コスメ関連の記事がきっかけで読者になったブログの中でも、香りについてのお話をよく書いてらっしゃる、ねむみさんのブログから存在を知ったのが、ジョーマローン初のピローミスト。
この記事がめちゃくちゃ気になったので、発売当日に銀座三越のジョーマローンでお迎えしちゃいました。この頃、いくつかの百貨店が営業時間の短縮を開始し始めていたタイミングだったので、平日は全然行けない上に電話もできなかったんだよな…。
購入に至った理由
今年は桜の香りの新作フレグランスがいくつかのブランドからリリースされています。現在使っている香水の種類が多すぎること、ちょっと思っていたのとイメージが違っていたので、ジョマロの桜はスルーできたのですが「ピローミスト」というアイテムであれば、私が持っている他の香りのアイテムと被らない！
しかもジョーマローンにしては消費税を入れても5,000円以内に収まるお手頃な価格、さらにパッケージが淡い紫で可愛い！ということで発売日にお店に向かうことになったのです。
ちなみに実際に購入した銀座三越店はこの日の２軒目。最初に向かったのは品川駅の駅ナカ、ecute品川のフルーツギャザリングだったのですが、ジョーマローンコーナーにはレギュラーの香りのみ取り扱いだったので、ここに置いてなかった時点で銀座三越店に電話をして取り置きしていただきました。
ピローミストってどう使うの？
これについてはジョーマローン公式サイトに丁寧な説明が書いてあったので、商品特長と使用方法については、そちらを引用したいと思います。
心地よい夢へと誘うような香りのピロー ミストが数量限定で登場。アロマティックなラベンダーがムスクのふわりと包み込むノートと溶け合い、リラックスできるような、やわらかく官能的な香りを創り出し、心地よい眠りのひとときを演出します。一度に広範囲の場所にスプレーしたり、お好みの量で均一にスプレーしていただけます。
枕やシーツから30-40cm離して、優しくミストを吹きかけます。同じ香りのディフューザーと併用して空間に落ち着いた空気を。
寝具とはそれぐらいの距離を保って吹きかけたほうが良いんですね～。広く細かく噴射されるようになっているのか、購入時に試した「ラベンダー＆ウィステリア」のコロンよりも香りが立つスピードが早い印象です。
本来の裏側を見てみると、品名は「芳香剤」用途は「布製品用」と書かれており、詳しい成分の記載もあります。また下部には火気厳禁 危険等級II 第四類アルコール類 水溶性という表記も。
実はジョーマローンの日本国内公式ショップで製品を買ったのは今回が初めてだったため、これが通常の日本国内向け製品にも同じような記載がされているのかどうか分かりませんが、香りに関するアイテムにおいて「危険等級」という言葉の並びを見たのは今回が初めてなような…。
なんだか知ってる香りのような？
店頭で初めて香りを確認した時も、自宅に帰って自身の枕に使用した時も、「なんかこの香り、初めてじゃないぞ？」という感覚がありました。何だったかな～？と頭を抱えながら何日か過ごしながら、部屋の片付けをしていたとある週末、部屋の片隅から出てきた使いかけの香水瓶を見て、その疑問が払拭されました。
ジョーマローンのピローミスト「ラベンダー＆ムスク」を使った際に感じた、どこか懐かしい香りは、学生時代に好きだった芸能人の方々が、こぞって使っていたとされていたヴェルサーチ ブルージーンズを思い出させるものだったんです！
ちなみに私がこれを持っていたのは（以下：敬称略）hyde、福山雅治、向井理という、小学生から高校生にかけて好きだった方々が、みんな揃ってこの香りを使っているという噂を聞いたことから。ちなみにジャニーズだと岡田准一、相葉 雅紀も同じく…と言われていますが、これらの情報を参考に購入したのは10年前ぐらいの話。多様なフレグランスの選択肢が増えた今現在も、同じものだけを使っているということはない気がします*1。何となくのイメージだけど、前者３人にはペンハリガンとか使っててほしい…。
ヴェルサーチ ブルージーンズの香りの構成
そういえば、ブルージーンズの香りの構成ってあまり気にしたことなかったな…。ということで調べてみたところ、日本国内でさまざまな海外のフレグランスの販売を行っている、川辺株式会社の製品説明ページに辿り着きました。
ヴェルサーチェ ブルージーンズ
晴れた空、暖かい風、男っぽい香り。 驚くほどすっきりしたさわやかさ。
シトラス・グリーン系の香りを持つガルバナム、ローズとゼラニウムの 優雅な香りをアクセントにしたジュニパーが、ひとつのイメージを創り出しました。 ラベンダーがそのイメージを強調し、ジャスミンやバイオレットの花たちが 独創的で上品なタッチを加えています。 そしてナツメグとすっきりした香りを持つシダー、サンダルウッド、 ベチバー、アイリスウッドが、香りの雰囲気を高めます。 最後にアンバー、バニラ、ムスクの暖かな香りが、 この独特なハーモニーを優しく包み込みます。
あ～、なるほど！ミドルノートにラベンダー、ベースノートにムスクが使われていますね。ピローミストの説明文ではラベンダーとムスク以外に用いられている香料の詳細が分からないので、もしかすると書かれていないものでブルージーンズと同じ素材が含まれているのかもしれないですね。
香調：アロマティックウッディ
トップノート：シトラス、ベルガモット、ガルバナム ジュニパー、ローズ、ゼラニウム
ミドルノート：ラベンダー、ジャスミン バイオレット、ナツメグ
ベースノート：シダ―、アイリスウッド、サンダルウッド ベチバー、ムスク、アンバー、バニラ
ブルージーンズ、見た目はかなり存在感のあるボトルですが、香水の種類としては「オードトワレ」ということで、香りの持続は３～４時間ほどの分類に該当します。手に入れやすい値段も含めて、おしゃれに目覚め始めた中学生や高校生にも手に取りやすいのではないでしょうか。男女問わず使えるユニセックスな香りなのも、ブルージーンズがいつまでも愛されるポイントですしね。
こんな風に使っています
セオリー通りに枕にシュッとするのはもちろんですが、デジモンの中でもタケヒカとそのパートナーデジモンたちに弱い私がつい買ってしまった「もちふわクッション トコモン」のお腹にひと吹きしてから、この子を抱えて眠るという日も時々あります。
スヤァ…という寝息が聞こえてきそうな顔が可愛すぎるんじゃあああああああ！！
ちゃんと布製品用のフレグランスであり、ミストが細かく、ある程度の距離から使っているので大丈夫だとは思うのですが、これを普通の香水でやってしまうと布地にシミができてしまったりするので、要注意です。
ちなみに同じような素材のコウペンちゃんも枕元にいるので、自分と布団の間の空気が冷たくて眠れない時なんかは、トコモンとコウペンちゃんに挟まれて寝ることも。って、何の報告だよ。
ジョーマローンのコレクションが増えました
現在使用しているジョーマローンの香りたちについては、すでにこのブログでもいくつか紹介をしています。春限定の香りで登場したスターマグノリア。2019年のホリデー限定で登場したローズ＆マグノリアと過去のホリデー限定を含めたミニサイズが集結したホリデーコレクション。そして、今回のラベンダー＆ムスクのピローミストという我が家のラインナップ。
どれもレギュラーアイテムとは異なるデザインのものばかり、そしてコロンたちは100mlなので割と使っているはずが全然減らないのですが、どれも愛着があるので長く楽しんでいきたいと思います。
そして、こうやって振り返ってみてローズ＆マグノリアの単独では感想書いてなかったんだな…ということに気が付くなど。このピローミスト購入で、今年の春はもうこれ以上新しい香りをお迎えしないぞ！という自制になったので、次はまた新しい季節がやってくる頃に、また新たな出会いに期待をしたいと思います。
*1:店頭販売価格2,000円くらいの香水とか使っててほしくない
