imagical pleajous

世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

マジョリカマジョルカのAmazon限定販売パレット、予約は完了したけれど。

Amazon側の設定ミスにより、当初の予約販売開始時刻よりも前に予約が可能となっていたため、本来の受付開始前に完売というゴタゴタが起きてしまったマジョリカマジョルカの「ナイストゥミーチュートランク」という限定アイシャドウパレットが、今日の12:30から追加の予約受付を開始しました。

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私がフライング予約の件を知ったのは、本来の予約開始日前日に予約数量に達した後。正直言って絶望しました。久しぶりにこれほどまでにときめくアイテムが出るのに、手元に迎えられないなんて…。

これまでの経緯

今後、同じようなことが起きてほしくないため、またいつの日か「あの時あんなことあったよね」というのを思い出すことができるように、今回の出来事について時系列で情報を整理していきたいと思います。

2019年10月21日 15:00

予定より9時間早く、Amazon.co.jpのサイト上で予約販売の受付が開始したらしい。何なら公式アカウントによる情報解禁前だったのでは?資生堂のニュースリリースが何時に出たのかは特定できなかったので何とも言えませんが…。

2019年10月21日 17:30

マジョリカマジョルカの公式アカウントより、販売状況の告知が解禁される。
2種類のパレットが並んだビジュアルと拡大画像、公式サイトへのリンクとそれぞれのスウォッチ画像が含まれています。

2019年10月21日 17:32

にあぽん(あれ、そういえばブログであんまり名乗ってない?)、パレットの販売告知ツイートを見る。しかし、この日は祝前日で仕事帰りに待ちに待っていたデートが控えていたので、資生堂の公式サイトをチェックしただけに留まったため、Amazonでの販売ページは開かず。

この日、先走って始まってしまった予約分が何時頃に終了したのかは不明ですが、もう少し詳しい情報を追っていれば、初期販売時に滑り込めていたのかもしれません。

2019年10月21日 18:55

告知ツイートに添付されていたスウォッチの画像に誤りがあったため、訂正画像をツリーとして追加。正直、この流れを見た時に「おいおい、告知担当者大丈夫か?」と思いました。おそらくオリジナルツイートへの反応が既に伸びていたことなどもあって、元ツイは消さずに残し、ツリー形式にしたのではないかと。

これ、ツイート文面だけ読んだ時は間違えてORの画像を2回貼っちゃったのかな?と思ったんですが、そもそも元の写真が同じだったのにPKとORの2種類のスウォッチ画像が出来上がっちゃったんですよね。
この辺りの画像作成、外注してようが社内で作っていようが、元になる写真や文字やリボンなどの素材はブランドからまとめて提供を行っているはず。指示書に基づいて複数名で作業を行っていたと仮定しても、まず完成した画像を比較して確認しないのか、また実際にTwitterで投稿を行う前に、添付する画像の内容に問題がないかどうかチェックする人はいないのか、甚だ疑問です。

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上の2枚が初回のツイートに添付された、ORのスウォッチ。下の2枚が本来のスウォッチに対して正しい色名が付けられた画像です。確かにどちらも発色がパキッとしたタイプではないけど、それぞれ②とか③とか全然違うじゃないですか。

画像を作ってしまった人も、その後にチェックを行うべきだった人も、これらを使ってツイートを投稿する人も、誰も気が付かずに通ってしまった状況を考えると、このアイテムを企画・開発した方々のこだわりや思い入れは何だったんだろう…と悲しい気持ちになります。

2019年10月22日 00:00

本来想定されていた、Amazon.co.jpにおける予約販売開始時刻。
この時は、まぁまぁ良い感じに酔っていて、終電に間に合うか間に合わないかで横浜駅付近を早歩きしてた頃じゃないかな…。

帰宅後?くらいに、そういえば何時からだったっけ?とRTしたツイートを辿ってみると「今日からのはずなのに何故もう品切れなの?」とか「前日から予約始まってるってどういうことですか?」というリプライがたくさん付いていて、血の気が引く。

なお、この時系列はTwilogにて遡れたツイートの投稿時刻を参考にして並べています。当初はTwitter本サイトでツイート詳細を見た時のタイムスタンプを参考に書き記していたのですが、リプライした人の中には21日朝の投稿のはずが「日付が変わるのを待っていたのに、もう完売」と仰っている方がいたため、実際の日本時間とずれているのでは?となったためです。そのため、Twitter公式で開いた際に表示される時刻が違う場合がありますが、そういうことですのでご了承ください。

2019年10月23日 18:07

マジョリカマジョルカの公式SNSより、今回のフライング販売についての経緯が発表される。これにより原因がAmazon Beautyによる販売サイトの設定に誤りがあったことが判明。

なるほどな。ということは今回の件はAmazon側の過失なんだな、とは思ったものの、そのフライングで予約があった分は普通に販売するということと、この時点で「再販については決定次第お知らせ」ということで、もしかしたら再販そのものが行われない可能性もあるのでは?とかなり残念な気持ちでした。

2019年11月12日 12:09

ナイストゥミーチュートランクの再販決定が発表される。
続報が来る気配がなかったので、このまま再販が行われなかったらどうしようという不安は無事に消滅。開始時刻が明確に告知されているのも安心感はありましたが、またフライングしかねないから気を引きしめておくに越したことはないな、と頭の片隅では考えていたり。

初回は予約開始の前日に告知=実際には予約が始まっていたということもあってか、今回は1週間前のお知らせでした。これぐらいの時間があった方が心と予定の準備ができて良いと思います。

2019年11月19日 12:30

Amazon.co.jpにおける再販が開始。事前に公開されていたページに商品へのリンクが追加されるとのことだったが、あまり信用していなかったのでPCで複数タブを開いて待機。

 結果、この告知ページにリンクが追加されるよりも商品名で検索した方が早かったので、直接辿り着いたページより予約を実行。今回の商品ページ、10月の予約に使われたのとは別の商品ページだったのも、なかなかトリッキーでした。

なかなか焦っていたこともあって、2色を1つずつカゴに入れて同時に決済を行えばいいところを、どういうわけか2回に分けての注文にしてしまいました。
しかも無料でシャンプーのサンブルを貰えるキャンペーンがあったのに、みすみすスルー。もう少し落ち着いていれば、配送の回数も1回にまとめられたのにね…。

ブランドのファンとして思うこと

「マジョリカマジョルカ」というブランドのスタート当時から、店頭リーフレットや非売品を集めてきたりと、その存在を追ってきた者としては今回の販売に思う点が多々あります。今年のイメージガール変更から、また路線が元に戻ってきたかな?と感じられていたから、余計にです。

Amazonでの販売について

まず、マジョリカマジョルカというブランドがどうしてAmazonで商品を販売することに対して労力をかけるのかというところ。今回のパレットが限定販売される前にも、オリジナルポーチのついたマスカラとまつげ美容液のセットが出ていたりします。

こういった数量や取り扱い期間を限定した商品を出ること自体は、ブランドのファンとして非常に楽しみにしています。では、どうしてAmazonでの販売に力を入れることを疑問視しているのか。それは自社の販売サイト「ワタシプラス」の存在と、公式ファンクラブ「マジョリピア」の存在です。

資生堂の公式オンラインショップとして2012年に開設されたワタシプラスと、2019年の夏からスタートしたオフィシャルファンクラブのマジョリピア。

みなとみらいのS/PARKで行われたイベントも、マジョリピアの会員をターゲットにしたもので、従来のファンのツボを突きまくる要素で満ち溢れていました。
この日を機に「またマジョマジョのアイテムを少しずつ買っていこうかな」と思ったほどです。

こうしたブランドのファンに向けたサービスを展開しているにも関わらず、どうして今回のパレットは「Amazon.co.jpのみ」という販売方法が取られたのでしょうか。恐らくは在庫の管理や配送の面で、自社のシステムを利用するよりもメリットがあるからなのだとは思いますが、このようなリピーター向けサービスを開始しておきながらも、その対象外であるサイトのみで販売を行うというのは、何だか蔑ろにされているなぁという気持ちにならざるを得ません。

2019年11月21日に店頭で販売が開始となる限定&新製品については、マジョリピア会員向けの先行発売が行われたりもしたのですけどね。ワタシプラスに未入会の人に「今回のために会員になりませんか?」とアプローチをかけたほうが、メルマガ配信で同じ企業の別ブランドを知ってもらったりするきっかけになりそうなものだけど、それよりも既存会員が多いであろうAmazonで販売することで、気軽に買ってもらう方が利益を得られるのかな?

イエベ・ブルベの表記について

これはマジョマジョだけでなく、最近の化粧品メーカーに広く言いたいことなんですが「このアイテムはイエベ向きです」「このアイテムはブルべ向きです」っていうのをメーカー側が断言する傾向、ちょっとどうなんですか?と思っています。

美容雑誌のアカウントとかが「〇〇〇の人におすすめ!」って言うのは全然いいと思うんですが*1、ブランドにそういう言い切りをされてしまうと、それどうなの?と思ってしまいます。

カラポのアナ雪2コレクションのように、見るからに寒色系・暖色系と判断しにくいからこそ、あえて「イエベ/ブルべ」をアイテム名の中にも入れたのかもしれません。しかし、パーソナルカラーはあくまでも人それぞれの個性に寄り添った色を見つけるための判断基準だと私は思うので、「あなたはブルべだからこの色が似合う」「イエベの人にあの色は難しい」みたいに取れるような表現を、商品を販売する側から出してくるのは好きではありません。

世の中に溢れている様々な色の中から、自分に合うものを見つけるためのヒントとして活用するべきものであって、勝手に2つに分類して押し付けないでおくれよ~と思います。あと、どうせやるならマキアージュみたいにニュートラルのパレットも作ればいいのにね。

色々言ってるけど両方予約したのは

「マジョリカマジョルカ」の世界観が好きだからです。ただの化粧品ではなく、それぞれのアイテムが世に生まれるまでの間に、ターゲットやメイクアップアイテムで叶えたいこと、パッケージのデザインやそれにまつわるストーリーなど、沢山の人たちのこだわりが詰まっていると思うからこそ、応援したいと思っています。

メーカーからユーザーの手に渡る、最後の段階で今回のようなことが起こってしまったことは、ブランドイメージを損なう大きな痛手です。最終的に予約できたのは良かったものの、今回のような小さな確認不足の積み重ねによって「もうマジョマジョはいいかな」と思う人を生み出してしまうことが続けば、ブランドそのものの存続も怪しいでしょう。

好きだから、頑張ってほしい。これはジャニーズや俳優の推しの方々に思うのと同じ気持ちです。そしてヲタクなので、パスポートに貼るステッカーは色々な種類を集めたいし、どうせやるならコンプリートしたい。こういう熱心なファンの心理を資生堂さんにはちゃんと活用してもらいたいなと、個人的には思っています。

歴代のマジョマジョ非売品コレクションを公開したいという話も言い続けていますが、まともに写真を撮れるスペースが自室にないので*2、年内にどうにか第一弾を書けるように私自身も頑張ってみたいです。

 

*1:そもそもの定義が間違っていたりしなければ

*2:つまり部屋に物が多すぎる