imagical pleajous

世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【空港を制す者は地域を制す】ほぼ貸切で非日常空間すぎた新千歳空港のサクララウンジ

現地で訪れたお店を紹介する形で記事を書いてきた、1泊2日の札幌一人旅。市内で絶対に行きたかった羊肉×中華のお店で食事もデザートも満喫した後、ホテルで荷物をピックアップし、札幌三越の地下食料品フロアで夕食&空港で買えないお菓子などを調達し、JR札幌駅から電車で新千歳空港へ移動しました。

今回は新千歳空港に到着してから、羽田空港へ向かう復路の飛行機までを振り返ってみたいと思います。

到着早々の判断ミスで出鼻をくじかれる

空港ではお土産を買うための時間も考慮していたのですが、本来の目的である「空港を制す者は地域を制す」の企画を追体験するためのチェックポイントだったISHIYA CAFEで、ラストオーダーの時刻を過ぎてしまったため「白い恋人 生チョコサンド」を食べ損ねるという、まさかの事態。

この最大の敗因は、広い新千歳空港内のどこにISHIYA CAFEがあるのかという位置関係を事前に把握していなかったこと…。帰りの電車の中、ハッピーアワーで3杯からのヤントニック*1で、いい感じに眠かったのでまとまった時間があるのをいいことに、半分くらいは寝てしまったんですよね。

お店が見えてきた時に、まだ明るいから大丈夫そう!と思ったのですが、あいにくのタイミング。こういうのを経験すると、次はしっかり事前にルートもリサーチしておかなければ、という気持ちになりますね。はい。

気を取り直してチェックイン

ロイズやらBLUE SKYやらでお菓子系のお土産をいくつか買ったところで、JGCカウンターにてチェックイン。とはいえ、通常のカウンターもガラッガラでした。買ったお土産のうち半分くらいは、最後に立ち寄った「キャラメルキッチン」の方が、気を利かせて用意して下さった大きくてしっかりしたビニールの袋にいい感じに詰めて、預け入れ荷物に。

バッグのようにしっかりと口が閉められるわけではないので、そういった状態のものを預けても大丈夫かどうか不安でしたが、カウンターで「特に問題ないですが、念のためテープでも止めておきましょう!」と口の部分にテープを追加してくれたので、安心して預けることができました。

f:id:imagical:20200525222152j:plain

こちらがJAL側のカウンターの様子。ラウンジでのんびりするつもりで、出発時刻から見ても早めのチェックインではありましたが、ここまでガラガラとは。新千歳空港は羽田空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港と同じくJALグローバルクラブエントランスが設けられているので、保安検査も待ち時間ゼロで通過させていただきました。

人がいなさすぎて不安になったサクララウンジ

私が利用するのは新千歳から羽田に向かう最終便の飛行機。保安検査を抜けた後にもいくつかのショップやレストランなどがあるのですが、すでに営業終了になっているところも多く、また飲食物の持ち込みがOKになったラウンジで食べようと思っていたものは、すでに購入済みだったので特に立ち寄ることなく、サクララウンジへ向かいました。

f:id:imagical:20200525222155j:plain

エントランスの外観はどこの空港でもあまり変わりないですね。特に先ほども名前が挙がった5つの空港は、ダイアモンド・プラチナラウンジも併設なので、余計にそう感じるのかもしれません。

JGC修行中はJAL CLUB ESTの特典を各地で活用して、快適な回数修行ライフを過ごさせていただいていました。羽田発が早朝便になる場合が多いので、復路の各地のほうが利用時間という意味ではお世話になっている気がします。

f:id:imagical:20200525222202j:plain

今回が初めての利用となる新千歳空港のサクララウンジ。伊丹空港は羽田行きの最終便を残すのみの時間帯でもビジネスマンなどで賑わっていますが、日曜夜の新千歳ではこんな感じで驚くほどに席が選びたい放題!

この時点で残る出発便が2便ほどだったというのもあるかとは思いますが、まさかここまで人がいないとは…。ただし、後からCAさんに聞いたところによると、天候の心配から1便早いものに振り替えした方が結構いらっしゃったとのことだったので、その影響もあったのかなと思います。

北海道らしさを感じる食材をお供に

さて、新千歳で楽しみにしていたのがラウンジで提供されているビールにサッポロクラシックがあること!え?数時間前にハッピーアワーでも飲んでた?あれは抹茶入りのビアカクテルだから別物だよ~(すっとぼけ)

ということで、札幌三越の地下食料品売り場にて、30%オフ?くらいになっていた蟹寿司と、初日の部屋飲み用にドンキで買ったのに食べ損ねてしまった花畑牧場のスモークチーズで一人静かに酒盛りを開始。

f:id:imagical:20200525222158j:plain

せっかくなので夜の空港を背景にしたくてカウンター席を選びましたが、ラウンジ内を見渡してみても自分以外に2組?くらいしか人の気配がなく、その人たちも途中でスッといなくなってしまい、最終的に本当の貸切になってしまうほど。

ちょうど、スタッフの方がグラスの片付けにくるタイミングと自分がおかわりをするタイミングが被ったので、恐る恐る「フライト変更発生したりしてないですよね?」とモニター確認しながら聞いてみたところ、特にそういう緊急事態があったとかではないと判明。単純に最終便に搭乗する人数が少なく、ラウンジ利用の対象者が少ないんだと思いますとのことでした。

普通なら、人が少なければ少ないほど快適だと感じる空間だと思っていたのですが、ここまで周囲に人がいなさすぎると、逆に不安を覚えるくらいになるんですね。結局、搭乗開始時刻に余裕を持ってゲート前に着くようにトイレなども済ませた上で、想定していたよりも早めにサクララウンジを後にしてしまいました。

機内誌で気になったもの

搭乗した最終便は3列×3列で中央に通路が1本あるタイプの機体。これ、1本前のフライトにしていたら、帰りも個人モニター付きのA350だったんですよね。往復のフライトで機材の差が思いのほか激しくて面白いです。

当初、通路側の席で座席指定をしていたのですが、搭乗してみるとあまりに人が少なく、都道府県スタンプのために声をかけたCAさんからも「ドアが閉まった時点で空いていれば、隣の座席も使っていただいて大丈夫ですよ」と仰っていただけたので、3席並びの真ん中に座り、左右が空席と非常にゆったりした状態で復路の空の旅を楽しませていただきました。

f:id:imagical:20200525222207j:plain

往路は1月~2月分だった機内販売の冊子ですが、この日からちょうど3月~4月分に切り替わったので、表紙には赤と青のストライプにミッキーの刺繍が入ったブルックスブラザーズのネクタイが!

<ミッキーマウス>ブルックス ブラザーズ JAL オリジナルネクタイ

これ、色使いが好みなのであわよくばJALカードの割引を活用して…とも思っていたんですが、ブルックスブラザーズのシルク製、かつディズニーということで想像していた以上の価格設定だったので、カタログを眺めるだけにしておきました。

表紙のコピーが「人生に必要なのはトラッドとウィット」で、白シャツにネイビー?のジャケット、黒縁メガネにミッキーのネクタイ…って、かざぽんが青い航空会社側の人じゃなかったら着てみてほしいやつだ~!!!とか脳内で考えて悶々としながら、羽田に向かっていたのはここだけの秘密です。

私がもし、絵で表現できるタイプの人間だったら、このコーディネートのかざぽんを描いてみたい人生でした…。本当、実在の人物の絵を描ける方々、尊敬します。

1泊2日の一人旅でめちゃくちゃ食べました

空港や市内で購入したお土産*2も追加すると、ほんの1泊2日で結構な食費を使った札幌一人旅。ですが、訪れたお店どこも美味しくて、短い時間ながらも本当に楽しい時間を過ごすことができた週末でした。

北海道は国内で最初に緊急事態宣言が発令され、第二波による2回目の緊急事態宣言が出された地域でもあります。現地の飲食店も休業や自短での営業を余儀なくされていたり、ホテルや学校などに卸す予定だった食品が行き場をなくしてしまったりと、他の地域と比べて長期的に、そして確実に大きな影響を受けているものと思います。

困っている現地の方たちや食材のためには、現地からのお取り寄せで消費するぐらいのことしか、今の私が置かれた状況や経済力で出来ることはありませんが、小さな積み重ねであっても「何もしないよりはマシ」だと思って、今後も財布と冷蔵庫・冷凍庫のキャパを含めて考えながら、沢山の美味しい体験を与えてくれた北海道の農林水産業のためになることができたらいいなと考えています。

以上、最後はちょっとだけ真面目?な話になってしまいましたが、これにて1泊2日の札幌食べ歩き一人旅は完結です。最後までどうもありがとうございました!

 

*1:冒頭にリンクを貼ったお店のオリジナルカクテル

*2:自分用に買ったものも含む