3月上旬に福利厚生を活用し、日月の日程でずらし宿泊した「ラビスタ東京ベイ」についてのレポをしています。今回は最上階にある大浴場と関連する共用スペースと、ロビー階の様子についてお伝えします。
レポの初回では、豊洲市場側に面したダブルルームの客室について、備品等の詳細についても含めてあれこれと書き連ねました。久しぶりのホテル宿泊記、たくさんの方にご覧いただけているみたいで嬉しいです!
ロビーへのアクセスとチェックインに関する注意点
まずはホテルを利用する上で最初に訪れることになる、ロビー階について。ラビスタ東京ベイのエントランスは、築地市場駅からならコンコースから直結で同じフロアに、タクシーやバス、シェアサイクルなどを利用した場合は地上からエスカレーターを上がった2階に位置します。
この日は銀座界隈で1つ予定をこなしてからの宿泊で、天気も悪くはなかったのでシェアサイクルで移動してみました。ホテルのすぐ近くにポートがあるので、1泊分のちょっとした荷物が入るバスケットが付いた自転車がタイミング良くあれば、築地あたりから橋をいくつか越えながらの景色も楽しみつつ、移動できます。
私の予約は15:00にチェックインの予約プランでしたが、事前にアクセス情報を調べるためにホテルの公式サイトを確認していると、チェックインの混雑緩和のために13:30から受付整理券を配布しているという情報が掲載されていたため、その配布開始時刻に合わせて現地到着を目指しました。
到着後、館内に入るための入口が分からずにテラス側に行ったり右往左往したこともあり、受付整理券は2番目(15:00~15:30)のBグループになってしまいました。Aグループの整理券を貰うためには、配布開始前にロビーに到着してるくらいじゃないといけないのかもしれません…。
この受付整理券の存在を知らずに15:00にロビーに到着した場合、その時点で配布している整理券で指定された時間帯にチェックインとなるため、混雑度によっては部屋に入るまで1時間以上かかってしまうこともありそうな状態でした。もっとも、この時期は都民割も含めて全国旅行支援の対象シーズンで、1組あたりのチェックインに要する時間が通常よりも長くなることが見込まれていたことも大きく影響しているかとは思います。
この写真は17時すぎに隣接するコンビニに買い出しに行くタイミングで撮ったものですが、チェックイン待ちの列がまだ捌き切れていないようでした。当日、チェックイン前に予定がある場合にはどうしようもないですが、ホテルに滞在する時間を思いっきり楽しもうと思っている場合には、受付整理券を貰う時間も含めてプランを組み立てることを激しくおすすめします。
ロビーフロアの雰囲気
受付整理券を貰ってからチェックイン開始までの時間に、ロビーフロアとホテル周辺を散策していたので、その際に撮った写真を何枚か。
6月までお台場で開催されていたシルクドソレイユのアレグリアと提携した貸切公演が開催されていたようで、テラス側のエリアに衣装の展示が行われていました。
衣装展示が行われていた近くにあったウェイティングスペース。早めの時間帯だったので無人でしたが、スーツケースを持っていてもゆとりある広さということもあって、15:00前後の時間帯はかなり混雑していました。チェックインカウンター前にもウェイティングできる場所がありますが、そのエリアは早い時間帯の整理券を貰ってそのまま待機している方でほとんど埋まっていたと記憶しています。
東京湾を望む最上階の大浴場
さて、それではこのホテル最大のアピールポイントと言っても過言ではない、大浴場のある最上階についてのあれやこれやをご紹介していきましょう。
15:00~翌朝10:00まで通しで利用できる大浴場は、男女共に露天風呂&サウナ&水風呂あり!*1男性の大浴場には打たせ湯、女性の大浴場にはミストサウナとミスト岩盤浴もあり、これらの設備をチェックインからチェックアウトまで利用したい放題なのです。
14階のエレベーターホールに着くと、波のような絨毯と落ち着いた照明でお出迎え。このフロアには大浴場の他にも、アスレチックジム、プール「GEKKO」、エステ「SANATIO SPA」、スカイバー「BARELL III」と客室以外での時間を楽しめる設備が揃っています。
女性用大浴場への入場は暗証番号を入力するシステム。客室のテレビから確認できる大浴場の混雑状況をどのように把握しているのかは不明ですが、同じグループの人たちが一度の開錠で複数名入場したり、暗証番号が必要であることをこの入口に来るまで知らずか忘れてか、他の人が開けたタイミングでしれっと入るような感じがあったので、外と中からの開錠回数が基準になっていた場合、画面に表示された状況よりも実際には混雑している可能性があると考えても良いのかもしれません。
湯上がり処も大充実
そんな14階には大浴場を満喫した後にゆっくり休める湯上がり処も存在しています。お部屋に戻る前にちょっとクールダウンできる場所として、この写真の場所以外にマッサージチェアが並んだエリアも。
チェックイン後、一瞬だけお部屋に立ち寄ってすぐに14階に来たので無人の状態が取れました。1時間半ほど、サウナを含めた1回目の大浴場を満喫した後は、映画『湯道』を見てからずっと欲していた湯上がりのコーヒー牛乳を堪能~!
このフロアには瓶入りの乳製品とアイスの自動販売機があること、これらの自販機は現金のみに対応しているということを事前リサーチの段階で把握することができていたので、お風呂セットと一緒に小銭を少しだけ持ってきてました。それぞれの自動販売機で取り扱っていたラインナップは2023年3月時点でこんな感じ。


いずれも現金投入後に、希望する商品の番号をテンキーで入力するタイプの自動販売機。アイス自販機のラインナップ、ハーゲンダッツのカップやクリスピーサンドは日常でもよく見かけますが、レディボーデンのクッキーサンドやピノのような小粒アイスは見かけたことがないですよね。ただ、湯上がりサービスとしてアイスを提供している時間帯があるので、この時間外にどうしても高品質なアイスを欲してしまった…とかではない限り、なかなか手を出す機会がないようにも思ってしまいました。笑
結局、この日のうちに3回と日付が変わってから1~2回、大浴場を活用したんだったかな?周辺には遅い時間帯や日祝は閉場している豊洲市場とステージアラウンド東京、他のホテルと関連施設以外に何もないので、基本的にはおこもり前提で選ぶホテルかなぁと思っていますが、都心部で非日常を楽しみながらリフレッシュするには最適じゃないかと感じています。
チェックインの日は曇天で、薄ら曇った灰色の空しか見えなかったのが少し残念ではありましたが、時間帯によっては東京タワーと東京スカイツリーの両方を露天風呂から見渡せたタイミングもあったので、まぁ良かったほうなのかなぁと思っておきます。笑
そんな最上階にある屋内プール『GEKKO』ですが、通常は1名あたり2,200円の利用料がかかるところ、開業1周年を記念して2023年7月1日~9月30日の2か月にわたって、指定された時間帯であれば全ての宿泊者が無料で利用できるキャンペーンが開催されているとのこと!
利用できるのは中学生以上、屋内ながらもインフィニティなプールとジャグジーもあるということで、かなり落ち着いた雰囲気で楽しむことができそうなので、プールも含めて気になっているという方には、是非ともこの機会を存分に活かして、ラビスタ東京ベイでのステイを堪能してもらいたいところです。こんな紹介を書いていると、そう言ってる自分でもリピートしたくなってしまうのですが、旅行記が溜まりすぎなので今はちょっと我慢ですw
*1:サウナのみ1:00~5:00はクローズ