平日の午前中にワクチン接種の予約があるので全休だった日のこと。副反応（！？）で冷たい物や甘い物を欲しているお友達がTwitterのTLに多かったので、当初はこういったタイミングでもない限り行く機会がなさそうな、かき氷が食べられるケーキ屋さん「ルージュ・ブランシュ」に行ってみようかと思っていました。
が、あいにく定休日だったので、どこか他にないだろうか…と思っていた時に、喫茶店百名店に選ばれたお店が東急プラザ内に入っていることが分かったので、利用してみることに。ホットケーキが有名らしいのですが、蒲田だし餃子も食べたいな…となったので、ここでの粉ものは避けることにして季節メニューをいただいてみました。
お店の情報
東急プラザ蒲田の４階に入っている、落ち着いた雰囲気の喫茶店。学生の頃はとてもお世話になりまくっていた街ですが、当時はコーヒーも飲めなかったし、このエリアでわざわざ一人で外食することもなかったので、昭和43年からあるお店とのことですが、今回初めてその存在を知りました。
（本筋とは関係ない話です）職場のすぐ近く、目と鼻の先が自衛隊の大規模接種センターだったりするのですが、日常的な場所すぎるのと、４週間の間隔で２回目を摂取するモデルナ製よりは、３週間の間隔で摂取するファイザー製のほうが良かったのと、予約のシステムが使いやすかったことから、自治体の管理下にある会場での摂取を選びました。
店内の雰囲気
店頭にはメニューボードとお庭の入口のようなアーチがあり、外側に面している壁はガラス製？で、お店の外からも店内の状況が見えるようになっていました。私が入店した時点での先客は２～３組ほど。両親以上、祖父母未満くらいの年代の方々で、コーヒーだけの方もいれば、１人１皿ずつホットケーキを食べている２人組の方など、それぞれが思い思いの過ごし方を楽しんでいるようでした。
入店している人数が少なかったので、他のお客さんとのソーシャルディスタンスは問題なし。テーブル上も向かい合う場合には、正面にアクリルパネルを挟むスタイルのセッティングでした。
オーダーしたもの
名物のホットケーキもかなり気になったのですが、店頭とメニュー冊子の別紙で存在感を放っていた、季節の果物「桃」を使ったメニューから、「桃のクープ」をセレクト。どうしても、この後に餃子が食べたい気持ちが勝ったのでクープ一品にしてしまいましたが、ホットケーキと桃のジュースの組み合わせにするべきかどうか、最後まで悩みに悩んでました。
そんな悩んだ末に選び抜いたのが、こちら。口直しと色のアクセントとして添えられている一切れのルビーグレープフルーツ以外は、上から下まで桃！桃！桃！！その様子はこのグラスを反対側から見た様子を確認いただければ、伝わるかなと思います。
はい、こちらがそんな背中側です。カスタードクリーム、ホイップクリームにバニラアイス、そしてフルーツというシンプルな構成でありながら、素材たちのポテンシャルが高いことによって攻撃力のある一杯になっています。桃は入荷のタイミングによって品種が変わるそう。この日のクープに使われていた銘柄は確認しませんでしたが、果肉が全体的に白くて、硬すぎず柔らかすぎずの絶妙なコンディションの子たちでした。
頭頂部の果実たちを食べ進めると見えてくる、ホイップとバニラアイス。桃は全てが同じ形ではなく、盛り付けた時に納まりが良くなるように異なるサイズにカットされているので、その場所によって食べ応えや口の中での存在感に差異があるのも楽しい感じに。
グラスの半分以上まで食べ進めても、底のほうにもフルーツが控えているというバランス感覚がまた良い…！蒲田の駅ビルで食べるにしては、ちょっと贅沢価格かな～と思ってしまっていたのですが、実際に食べてみるとフルーツとクリームだけがひたすら詰まっていることもあり、最近のこだわりのあるかき氷と同じくらいのお値段だったら、こちらのほうが断然満足度（とカロリー）は高いなぁと感じた次第です。
グラスの深さはそこまで深くないので、至って普通のデザート用スプーンでしたが、ここまで綺麗にいただくことができました。ちなみに、こんな雰囲気のお店なので現金だけかなぁと思っていたのですが、クレジットカードや電子マネーもOKでした！PayPayでお支払いできる感じの雰囲気じゃなかったよ…ｗ
この１杯を食べ終えると、ちょうど駅近でリーズナブルに餃子＋１品のランチを食べられるお店が昼営業を始めるくらいのタイミングだったので、がっつりデザートを先に食べた後に、久しぶりの蒲田の餃子を求めて目当てのお店へ移動したのでした。
