『偽義経冥界歌』のライブビューイングを観るべく、普段より少し早めに仕事を切り上げた３連休前の木曜日のこと。開演までの時間にちょっと何かをお腹に入れてからにしようかな…と、周囲のお店の運営状況を調べていると、6th by Oriental Hotelが平日限定でバスクチーズケーキのテイクアウトをしていることが判明！
予約可能という情報はチェックしていたものの、シャンテでSHOCK応援メニューを食べたい気持ちもあり、到着時刻が読めないことから事前予約はせず。そんな甘い気持ちで悠長に構えてしまった結果、見事に撃沈。
次に機会があった時には絶対に予約してから行くぞ！と心に誓い、ちょうどその週に銀座三越の地下２階のGINZAステージにポップアップで出展していた、広尾の「BELTZ」でバスクチーズケーキ（ミディアム）を購入しました。
私とバスクチーズケーキ
先述した6th by Oriental Hotelは私にバスクチーズケーキという食べ物を教えてくれた、いわば親鳥のような存在。今読み返してみても、初めて食べた時の驚きっぷりが私にしては珍しくピュアだな～。
全然関係ないですが、世の中のＤヲタも初めて見た「Fantasmic！」が最も好きなバージョンっていう習性ありません？私はあります。*1
これと同じように、人は初めて食べる新しい食べ物に出会った時、その最初の出会いが基準となり、それ以降に同じような食べ物と出会った際に比較してしまう生き物である、と個人的には思っています。
そのため、世間からは大好評だったローソンの「バスチー」もコンビニスイーツとして考えれば美味しいし好みだけど、これでバスクチーズケーキを名乗るんです？というのが私の率直な感想。同じ時期に登場したセブンイレブンの「バスクチーズケーキ」もなかなかの評判でしたが、もう見た目から私の望むバスクチーズケーキではないことが分かっていたので、実食しませんでした。
通常、本店と通販だけで販売されているマーロウのバスクチーズケーキ🧀GW終了までGINZA SIXの店舗にも入荷があるということで、バースデーイベント終わってハイになったノリで購入ｗ 陶器の容器に入ってるのですごく重いけど、やっぱりこれくらい焦げ感が欲しくて🔥 #マーロウ #マーロウ35周年 pic.twitter.com/vfpLOiuOv2
— にあぽん (@imagicaln) 2019年4月29日
昨年春の記事の中で「今後食べたいバスクチーズケーキ」として挙げた中で、これまでに機会があったのがマーロウの陶器に入ったもの。実際、味は美味しいのですが私が思うバスクチーズケーキはこれじゃないんだよ～が再び、という感じでした。
どうせなら大きなサイズで味わいたい！
そんな中、当時から目を付けていた広尾の『BELTZ』が銀座三越に期間限定で出店していると聞きつけたら、やはりどうしても食べてみたくなるわけで。１人で食べきれる直径７cmのSmallサイズと、ホールタイプで直径12cmのMediumサイズの両方が販売されていたので、自分が理想とする6th by～のバスクチーズケーキにより近い、Mediumサイズを買ってしまいました！
三越での期間限定出店ではありますが、ショッパーはオリジナルのものを用意して下さっていました。この日は他にもマロニエゲートのダイアナでパンプスを買ったり、三越でジョーマローンのピローミストを買ったり、お買い物満喫デーで財布の紐がガバガバでしたｗ BELTZの隣のブースに出店していた「西洋菓子舗 不二家」でも生ミルキー買ってますからね。
それはそれとして、大荷物を抱えて帰ったところで早速その姿を拝みますよ～！ちなみに購入時に、美味しい食べ方が書かれた小さいリーフレットを入れて下さっていたので、まずはそちらをチェック。それによると「冷蔵庫から取り出し、5分～10分間ほどお待ちいただくと、最高のふわトロ食感をお楽しみいただけます」とのこと。
うーん、これは期待が高まる焼き色！やはりバスクチーズケーキはこれぐらい見た目から香ばしさが伝わってくるような色をしてないと！
持ち歩き時間を考慮して保冷剤を付けていただいてはいましたが、一度冷蔵庫でしっかり冷やしてから、食べる前に頃合いを見計らって取り出すことにしました。
バスクチーズケーキたるもの、こうあるべし！
箱から出した時点でもかなりの好印象だったBELTZのバスクチーズケーキ。おすすめの食べ方にある通り、冷蔵庫から出して少ししてから入刀してみました。
じゃん！中心部分が少し「とろんっ」とした質感なんですが、この写真で伝わるでしょうか…。１ピース分を切り分けた断面を、また別の角度からも撮っていました。この質感が愛おしすぎて、逆になかなか食べ始められないっていうね。
どどん！ということで断面に面と向かってみたのがこちら。いや～、良き眺めです。やっぱりコンビニスイーツの何となく付いてる茶色っぽい色じゃなくて、これぐらいしっかりとした「焦げ色」をしてこそのバスクチーズケーキですよ！私の基準では！
ワインとペアリングして美味しくいただきました
まずは何もつけないでそのままの味を。うん！この香ばしさと口の中でまったりと舌を這うチーズのクリーミーさ！これだよ、これ！以前から目を付けていたBELTZのバスクチーズケーキは、私が望むものにかなり近いテイストであることを一口目で確信しました。
結局、ごはんを食べない分という言い訳のもと、初日から２ピースを一人で食べてしまうほどの止まらなさ。ブラックペッパーや岩塩、山椒塩やコーヒー七味など、卓上に並べているお気に入りの調味料たちをチョイ足しながら、赤ワインと一緒に美味しくいただきました。
その後は少しずつ切るのが雑になってきたので写真は残していないのですが、コーヒーと共にティータイムに楽しんだり、オリーブを添えて辛口の白ワインと味わったりと、ドリンクやサイドメニューの組み合わせによって、様々な表情で至福の時間を生み出してくれました。
絶品バスクチーズケーキ、お取り寄せできます
BELTZの店舗は広尾*2にしかありませんが、可愛らしいパッケージに入った冷凍のものをお取り寄せすることも可能です。季節によっては、そのイベントに合わせた特別なデザインが施されたボックスも選べるんだとか。
家から出ることが憚られる今日この頃ではありますが、お家から出られない分、何か美味しいもので気分転換をしたい～！という方、この機会に「バスクチーズケーキらしいバスクチーズケーキ」のお取り寄せなんて、いかがでしょうか。
