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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

初日からチケット完売が続いている「犬夜叉 -アニメの軌跡展-」に行ってきました

2020年11月7日(土)から11月23日(月・祝)に池袋パルコの本館7階で開催されている「犬夜叉 -アニメの軌跡展-」に行ってきました。

parco factoryの入口横

土日のみならず、平日も日時指定チケットが完売しているという人気っぷりのこちらの展覧会。会場内には撮影可能なフォトスポットもあったので、そちらの様子を交えながらどんな内容のイベントなのかをご紹介したいと思います。

開催概要

TVアニメ『犬夜叉』ならびに『犬夜叉 完結編』の設定画やセル画、録音台本などの展示や、作中の世界観を体験できるフォトスポットが用意されている、今回の企画展。現在開催中の東京会場の他に、新潟ならびに名古屋での開催が決定しています。また「その他の会場」についても近日公開予定となっているため、現時点で記載のないエリアでの開催がこれから発表されるかもしれません。

東京会場は池袋パルコ本館7階にあるPARCO FACTORYという特設スペースで開催されています。池袋駅に直結しているので、雨の日でも濡れずにアクセスできる、非常に便利な会場です。これがサンシャインシティだったりすると、駅からの移動時間も考えなくちゃいけないし、サンシャイン通りはあんまり通りたくないしで、ちょっと面倒なので嬉しい限り。

開催時間は原則として11:00~21:00で最終入場は20:30、最終日のみ17:30最終入場の18:00閉場とのこと。祝日が最終日のため、三連休で行こうとしている場合には要注意です。

チケット情報と当日の入場方法

場内の混雑緩和ならびに新型コロナウイルス感染対策等のため、全日程販売枚数に上限を設けた「日時指定制」となっている、この展覧会。チケットはローソンチケットで発売されており、1時間ごとの入場指定時間が設けられています。詳しい時間の設定についてはチケット詳細ページをご確認下さい。

この日は同じ日に開催される、パパブブレが主催する『魔女見習いをさがして』の試写会に応募していたため、どの時間帯の試写会に当選したとしてもハシゴできるように、19:00に入場開始となるチケットを予約していました。結果として、Tジョイに続いてそちらの試写会も当たったので、おジャ魔女⇒犬夜叉と懐かしいコンテンツに関する企画を巡る日曜日に。

入場の際は指定時間の10分前までに集合し、整理番号順に受付・入場と進むことになります。どのように整列するのだろうと思っていたのですが、会場入口すぐのところにある階段に、整理番号1番から順番に5番ずつくらいの刻みで目印のシールが貼ってあるので、チケットに記載されている番号に該当する場所にて待機するという方式となっていました。

私は整理番号が1桁だったので、かなり早い段階で順番が回ってきましたが、集まっていた人の会話を聞いていると指定時間内に30番台以上まではあるみたいなので、20番台以降の場合には7Fに向かうのではなく、5F~6Fまでエレベーター/エスカレーターで上がってみて、手持ちの番号がどの辺りの位置になるのかを確認したほうが良さそうでした。

受付と入場者プレゼントについて

券面に記載された時間になると、先頭の方から順番に展示会場の受付に1組ずつ案内されます。この際、チケットの確認と共に入場特典のイラストシート(全5種)のうちランダムで1枚が必ず手渡されます。また限定グッズ付き入場券を購入している場合には、このタイミングで特典の手ぬぐい&豆皿セットが渡されるようです。

入場特典のイラストシート(大本命柄!)

イラストシートは袋などに入った状態ではなく、むき出しでの手渡しとなります。受付を担当するスタッフの方に柄が見えているのかどうかは分かりませんが、珊瑚の防毒面マスクをしていた私の元には、大本命のこの絵柄の特典が来てくれました!やった~!

一緒に写っているのは物販で購入したパンフレットと、『半妖の夜叉姫』の公式Twitterアカウントをフォローしている画面を見せると貰えるラフ画の非売品ポストカードです。夜叉姫では事前の予想通りにせつなちゃんがツボなので、彼女がいるイラストで良かった~。

ここのところは週末お泊まり案件が続いているので、すっかりリアタイできなくなってしまっていますが、毎週見てます。第4話の殺生丸様がまぁなかなかに…。完全オリジナルストーリーということで、今後の展開がとても楽しみです。

会場内のフォトロケーションについて

展示会場の中は原則として撮影・録画は禁止。しかし、作品資料として展示されているものではなく、この展示のために作られたフォトロケーションでは写真撮影が可能です。以降はネタバレになるので、現地で新鮮な体験をしたいという方はご注意くださいね。

戦国時代と現世をつなぐ「骨食いの井戸」

まず最初に迎えてくれるフォトロケは、かごめがいた現代と犬夜叉たちのいた戦国時代を繋ぐタイムトンネルの役割を果たしていた「骨食いの井戸」です。この手前では初代OP曲であるV6の『CHANGE THE WORLD』が流れているので、そのBGMも相まって作品の世界へと誘ってくれているように感じます。

骨食いの井戸のフォトロケーション

「おすわり禁止!」という注意書きが書いてあるので、縁に座っての撮影はNG。自分が入る場合には横に立つなどのポージングで楽しみましょう。またユニークだったのが、「カメラを通して井戸の中を覗いてみると…」という説明文。
ARで何かが飛び出てきたりするハイテク仕様なの?と思って構えてみるも、特にそういうわけではなさそう。じゃあ、これってどういう意味だ?と撮った画像を確認してみると…。

奥深くへと続いている(ように見える)トリックアート

撮り方が難しいので少し歪んでいる感じがありますが、井戸が奥深くまで続いているように見えませんか?実はこれ、肉眼ではなくカメラのレンズを通すことによって、ずっと続いている奥行きがあるように見えるというトリックアートでした!今回の展示にこんな楽しめる演出があるとは思っていなかったので、見た目は地味なフォトスポットながら結構テンション上がりました!笑

犬夜叉と御神木

『半妖の夜叉姫』では「時代樹」として、作中の重要な役割を担っていそうな空気に満ちている御神木。このロケーションでは、かごめと犬夜叉が初めて出会ったシーンの再現として、桔梗が放った矢で封印されている犬夜叉が再現されています。

森の中にいるような雰囲気を醸している犬夜叉と御神木

右足が切れているのは、全部を入れようとすると「触らないでね!」の注意書きシールが入ってしまうためw こんな状態で木と一体化したような、ほとんど生きているみたいなところに出会ったら、確かに気になって近付いてしまうし触ってしまうよなぁ…。

かごめの自転車

骨食いの井戸を通して戦国時代に持ってきた、現代の便利アイテムの一つである自転車。荷台にちょこんと乗る犬夜叉のパネルと共に記念撮影ができるようになっています。

ペダルのない自転車が自立しているのが地味に愉快

このフォトスポットにおける犬夜叉は平面です。また荷物入れとして使えるように、すぐ近くに買い物かごのようなものが置いてあるので、撮影時に邪魔になるものはそちらを活用できそう。ペダルが外してあるのと足のマークが書いてあることから、座らずに立った状態でポージングするのが良さそうですね。

鉄砕牙と天生牙

犬夜叉が受け継いだ鉄砕牙と、殺生丸が手にすることになった天生牙のレプリカが並んで壁に掛けられています。鞘から抜かれた鉄砕牙が犬夜叉の手を離れてもこの状態を保てるのかというツッコミはさておき、持ち手のフサフサがこんなんだったら闘ってる最中に気が削がれたりしそうだなぁ~なんてことを思いながら撮影。

鉄砕牙と天生牙のレプリカ

原寸ではないかもしれませんが、こういったサイズ感や柄のディティールの差を並べて確認できたのは、リアルな歴史系の展覧会のようで面白かったです。殺生丸様はなんだかんだ言いながらも、誰も見ていない時にちゃんとお手入れしてそうだよなぁ…。

撮影禁止の展示物について

フォトロケーション以外は全て撮影が禁止なので、文字で伝えることしかできませんが、様々な名場面のパネルやキャラクター別の設定資料やアフレコ台本、生セル画にメインキャストが今回のために書いた色紙などが展示されています。この中の一部は物販コーナーで販売されているパンフレットにも掲載されていますが、全てが網羅されているというわけではないので、気になったところは会場でじっくり鑑賞しておくと良いと思います。物販エリアに入ると展示エリアに戻ることはできないので、尚更。

個人的に見応えがあったのは、キャラクター別の設定資料と生セル画の数々でしょうか。犬夜叉は背景画も美しいので、水彩(?)的な感じで紙に描かれている背景に透明なシートに描かれたキャラクターが重ねられているのを見られたのは、とても貴重な体験だったように思います。

早めのチケット購入と公式アカウントのチェックをおすすめ

前売りの一般入場券が1,000円ということで、展示全体のボリュームとしては「まぁこれぐらいかな」という感じではありますが、貴重なものが見られるのと間隔を明けての入場方法としていることから、かなり快適に展示内容を楽しむことができたというのが、開幕して最初の日曜夜に利用してみての体感です。

グッズやチケットの完売情報は公式アカウントが都度お知らせしてくれているので、予定を決めかねている人はまずTwitterで発信されている情報のチェックを、そして行けそうな日程が決まっている方は早めにチケット購入をおすすめします。

ちなみにチケット購入時には決済前に整理番号を確認することができるので*1、行けそうな日時の候補がいくつかある場合には、なるべく整理番号が若い時間帯を予約すると、集合してから入場するまでの待ち時間が短く済むので、ストレスも少ないかと思います。

以上、東京会場では11月23日(祝)まで開催されている、池袋パルコでの「犬夜叉 -アニメの軌跡展-」の体験レポでした。展示内容が気になっていた方のお役に立てていれば光栄です。

*1:試しに適当な日時で見てみたら70番台が出た…