『ナイツ・テイル』シンフォニックコンサートの日に美味しいもの食べたよシリーズの第3弾です。 これだけ食べてたら、確実にホール内でお腹が鳴って響き渡ることもないので安心です！*1 続いては開演前にロビーでの腹ごしらえ＆翌日の朝食用に、行ってみたかったパン屋さんが目的地です。
お店の情報
お目当てのお店は、新橋駅の敷地内*2に7月30日にオープンした「Truffle mini（トリュフミニ）」という小型のベーカリーショップ。こちらは門前仲町に本店、三軒茶屋と広尾に店舗を構える「Truffle BAKERY（トリュフベーカリー）」というお店の新業態で、JR新橋駅の北改札を出て右方向、銀座口側にあります。
Google Mapの位置情報だと、タクシー乗り場のあたりを指していますが*3、実際にはもっと北側です。まだ駅の改装が完全に終わったわけではないのか、天井の部分にまだ布がかかった状態でした。
私が今までに食べたパンの中で、最も美味しいパンだと思っているのが、フロリダはウォルト・ディズニー・ワールド（WDW）のディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート＆スパというホテル内にある、ヴィクトリア＆アルバート（Victoria & Albert's ）というレストラン*4において、コースの料理に合わせて提供された「黒トリュフが練り込まれたパン」だったので、「トリュフベーカリー」というお店の存在を知ってから、ずっと気になっていて。機会があれば行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか店舗のあるエリアを訪れることがなく、かといってそのためだけにお店のある地域に行くほどの熱意もなかったので、通勤定期の圏内でもある新橋駅に系列店が出来たというのは、非常に嬉しいお知らせでした。
店頭の様子
私が店頭に着いたのは平日の15時台後半から16時にかけてのタイミングだったかと思いますが、常に2組くらいはお店の前にお客さんのいる状態が続いていたので、帰宅のピークタイムには*5もっと列が長くなっているんじゃないかな？という印象を受けました。以前はこの通路、通勤時の通り道だったんですけどね…。
パンはガラス越しに陳列されており、注文を受け付ける店員の方に買いたいパンを伝えるタイプの購入方法。この場所にお店ができることを知った際のリリース情報では、あまり沢山の種類を取り扱わないのかな？と思ったのですが、看板商品である「トリュフの塩パン」が並んでいる棚の他に、創作系のパンが並んでいるコーナーもあり、店舗面積の割には色々な種類の中から選べるんだな～という印象を受けました。
またレジの手前にはサンドイッチやマフィンなどが並んだ冷蔵ケースも。この日は銀座三越に期間限定で出店していた、イマノフルーツファクトリーのフルーツサンドも買いに行こうかと考えていたのですが、まさかTruffle miniでもシャインマスカットのサンドが買えるとは思ってもいませんでした。結局、お腹と時間と相談した結果として、どちらのフルーツサンドも見送ることにはなったのですが…。
購入したもの
そんな念願のお店で購入したのは、本店でも人気の高い定番の「白トリュフの塩パン」と「黒トリュフのたまごサンド」の2種類。初めてなので、まずはベーシックなものからというチョイスです。
黒トリュフのたまごサンド
まずは『ナイツ・テイル』シンフォニックコンサートの開園前に食べた「黒トリュフのたまごサンド」から。冷蔵ケースに入って陳列されていたパンなどを購入する際には、保冷剤の要否も確認していただけるようでした。
食べるのは1時間後くらいと見込んで、持ち歩きの時間も同じように答えましたが、その分の保冷材は無料だった模様。何時間以上の分から有料になるのかは未確認ですが、持ち歩くことを考慮していただけるのは嬉しいですね。新橋駅からだと場合によっては県境を越えて移動する方も利用するから、余計に気を遣っているのかもしれません。
パンに対してかなりたっぷりとフィリングが詰まっている、こちらのたまごサンド。包装を開けると、ふんわりとトリュフの香りが。サンドイッチ専用に作られているというパンの香ばしさと、具材としては定番のたまごと、そこに加えられているトリュフの存在感、それぞれの良いところが一つにまとまっていて、そりゃ美味しいに決まってるよね！という感じでした。
具材がぎっしりなので、ラーメン食べてかき氷食べて…としてきた後には、1切れでも十分だったように思えましたが、この季節ということもあって終演後にとっておくのもちょっと…ということで、結局2切れ食べちゃいましたｗ もし1人じゃなければ、別のシェアできるものと2種類買って、分け合うくらいが良いかもしれないです。
白トリュフの塩パン
どちらかといえば、本命はこちら。翌日の朝に…と思っていたら、家族に共有ができてなくて白いご飯が炊かれていたので、その日の夜のお楽しみだった金曜ロードショーでの『コクリコ坂から』を見ながら、スパークリングワインと一緒に楽しみました。
水沼くんの美声とお酒に酔いながら、少しだけレンジで温め。パンの中に自家製トリュフバターを巻き込んでいると説明があったので、じゅわっと溶けてくれたらいいなぁという観点から、トースターではなくレンジを使ってみました。
買ってすぐの状態では表面に塩が見えていたのですが、少し時間を置いたのでなじんでしまったのか、今回はほとんど確認できない状態。手前部分の少しムラのあるところが塩がのっていた部分だろうと思われます。
熱々になった白トリュフの塩パンを、どうにかこうにか半分に割った様子がこちら。例によってかなり細かくて分かりにくいかと思いますが、トリュフバターが生地にしみこんでいて、わずかに視覚情報でも「トリュフいますよ～」という存在感を示しています。
しかし、何よりもトリュフの存在感を感じさせてくれるのは、その香り！どう頑張っても写真では伝わらないやつです。大好きなこのトリュフの香りだけでもお酒が飲めてしまう～！パンには100%のフレッシュバターやトリュフオイルも使われているので、口に入れる前から香りで美味しさを感じられてしまう、魅惑のパンでした。
リピートの余地は…俄然あり！
立ち寄ろうと思えば仕事帰りにも寄れる場所にあるので、お家でちょっと贅沢な気分を味わいたい日や、美味しいものを持ち寄って食事を楽しむ日などに利用したいお店です。パンの種類が豊富なので、あれこれ目移りしてしまいそうですが、塩パンは絶対に買ってしまうだろうな…。
私にとっての歴代No.1パンには敵いませんが、日本でもトリュフの香りを存分に感じられるパンが食べられるようになった事実が非常に嬉しいです！
トリュフミニ 新橋店 （パン / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.7
