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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【東京ディズニーランド】実は生まれて初めてだった「イーストサイド・カフェ」

5月9日(土)の札幌公演をもって、公演が終了した『坂元裕二朗読劇2021』。大阪での公演が全日程中止ということになってしまったこともあり、「完走」という表現を使っても良いのかどうか悩ましいところではありますが、そんな朗読劇の東京公演開催日だった平日に有休を取って、前後にTDLに足を運んだ日のお話を。

先週、テイクアウトできるTDLとサダハルアオキのコラボメニューについての記事を書きましたが、今回ご紹介するのも同じコラボ企画の一環で提供されているスペシャルセットです。

お店の情報

「イーストサイド・カフェ」はワールドバザール内にある、プライオリティ・シーティングに対応しているテーブルサービスのレストラン。スポンサーは山崎製パン株式会社ですが、提供しているお料理のメインジャンルはパスタです。

私がTDRに足しげく通うようになったのは2007年4月以降なので、かれこれ地図を見ずにあちこち歩けるようになってから14年ほどになるわけですが、イーストサイド・カフェを利用したのは実は今回が初めてでした。

TDRの年パス履歴は、共通⇒共通⇒海単⇒(9年のブランク)⇒共通という経歴なので、初バイユーしたのも、2018年の『マツコの知らない世界』でかざぽんが紹介してからだし、初北斎したのも同じく2018年の七夕膳の時期だしで、TDLのテーブルサービスレストランについては、制覇するまで非常に時間がかかりました。

年パス持ってた時は「今日使うお金を1,500円ちょうどになるべく近くする*1」とかだったりしたので、なかなか手が出なかったんですよね。その分、TDSではテディとかテディとかデリとかテディに使ってました。

店内の雰囲気

ということで、お店の場所は把握しているし何度も前を通ったことがあるのに、初めて入る店内にちょっとドキドキしながらの入店。入口を入ると正面にレジがあり、右側に進んで行くとダイニングエリアが広がっています。席へ案内される途中にチラっと見えたドリンクを作るキャストさんがいたとこ、かつて同じ山崎製パンさんがスポンサーだった、TDSの「セイリングデイ・ビュッフェ」っぽい雰囲気があったような。

案内していただいた席は、エントランスから真っ直ぐカリブの海賊方面へと進んだ突き当たりの、ワールドバザールに最も近い窓際?の角になっている一画。この辺りのテーブル、私の他にもお一人様で利用するゲストが異なるタイミングで3~4組はいたような。

単独で利用するゲストが一定の範囲に集中していたほうが、回転も速くてスムーズに次の準備がしやすかったりするのかな?私が入店したのは18時台で、ラストオーダーが迫っている時間帯だったので、案内されたテーブルに対してのその日の最終ゲストだったかとは思うのですが…。

オーダーしたもの

そんな初めてのイーストサイド・カフェで注文したのは、東京ディズニーランドとSadaharu AOKI parisがコラボレーションしたデザートメニューを楽しむことができるスペシャルセット!外から見えるショーウィンドウにも、提供されるお料理がテーマである『美女と野獣』の世界観を彷彿とさせるディスプレイで並べられていました。

いざTDL×サダハルアオキのコラボメニューを!

テーブルに合わせた明るさにしてしまったので肝心の料理部分が飛んでしまっていますが、こちらのスペシャルセットはこのようなメニュー構成になっています。

  • ジャンボンムースのクレープ、ブラッドオレンジソース
  • スパゲッティーニ、サーモンのクリームソース
  • パン
  • スペシャルデザートプレート(ストロベリー&ピスタチオ、ショコラプラリネ、ローズ&ルビーチョコレート)

改悪前*2のメニューがどんな内容だったのかを把握していないのですが、コラボデザートを含んで2,980円なら近年のパークでは許容範囲かな…という第一印象。でも、おかわりができないパンが4品のうちの1品なのは残念すぎますよねw

キリン一番搾り生ビール(¥780)

TDLでのアルコールメニュー解禁後、初めてのテーブルサービスレストランだったので、とりあえずキリン一番搾り生ビールを1杯。メニューとの相性としてはワインをチョイスするべきだったのでしょうが、得体の知れないグラスワイン1杯に900円を出すのには躊躇してしまい…。

ジャンボンムースのクレープ、ブラッドオレンジソース

ジャンボンムースのクレープ、ブラッドオレンジソース(全体)

まず一皿目は「ジャンボンムースのクレープ、ブラッドオレンジソース」という前菜。耳慣れない『ジャンボン』とは豚のもも肉のハムのことだそう。クレープ、ソース、季節野菜のグリルが色鮮やかに並んでいます。

ジャンボンムースのクレープ、ブラッドオレンジソース(断面)

クレープの断面はこんな感じ。前菜なのでこんなものかなぁとも思いますが、薄い生地なのはともかく、中身もぺしゃん…としてるのは少し寂しいですね。この後の料理の内容的に、このお皿でビールを減らしておかないと、最後にビールだけで飲むことになります。(実際そうなった)

スパゲッティーニ、サーモンのクリームソース

スパゲッティーニ、サーモンのクリームソース

続いてはディルやケイパー、レモンでアクセントを加えたクリームソースがベースのサーモンのパスタ。パンは単品で撮るほどのものでもないよね…ということで、1枚目と2枚目にそれぞれ見切れるように入れています。

スパゲッティーニ、サーモンのクリームソース(とパン)

麺上げしてみたけど、クリーム重ためというのもあって、パスタ同士がくっついてしまって団子状態に…。念のため書いておくと、写真を撮るのに時間をかけすぎて冷えちゃったとかではないですよ。一番上のスモークサーモンとトッピングとしてのケッパーが相性抜群なのは言うまでもなしなのですが、クリームソースとの相性はというと、何とも…。

スペシャルデザートプレート

スペシャルデザートプレート

さて!長らくお待たせしました!今回のセットにおけるメインディッシュです!横長のガラスの器に3種類のケーキと2種類のマカロンが添えられています。ウッド調のテーブルにクロスやランチョンマットなどがない状態で提供されるので、せっかくのお皿なんだけど自宅の食卓で撮ったっぽい見た目になっちゃう…。涙

スペシャルデザートプレート(ストロベリー&ピスタチオ)

一番左がストロベリー&ピスタチオ。間違いない組み合わせですね!手前の苺やエディブルフラワーを避けなかったので、肝心の断面が非常に分かりにくいのですが、こちらはパティスリーサダハルアオキの「Saya(サヤ)」というケーキが元になっているようです。

スペシャルデザートプレート(ショコラプラリネ)

真ん中はショコラプラリネとマカロン。こちらもパティスリーサダハルアオキにレギュラーメニューとして存在している「ショコラ プララン」をベースとしているようです。これだけデザートが主役のコースなのだから、コーヒーか紅茶までを含めた内容にしてほしい…。しかし、ラストオーダーを過ぎていたため、ドリンクの追加もできずなのでした。ぐぬぬ。

スペシャルデザートプレート(ローズ&ルビーチョコレート)

そして最後に控ぇしは(突然のカンベアネタ)、『美女と野獣』のストーリーにおいて重要な役割を担っている「薔薇」をイメージした、東京ディズニーランド限定のケーキ「ローズ&ルビーチョコレート」です。

3種類とも、それぞれの個性がある味わいですが、両サイドの見た目が近しいのと、ショコラプラリネとルビーチョコレートでタイプが違うとはいえ、チョコレート系が2つ並ぶ(どちらもそれなりに甘い)ので、プレートの中での緩急がもっと欲しかったなというのが正直なところ。

TDR側との調整の結果、この3種類が並ぶことになったのだろうとは思いますが、パティスリーサダハルアオキの公式サイトに掲載されているレギュラーのケーキを見てみると、「チーズ ケーク シトロネ」というシトロンの酸味を感じられるチーズケーキもあるようだったので、こういった明らかに他の2つと違ったものが入っていたら、より嬉しかったのかなぁ…。

期待していた分、辛口判定に…

TDLのテーブルサービスで提供しているセットメニューとしては手頃な価格帯ということもあり、あまり贅沢を言えるものではないのかもしれないんですが、期待値が大きかっただけに全体的に不完全燃焼な感じの初イーストサイドになってしまいました。

「ローズ&ルビーチョコレート」という限定メニューの珍しさはあるのですが、これだったら丸の内や伊勢丹のサダハルアオキで、好きなケーキを買ってきてお家でゆっくり楽しむほうが…。そんな考えがつい頭をよぎってしまったのでした。

結論:前菜やパスタは特筆して印象にないので、美味しいケーキを存分に味わいたい場合はSadaharu AOKIの直営店で好きなものを買うのが良し

 

イーストサイド・カフェカフェ / 東京ディズニーランド・ステーション駅舞浜駅リゾートゲートウェイ・ステーション駅
夜総合点★★☆☆☆ 2.9

*1:懐かしの年パスお買い物キャンペーン…

*2:「サラダうどん社長」という言葉が爆誕した通り、OLCことオリエンタルランドの次期社長が元フード部門で責任者を務めていた期間に、多くの店舗にて行われたる粗悪なメニュー改定を意味する