今週のお題「チョコレート」
2月14日はとっくに過ぎてしまいましたが、2021年のバレンタインデーに関する催事で購入したチョコレートおよびチョコレート菓子の類を随時紹介していきたいと思います。そんなことを言いながら、初回からいきなり変化球なんですが…。
日本橋三越で開催されていた「あんこ博覧会」という催事のみでの取り扱いだった、〈菓寮 福ノ和〉一枚流し ショコラ冬水羊かん。まつパのモニターで人形町に出向き、蟹出汁のラーメンと雑炊まで食べてお腹いっぱいになったので、三越前まで歩いてからの催事場でした。
冬になると食べられるという、福井県における「水ようかん」のポジションについて、その理由は歴史などについては都内にあるアンテナショップの公式サイトに詳しいことが書いてあります。
『そういう文化があるのだなぁ』ということを知ったのは、いつも和洋を問わず美味しいものを紹介してくださっている、frankie17さんのブログだったのですが、その記事では福井の水ようかんそのものには出会えていなかったので、どんなものなのかというのを見るのも今回が初めてでした。
最初にあんこ博覧会の場内を一周した時点で、それなりの人だかりができていたのが、この福井県の水ようかんコーナー。その一角ではショコラ水ようかんだけではなく、異なるお店の冬水ようかんがずらっと並び、好きなものを選ぶことができるような売り場になっていました。
元々、ショコラ水ようかんが販売されていることを知っていたわけではなく、「そういえば冬の水ようかんって…」と思って立ち寄ってみたのですが、隣接した催事でバレンタインデーに向けたチョコレートたちが並んでいるところを通ってきたのと、『あんこ博覧会限定』の文字を見て、思わず手に取ってしまったのでした。
チョコレートとあんこの誘惑。日本橋三越本店「スイーツコレクション」×「あんこ博覧会®」|株式会社 三越伊勢丹ホールディングスのプレスリリース
開封時の写真を撮っていなかったので、あんこ博覧会のプレスリリース素材より。実際には蓋を開けてそのまま水ようかん!というわけではなく、透明なビニールの内蓋(アイスの内蓋が透明で薄くなったみたいな感じ)がされ、そこに包装された木べらが乗っているという状態でした。
で、こちらがお皿に盛り付けた状態。2切れを重ねるようにしてみたところ、上に乗っているほうが僅かに重力によってしなっている?のがお分かりいただけるでしょうか。ただお皿に置いただけだと、普通の羊羹のようにも見えるので、ちょっと重ねてみたことで水ようかん特有のしなやかさが出せたような気がします。
さて、味はというと一口目は水ようかんらしい、ちゅるんとした舌ざわり。あれ?普通の水ようかんみたいだな~と思っていると、ここにふんわりとカカオの気配!「チョコ」というよりも「ショコラ」という名称が合っていて、『濃厚なチョコレート』ではないけれど、しっかりとチョコレートらしい味わいを楽しめるという、不思議な味わいでした。食感やチョコ感の程度としては「チョコレートプリン」みたいなものが近いのかな?牛乳も卵もないし、あんこも入っているので全然別物だけどw
日本橋三越本店で開催された『あんこ博覧会』限定ということで、福井県のアンテナショップでの販売は行っていないようですが、もし来年も機会があればまた食べてみたいと思える、変わり種のチョコレート(?)のお菓子でした。