さんが『硝子の少年』の一節を歌う」ということも、スマスマが大好きだった一人の視聴者として「自分のグループ以外の曲で歌って踊る木村拓哉をまた見られる」ということも、全てが【特別】すぎてしまって、いざリアタイしてみると事前に騒いでたほど、かざとまに熱狂する余裕がなかったというのが正直なところ…。
週末に放送された『Love music』などを経てみると、改めて「あれだけいたジャニーズJr.の中から、生田と風間の2人が後輩の代表して踊ってる」って、とんでもないことだなぁと。というか、案外それ以上の感想が出てこないのも事実…w
あと、私にとっては2018-2019のカウコンにおけるFour Topsが最高で最後という点については「ジャニーズシニア」を経ても揺るぎなくて、斗真は舞台でも歌って踊ってしてるから体力的な余裕もありそうだな~とか、かざぽんは振付抜けてないけどスタミナが厳しそうだな~とか、割とシビアに2人の実力差(言っちゃったw)が見えた気がしています。
ねぇ〜😭スポ紙の切り抜きして気付いたけど斗真のジャケット〜😭 #LOVELOVEあいしてる #生田斗真 #KinKiKids pic.twitter.com/TF4774YMHK
— にあぽん (@imagicaln) 2022年7月10日
別に息上がるとか上がらないとか、どっちが上手とか、勝ち負けとかじゃ全然ないんだけど、風間さん1mmも今回の出演について自分から発信してなかったりするからね。自分自身のファンに対して塩もいいとこなのは分かってるけど、先輩や後輩やその人たちを応援してる人々に愛されるかどうかって、そういうとこだぞ!←
出演者の記憶に残る楽曲たち
あっという間にKinKi KidsとLLASとジャニーズシニアの『硝子の少年』が終わってしまったので、ここからは一番搾りを飲みつつ、再現した収録当日のお弁当を食べつつ、祝いの席って感じのテンションで最後まで見守ることに。
初めて生でKinKiを拝んだ98年の横アリでのコンサートチケット、最新のKinKiに会えた24451のデジチケ、技術さんが喜ぶメインだらけ弁当を再現したもの、HARBSでメンカラに合わせて選んだブルーベリーチーズタルトと夏いちごのケーキにチョコペンで文字を書いたクッキーを乗せたスペシャルお祝いケーキ、というラインナップです。満腹すぎて、22時から1時までのどんなもんヤ!3時間生放送、0時台の途中で寝落ちしてしまった…。
拓郎さんが気になる存在として、いかにも「現代!」って感じのするミュージシャンとして呼ばれたあいみょんも、ブンブブーンでの発言がきっかけでこの最終回にゲストとして呼ばれ、オンエア当日には我々と共にリアタイ実況をしていた奈緒さんも、「過去ではなく今、そしてこれから」を象徴するゲストという感じで良かったなぁと思いつつ、やっぱり当時の懐かしい映像が流れると超絶笑顔になってしまう自分がいたわけでして。*2
中でも、剛くんセレクトの『きよしこの夜』と、篠原ともえちゃんセレクトの『The Night Before Your Birthday』の2曲はねぇ、視聴者の私たちにとっても絶対に忘れられない名場面だったので、選んでくれてありがとう!という気持ちと、我々と同じくらいに出演者のみんなにとっても思い出の曲なんだなぁと感じられたことで、思わず涙が出そうに…なったのを見事にひっくり返してくれた、光一さんセレクトのオマリーの『六甲おろし』なwwwwwwいや、分かるよ、あれは忘れられないwwwwww
ただ、あれはオマリーの歌よりも巨人ファンの光一さんが阪神を応援するための格好をさせられてたことで、記憶に残っている視聴者の方が多いと思いますwwwww
これはVTRを作ったスタッフさんの意図もあるんだけど、こういうところでしんみりさせない方向に持ってく光一さんらしさが出てたし、剛さん&ともえちゃんにとって本当にこの番組で過ごしたのが、人生における大事な時間だったんだろうなっていうのが伝わってきて、すごく良かった。そして拓郎さんは安定のハワイ。分かってます!!存じてます!!拓郎さんのANNでも話してたけど、これはもうKinKiがハワイに連れていくしかないよね!!
ラストセッションは『Sayonara あいしてる』
トークやら過去VTRの振り返りやら色々あって*3、最後の最後に披露したのが拓郎さんの作詩とKinKiによる作曲の『Sayonara あいしてる』。
この番組が初披露で現時点で音源化も未定ということで、多分この曲はハワイ行きが実現したとしても、もう二度と聴くことはできないんじゃないかと思う、そんな渾身のセッションでした。メンバー構成は違えども、2022年のLOVE LOVE ALLSTARSが持つ全てを、この時間に注ぎ込んだから出来上がったんだなというのが伝わってくるし、この曲の終わりがLOVE LOVEの終わりになってしまうから、楽しい時間だけどこのまま終わらないでいてほしい…みたいな感情が各々から伝わってくるような、そんな熱さが感じられて、本当に『LOVE LOVE あいしてる』という音楽番組は贅沢で上質だなぁと、最終回の最後の1曲であらためて噛み締めさせられたような。
KinKiとの出会いはどれが最初の記憶なのか、正直言うと昔のことすぎて、ハッキリとは覚えていないのだけども、タイミングとしてはデビューするよりも前だったことと、親が録画した『LOVE LOVE あいしてる』が、記憶しているかぎりでは最初に継続して見続けたレギュラー番組だったんじゃないかと思っていて。
これは初期に見ていた番組の中でも、視聴していた年数が長いのでそう感じているのかもしれないんですが、やっぱりこの番組があったからこそKinKi Kidsの方向性が「アイドル」から「アーティスト」に変化していっても、違和感なく好きを貫けたんじゃないかなと、デビューから25年という月日の経過と共に考えています。
これからもKinKi Kidsと共に
公式YouTubeチャンネルでは、いきなり豪華すぎるライブバージョンの新曲が公開されたり、「キンキ25円でCM出演」で製作された各社のコマーシャルを見ることができたりと、このタイミングで様々な新しい活動を見せてくれているKinKi Kids。
明日は新曲『Amazing Love』の発売日なので、そちらも非常に楽しみな今日この頃。初回盤の特典も豪華だけど、FC盤は5,000円で今年の年明けライブの映像がフル収録されてるっていうんだから、どう考えてもおかしいでしょw
通常盤ジャケットのクリームソーダが可愛いすぎるので、東京ドーム公演にはこのモチーフをネイルかアクセサリーに取り入れたいなぁと考えながら、楽曲と諸々の特典を楽しみたいと思います!以上、ブログでは風間担としての語りをすることが多いものの、やはり根底にはKinKi Kidsのファンとしての血脈が最も太く流れているなぁと実感した人の、『LOVE LOVE あいしてる』最終回SP感想でした。