Yumaniteの「神ルフィーユ」を味わった同日に、本郷三丁目の「中華そば にし乃」へ。普段の行動範囲ではないお店をハシゴしているのは、前日夕方からの予定のために東京メトロの24時間券を買っていたから。代々木公園から千代田線に乗って、あまり足を伸ばさないエリアの気になっていたお店を…という理由で選んでみました。
千代田線の沿線だと、赤坂の「赤い鯨」も候補に考えていたのですが、8月以降『ハリー・ポッターと呪いの子』を観るために赤坂ACTシアターへ足を運ぶ機会が何度か予定されているので、今後しばらく訪れる予定のなさそうな本郷三丁目を目的地に。
お店の情報
日常の行動範囲ではないので、何かしらのルートで「山椒そば」というメニューから存在を知ったお店です。食べログのラーメンTOKYO部門で百名店に選ばれています。なるほど、そりゃ行列にもなりますわ。
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到着時も退店時も5~6人の待ち列が出来ていたので、外観写真はなしです。本郷三丁目駅からは徒歩3分以内の距離ですが、東京メトロからの場合は信号を渡るので、タイミングによっては+1分くらいの時間を予定しておくぐらいがちょうどいいのかなと思います。
車が通るような道に面しているのかと思いきや、想像以上に路地裏で目の前は民家。そんな立地なのに、私の目の前の男性2人組もその前の前の男性3人組も、一人だけお店側の列にいて、他の人は反対側の日陰に立ったような状態で、それでいて大声で会話してるもんだから、さぞ迷惑だろうな…と思いながらの待機列でした。私は日傘があったので、どうにか直射日光を浴びずに待機できましたが、日影が全くなかったので、日中に来店する場合には涼めるものを用意しておいた方が身のためです。
店内の雰囲気
3名までは店内で待てる旨が書かれたボードが入口扉の前に置かれているのですが、扉の窓からは中の様子が少ししか窺えないため、入ってもいいタイミングが少しわかりにくいかもしれません。私は目の前にいた男性2人組が食券を買い終わって動いたタイミングで扉を開けてみました。
ちょうど1人分なら席が空いていたので、お店の方から前の2人組に「並びの席でご案内しますので、お先に1名様をお通ししてよろしいですか?」と確認の上、先に着席させてもらえることに。お一人様に優しい~!
オーダーしたもの
それなりに待ち時間もあったことから、すぐに再訪することはなさそうと見込んで、最初から決めていた山椒そばに、肉ワンタンと海老ワンタン1つずつを付けて頼むことにしました。
可愛い感じにくり抜かれたナルト(抜いた後は何に…?)と青菜とチャーシューと、デフォルトの具材はかなりシンプルです。透き通る黄金色のスープが美しい…。ワンタンは左が肉、右が海老ですね。
ラーメンのタイプとしてグループ分けすると、札幌のNoodle Lab Qのような麺とビジュアルと構成ですね。とっても上品。
レアなチャーシューが温まりすぎてしまわないように、丼の縁に避けてから麺をいただきます!あ、この前にスープを結構飲みました。1枚目のスープの位置と比べてもらうと、麺に取り掛かるまでにどれくらいスープを飲み進めたかがお分かりいただけるかなとw
全体的に上品な味わいと柔らかめの細麺で、とても美味しい、けど私のツボにハマる一杯ではないかな~という印象も含めて、前述した札幌の名店と同じような感想になってしまう一杯でした。細麺はパツパツしたのが好きだし、担々麺とか麻婆麺みたいな刺激のある麺が好きだから、こういう繊細なやつ向いてないんだと思う…。
暑い季節ですが、限定の冷やしメニューよりも定番の中華そばのオーダー率が高かったように思いました。土曜日だからリピーターさんよりも初めての方が多かったのかな?そんな、改めて自分が好む麺類の系統を再確認できた、「中華そば にし乃」の山椒そばでした。