3連休、1日もジムに行けなくて些か自分を責めております。
そんな連休中に足を運んだ場所の一つが、パークハイアット東京の「ピークラウンジ」で行われている、ハリー・ウィンストンとコラボレーションしたアフタヌーンティーでした。
ピーク ラウンジ「Winston in Bloom」再開のお知らせ | パーク ハイアット 東京
- 久しぶりのアフタヌーンティー
- ハリー・ウィンストンとは
- 多彩かつボリューム満点なメニューの数々
- 種類豊富なドリンクメニュー
- アフタヌーンティーには大満足!だけど…
- 今後、利用する際に念頭に置きたいこと
久しぶりのアフタヌーンティー
アフタヌーンティーの利用、一時期は年に数回行っていた気がするのですが、最近はかなり足が遠のいておりました。このブログで取り上げたものを振り返ってみても、直近が去年の4月でした。いや、自分で思っていた以上にご無沙汰だな、これは。
今回利用したパークハイアットとハリー・ウィンストンがコラボレーションしたアフタヌーンティーは当初、今年4月に開催が予定されていました。その開催期間中に予約を入れていたのですが、緊急事態宣言の発令によって延期が決定。再開のスケジュールが発表後、予約済みだった人たちへの振替予約についての連絡があり、今回の日程で再度予約を取ることができたという流れです。
ハリー・ウィンストンとは
自分自身がお世話になることはないだろうと思いながらも、憧れるだけならいいよね…というレベルな至高のトップジュエラーです。とはいえ、日本国内に店舗がいくつもあるので、それだけ実際に利用されている顧客の方がいらっしゃるということだとは思います。すごい世界や…。
今回のコラボレーションでは、自然が生み出す花々の造形美をダイヤモンドやカラーストーンの煌めきとともに表現したジュエリーで構成された「Winston in Bloom」をテーマに、鮮やかな花々や美しい色彩、エレガントなテイストをちりばめた特別メニューをパークハイアット東京のイベント料理長である森田武二シェフとペストリー担当の小野澤誠シェフが考案したアフタヌーンティーが提供されています。
多彩かつボリューム満点なメニューの数々
それでは早速、提供されるアフタヌーンティーの詳細をご紹介していきたいと思います。まずは最初にサーブされる3段のティースタンドに盛り付けられたものから。
15:30からの予約、そして窓側の席だったので日当たりが想像以上に良くて、ちょっと暑かったくらい。おかげでアイスティーも美味しくいただけましたが、お茶の種類については別途ご紹介させていただきますね。
下段のメニュー
- サーモンリエットとオニオンのエクレア 胡瓜とピクルス イクラ
- グリーンアスパラガスのマリネとホワイトコーン オレンジソース パンプキンブレッド
- パルマハムとトマトコンフィ オリーブオイルキャビア ホールウィートブレッド
アフタヌーンティーの古来の流儀として、最初にいただくのがセオリーとされているのが下段のサンドイッチ類。元々の開催予定だった4月に予定されていたメニューとは一部内容が変更になっているようでした。全粒粉を使った左側のカナッペのようなものにオリーブオイルキャビアが乗っていたのですが、これを見てついつい「ミラコのメニューでよく見る!」とすぐ舞浜を連想してしまった、私たちなのでした。
中段のメニュー
- ココナッツとマンゴーのスコーン
このスコーンとは別に、プレーンのスコーンとマドレーヌが、またクロテッドクリームとミックスベリーのジャムも出てきましたが、プレーンスコーンとマドレーヌは写真を撮り忘れてしまいました…。ココナッツとマンゴーのスコーンに添えられていたのはレモンのクリームだったかな?少し酸味がある、夏に合う味わいのものでした。当初の予定では、この季節のスコーンは桜のスコーンが予定されていたようです。
上段のメニュー
- 無花果のチョコレートタルト
- マンゴーチーズケーキ
- ピュアホワイトピーチムース
3種類のプチスイーツ。ハリーウィンストンのロゴが入ったホワイトチョコレートのプレートが添えられています。チョコレートタルトはかなり濃厚な味わいでしたが、他の2つはそれほど甘さが前に出てくる感じではありませんでした。
ケーキ類をまとめて後ろに残しておくと、最後に甘いもの祭りになるのがしんどくなってしまうこともあり、下段の塩気のあるものと交互に食べてしまいがちなのですが、タルト以外は後にしても大丈夫そうな甘さでした。このタイミングだけコーヒーにチェンジするとかすればいいのかなぁ…。
フィンガーフードのプレート
続いて登場したのは、4種類のフィンガーフードが盛り付けられたプレート。こちらのメニューは台紙や事前公開されている内容に詳しい内容の記載がなかったので、具体的な料理名は割愛させていただきます。
一番左の3色のトマトを使ったグラスのものと、右から2番目のスプーンに入った夏野菜のものが「すごくシャーウッド*1で出てきそう!」と、またしても舞浜脳が発動してしまいました。
プティスイーツのプレート
ここまでに登場した品数でもかなりのボリュームだったかと思うのですが、最後にプティスイーツのプレートが追加!マンゴープリンや抹茶とチョコレートのケーキ、ホワイトチョコレートの中にパッションフルーツのソースが入ったものなど、スコーンやマドレーヌなどの粉ものが別に出ていたということもあって、粉要素ほぼなしです。
ちなみに、このプティスイーツと1つ前のフィンガーフードたちは、まさかの追加オーダー可能!そのことを全く知らなかったので、お茶のお代わりをしようとした際に「何かフードで追加をご希望されるものはありますか?」(ニュアンス)みたいなことを尋ねられた際には、どういうことなのかの理解が追い付けませんでしたw
ただ、朝も昼も抜いていた*2にもかかわらず、ボリュームたっぷりだったので、何一つとしてフードの追加はしなかったんですけどね…。ゆっくり食べてることもあって、満足度も満腹度も高くて、普通に全種類食べるだけでお腹いっぱいになってしまいました。
種類豊富なドリンクメニュー
今回のアフタヌーンティーの中で、私個人の観点から最も満足度が高かったのがドリンクの種類が豊富だったことでした。リストには紅茶の他、ハーブティーやコーヒー、日本茶や中国茶など、本当にたくさん!
ティーセレクション
ダージリン
- マカイバリ茶園 初摘み「DJ-1」2019年
- ティースタバレー茶園 春摘み 2018年
- リッシーハット茶園 夏摘み 2018年
- ナムリングアッパー茶園 夏摘み 2017年
- マカイバリ茶園 秋摘み 2019年
アッサム
- モカルバリイースト茶園 2016年
ニルギリ
- メイルーア茶園 2018年
ヌワラエリア
- コートロッジ茶園 2017年
ウバ
- セントジェームス茶園 2016年
キームン
- 安徽省 2018年
アールグレイスペシャル
- 特別なキームンを使用したスペシャルアールグレイ
ピークラウンジ シグネチャーセレクション
- ブレンド
- アールグレイ
- デカフェ アールグレイ
このラインナップ、すごくないですか?!特にダージリン、産地や収穫の時期によって5種類もの選択肢があるなんて…。私は結局ダージリンを飲んでないのですが、好きな人にとっては「ダージリンの違い」を楽しめるチャンスでもありますね。
また基本的には全ての茶葉をアイスティーとして注文することも可能(ただし蒸らしの時間がかかるため、なるべくすぐの提供を希望する場合には3種類ほどの中からのチョイスをおすすめとのこと)で、写真を撮り損ねたのですがとても背が高く直径も大きな、これまで見たことのないような立派なグラスに、たっぷりの氷が入った状態で提供され、最後まで美味しい状態のアイスティーだったのが印象的でした。
コーヒーと日本茶
コーヒー
- コーヒー
- エスプレッソ
- カフェラテ
- カプチーノ
- カフェモカ
日本茶
- かぶせ煎茶
- 焙煎かりがね茶
- 月ヶ瀬ファーストフラッシュ(和紅茶)
- 月ヶ瀬烏龍茶
- レモングラス グリーンティー
- シナモン オレンジピール グリーンティー
もちろん、紅茶以外にも選択肢はあります。このページにはコーヒーと、奈良県の「井ノ倉茶園」による、大和茶をベースにしたお茶が載っています。たくさん食べてお腹いっぱいになったラストを煎茶で締められるとか渋い…!
店舗紹介「SHOP粋翠」 | TEA FARM INOKURA
購入はオンラインショップからでも可能のようですが、取扱店はかなり限られているみたいなので、なかなかお目にかかる機会も少なそうです。
ハーブティーセレクション
- スージング(ペパーミント、ラベンダー、タイム)
- インヘイル(レモングラス、レモンバーム、オレンジピール、ジンジャー)
- エクスヘイル(カモミール、レモングラス、オレンジピール、ステビア)
- ギビング(ハイビスカス、ローズヒップ、ステビア)
- カーミング(ローズピンク、ラベンダー、カモミール)
最後はハーブティーが5種類。こちらもハーブティーも、提供までの時間は少しかかるものの、アイスティーとしての提供が可能でした。ドリンクがラストオーダーとなった際に、どれか一つをホットで頼んだような気がするのですが、どれだか分からなくなってしまった…。
アフタヌーンティーには大満足!だけど…
15:30からスタートという、ゆったりとした開始だったこともあって、いつもならあっという間に感じてしまう2時間という時間の流れが、比較的ゆるやかなように感じた今回のアフタヌーンティー。プランの内容としては非常に満足しているのですが、再び利用するかどうかを考えると、いくつか懸念点があります。
真夏の窓際席は尋常じゃなく暑い
これは会場である「ピークラウンジ」が41階にあり、また周囲に同じような高さの建物がなく、見晴らしが良いことがホテルのセールスポイントであることに繋がるのですが、日が傾き始める午後の時間帯は窓際席がめちゃくちゃ暑い!
日の陰り具合によってカーテンの開閉で調整して下さったりもしていたのですが、外の気温と日差しの強さに勝てるだけの遮光・遮熱効果ではないようで、かなり体感温度が高く、持っていくのを忘れてさえいなければ室内でもサングラスしたいな…と思うほどでした。
公共交通機関を使った際のアクセスが不便
都内のホテルに行くんなら、タクシーとか自家用車使っちゃえばいいんじゃない?という大人な行動ができればいいのですが、今回は時間にかなり余裕があったため新宿から徒歩12分の道のりを移動してみようと挑戦してみたことにより、入館前にかなりの体力を奪われました。
無料送迎のシャトルバスサービスの運航が休止・縮小になっているというのも大きいのですが、せっかくゆったりとした時間を過ごしても、最も近い都庁前駅まで徒歩8分という道のりを考えると、ちょっと…。
パークハイアット東京へ向かうまでに利用した地下通路でも、いくつかのホテルの名前を見かけたのですが、原則として公共交通機関と徒歩移動を基本としているので、新宿界隈のホテルは駅から現地までの移動距離とルートがネックだな…というのを、感じてしまいました。
今後、利用する際に念頭に置きたいこと
寒い季節に日差しが当たる分には暖かくて良さそうなのですが、暑い時期にせっかく室内にいるのに涼しくないというのは厳しいものがあると感じたので、もし次に同じく「ピークラウンジ」の利用を検討する際には、以下に気を付けようと思っています。
- 夏は避ける
- 駅に集合してタクシーやバスなどを活用する
- プレート提供のものはリピートできることを意識しておく
前回のアフタヌーンティー利用からは1年以上が開いてしまいましたが、9月に予定していたWDW&DCL旅行ができなくなってしまった分など、都内のホテルで非日常気分を味わう週末を過ごしたいと考えているので、その際にも最寄駅からのアクセスについてを気にした上でのホテル選びをしたいところです。
最寄駅からの距離感、せめてこの2つのホテルぐらいの近さ&道のりがシンプルなところにしたいかな…笑