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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【前編】2022年の「サロン ド パルファン」で参加した予約制イベントの振り返り

初日参加後にサラっと(?)速報だけ書きましたが、本館催事場での開催は本日18時までということで、この期間に参加したセミナーやコンサルテーションについて振り返りたいと思います。

印象に残った香りの感想なども書きたいのですが、はてなブログよりもnoteの方が香水好きさんが使っているイメージがあるので、ほぼ閲覧用に持っているアカウントを、アイテムごとの印象を記録する用に使おうかな?とも考え中です。実際にやるかどうかは怪しいところ。

meeco×Guerlain インスタライブ

まず最初に参加したのは催事場での開催まで1週間を切ったタイミングで、meeco公式Instagramアカウントで行われた、ゲランとのコラボインスタライブでした。ナショナルアンバサダー 大原裕子さんと共に「ラール エ ラ マティエール」を中心にアイテムを紹介するという、35分ほどのもの。こちらはアーカイブが残っているので、以下のリンクから視聴できます。

イベントで販売されるアイテムのラインナップが発表されて間もないタイミングだったのですが、やはり事前にこのような配信が行われると、いよいよ本番が迫ってきているのだなと、気分が昂りますね。meecoのアカウントは以前からフォローしていたのですが、しっかり閲覧するのは初めてだったので、ライブ中にコメントをすると、DMで紹介している製品の詳細確認用URLが送られてくるというのも新鮮でした。

このIGLV、最後に『ムスクウートルブラン』の10mlサンプルをプレゼントという企画があったのですが、嬉しいことに当選のお知らせをいただきまして…。発送は11月に入ってからとのことですが、催事の開始前にご連絡があったので現地で同じものを買ってしまう…みたいなことを防げたのが非常にありがたかったです。笑

GIVENCHEY フレグランスコンサルテーション

催事場で開催されるもので、最初に順番が来たのがこちら。初日の午後に現地に出向くつもりだったので、そのタイミングで開催されている中から、特に興味があったジバンシイの「ラ コレクション パルティキュリエ」を、フレグランススペシャリストの古旗悠美さんにご提案いただけるという、コンサルテーションを予約してみました。

「サロンドパルファン2022」ジバンシイのフレグランスコンサルテーション

ジバンシイのコンサルテーションは、水曜と土曜の日程で1回あたり30分が目安として、1時間ごとの予約時刻で設定されていたのですが、お話が大盛り上がりしたのと30分経ったら次の方が…というわけではないので、予定されていた1.5倍くらいの時間は古旗さんと対話させていただくことができました。

パルティキュリエのコレクション、サロパの前にGINZA SIXの店舗でしか取り扱っていないインテンスシリーズ3作を試香させてもらってはいたのですが、他の香りはコンサルでのお楽しみにしようと思い、予習は文面だけに留めてありました。

事前に公式サイトの商品説明を見ていて気になっていたのは、フィグリーフが含まれているという、フローラルフレッシュの『トロブルフェット』と、スキンパフュームとして人によって香り立ちが異なる*1という、ウッディムスキーの『アコールパルティキュリエ』の2本でした。

コンサルテーションにおいては、ホワイトフローラルが主体の香りが好きなこと、これからの季節に向けてウッディ系の香りが気になっていること、バニラやトンカビーンは甘さが出やすいので苦手なことや、普段使っている香りの銘柄などについてお話しました。パルティキュリエのコレクションはディスプレイが左から右に向かって、爽やかで軽快なものから、深みがあって重厚なものへとグラデーションになるように並べられているので、私の好みに合っているものとして左から2番目に置かれていた『サンザーティフィス』をオススメしていただきました。

ド ジバンシイ サンザーティフィス オーデパルファム – ジバンシイ ビューティー 公式オンラインショップ | GIVENCHY BEAUTY

香調はシトラスムスキー、専用ムエットにはホワイトティーとセンティフォリアローズ以外に素材の記載がありませんが、トップに感じるシトラスや少し刺激を与えるようなジンジャーなど、主軸となる2つ以外にも香りを構成するものがあるものの、あえてそれらを前には出さないスタイルのようです。

また、これとは別にウッディ系を求めているのであればと提案いただいたのが、複数の木の要素を感じられる『MMW』という、2022年の秋に発売された新たな香り。こちらは複数の木の香りを組み合わせたようなウッディで、中でも特徴的なのはスペイン語で「聖なる木」という意味を持つ、パロサントという香木が用いられていること。

香水の世界では、それほど名前を聞く存在ではないのかな?と思うのですが、楽天で検索すると様々な製品が出てくるので、アロマ界隈?では有名な存在っぽいです。MMWはパロサントだけではなく、シダーウッド*2やベチバーによって感じるウッディさも相まっており、木材が高くまで積まれた場所にいるような、木の香りに包まれているような印象を受けました。

おすすめしていただいた以外の香りも一通りムエットに出していただきましたが、やはりしっくり来るのは『サンザーティフィス』と『MMW』、そして重ね付けもできる『アコールパルティキュリエ』を『サンザーティフィス』と一緒に使った時の変化が面白いなぁという感じ。

まだサロパ初日、そして会場に着いてから1時間ちょっとなのもあって決めかねていましたが、ド ジバンシイについては取り扱い店舗は限られているものの、サロパ限定のアイテムが出ているわけでもないので、ゆっくり考えてもらって大丈夫ですよ~と、非常にお優しい!左腕にサンザーティフィスの単体、アコールパルティキュリエその重ね付け、MMW単体を別々の箇所にのせてもらい、その後のブース巡りをすることに。

特に印象に残ったこと

ここまで色々と書いてきましたが、私がこのジバンシイでのコンサルテーションを受けた中で最も記録を残しておきたいと思ったのは、この世の中に存在している「香りの立ち位置」についての話題*3です。

昨今、様々な特徴をもったフレグランスが誕生していて、用いられている素材の「らしさ」が感じられて、他アイテムとの組み合わせできるタイプもあれば、その一点で「作品」として完成しているタイプのものもある。
その時の体調や気分によっても感じ方の違いはあるが、それが好きだからといって常にずっと個性の強いものばかりを感じていると、無意識のうちに鼻も疲れてしまう。なので、悩んだ時には自分がその香りを心地良いと思えるかどうかというので判断してみると、寄り添ってくれる大切な存在になると思いますよ。

…と、かなりニュアンスですが、こんな感じのお話をしていただいて、とても感銘を受けました。とてつもない数の選択肢があって露頭に迷ってしまいそうなサロパが始まってすぐの時点で、こういった「自分と香りとの向き合い方」のヒントを頂いたことは、久しぶりの催事場開催に異様にテンションが上がっていた自分と、改めて向き直すきっかけになったという感じで。

ジバンシイのお迎えはまだ考え中…

最初に提案してもらった『サンザーティフィス』は、大好きなペンハリガンのルナをよりスタイリッシュにしたみたいな、すごく好きな系統だったし、キリっとしたカッコ良さと癒しが共存したMMWも好感度が高かったけど、どちらも決定打が欠けていて、まだ少し悩んでいます。MMWが一応は限定らしいのですが、後日ジバンシイの公式サイトを見てみると、ラインナップ一覧にサンザーティフィスがなくて、ショッピングサイトにだけ存在している状態だったので、これってつまりそういうことだな?と考えると…。

そんなこともあって、ジバンシイについてはどちらかを迎え入れたいけど、どちらにするべきなのか*4、迷走している真っ最中。様々なアドバイスをしていただいた古旗さんは、月に何度かGINZA SIXの店頭に立たれるとのことだったので、気持ちが決まった際には日程を合わせてお伺いしたいと考えています。

後編に続きます

他にあと2つ、事前予約したセミナーを受けたので、そちらの話もまとめたいと思っていたのですが、ジバンシイの話だけで予定以上に文字数が嵩んでしまったので、残りは後編で。初日に開催された、ブーディカ ザ ヴィクトリアスの「デイビッド・クリスプ氏によるブランド紹介トークショー」と、23日に参加したゲランの「ラール エ ラ マティエール マスタークラス」について、お伝えする予定です。

「サロンドパルファン2022」ポスタービジュアル

サロパ感想は長文の記事が続いてしまうかもしれないですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

*1:これはスキンタイプ次第でどの香水もそうと言えばそうだと思うけど

*2:Fragranticaによると産地の違う2種類を使っているとか?

*3:私が感じたニュアンスでお伝えしてます

*4:一度に2本はちょっと厳しい