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世界のディズニーリゾートと風間俊介さんが大好きすぎて、2018年にJGC修行を決行。お気に入りのコスメや美味しいものについても語ります。イエベ春、骨格ウェーブ(プロ診断)です。

【大森】はてブロきっかけで存在を知った羊100%スープの札幌ラーメン「ひつじの木」

直近のラーメン記事で紹介した、「Homemade Ramen 青麦」の限定麺情報を調べていた時に、偶然はてなブログのタグ機能から、大森エリアのラーメン店をいくつか紹介している方のブログを発見。それがきっかけでお店の存在を知り、足を運んでみたのが今日紹介する「札幌味噌らーめん ひつじの木 大森本店」です。

大森駅と大森海岸駅の間くらいにあると比べると、かなり大森駅の駅から近いです。元々は野郎ラーメンが入っていた場所にあり、今回紹介する「ひつじの木」も運営は同じ会社がやっているとのこと。

お店の情報

大森駅東口から徒歩2分ほど。遊具などがあるわけではなく、ベンチなどが雑然と並んでいる、ちょっとした公園の前にお店があります。両隣はパチンコ店とリンガーハット。19時台の入店だったと思いますが、入口の扉は解放されて換気されている状態でした。

「札幌味噌ラーメン ひつじの木」外観

ちょっと正面からズレているのは、UberEats配達員のお兄さん*1が絶妙な位置にいたため。座ってスマホ見ててもらったほうが、気兼ねなく撮れたはず…w
店頭には「ひつじの濃厚チーズ味噌」という気になるメニューの看板も出ています。これは悩んでしまう…。

店内の雰囲気

入って左手側に券売機、右手にL字のカウンターがあり、左手側にはテーブル席がいくつか。店内奥もカウンターかと思いきや、そちらは食器返却台っぽい感じで座席はありませんでした。カウンター席の様子は1席飛ばしでしたが、アクリル板の設置はなし。食券を買った後はお店の方の案内に沿って、扉から2番目に近い2名掛けのテーブル席へ。このタイミングで食券をお渡しです。

この日は、20時の閉店まで1時間を切っていたかと思いましたが、店内はなかなかの賑わいっぷり。私が入った後にも2~3組の入店があって、思っていた以上に人が入っていたこともあって、店内の写真はありません。カウンター上に可愛らしい羊のオブジェ?があるみたいだったので、近くに座っていればその子を撮れたら良かったんですけどね。

「札幌味噌ラーメン ひつじの木」卓上の調味料

ということで、卓上の調味料など載せてみる。胡椒、一味、山椒、辣油の4種類。どの麺も味噌がベースであることに変わりはありませんが、羊の焼き餃子や水餃子、スペアリブなどのサイドメニューも充実しているので、それらの味変にも一役買ってくれそうな頼もしいメンツです。

オーダーしたもの

さて、私がオーダーしたのはお店のスタンダードである「熟成白味噌ラーメン」です。メニュー名そのものには、羊の名前は入っていないのだなぁ。スタンダードなこちらの一杯が2021年3月時点で890円の価格設定。その他は辛味噌のスタンダード版も含めて、全てが1,000円台に突入しています。

「札幌味噌ラーメン ひつじの木」の熟成白味噌ラーメン

白味噌の名を冠しているとはいえ、味噌ラーメンとは思えない異色の見た目に、まずはビックリ。なかなか特徴的な器と、丸いお玉タイプのレンゲ。お箸は先ほどの調味料が並んでいる引き出しから取り出します。

具材はもやし、キャベツ、玉ねぎ、糸とうがらし。また写真では確認しにくいですが、クミンを感じさせるスパイスが良い香りを放っています。お肉もわずかながらにありますが、あまり「食べ応え」には期待しないほうがいいかもしれません。

麺を上げている写真がないので、このまま味の感想も続けます。まずはスープから一口。まず羊度はそこまで強く感じないものの、確かに言われてみればほんのりいますね?という感じ。どうせ食べるならクセの強い羊系ラーメンじゃないと!という方は、後楽園のMENSHO TOKYOにしておきましょう。あの「入った瞬間に全身で感じられる羊臭」には勝てません。

ただ、羊100%のスープなのにこのクセのなさは何故だろう?という感覚と、他のラーメンでは味わったことのないスパイシーでクリーミーという不思議な味わいは、飲めば飲むほどにクセになります。麺に関しては、特筆して印象に残る要素がなかったからか、あまり具体的に覚えていませんw

食べ進めていくと、スープの中からニンニクの欠片も登場。なるほど、あっさりな見た目なのに存在感のある味わいを感じていたのは君の仕事か!途中、4種類ある調味料の中から、胡椒⇒辣油(レンゲの上で)⇒山椒の順番で使ってみました。これらの調味料を単独でランク付けしたら、間違いなく山椒ちゃんが1位になること間違いなしなんですが、ちょっとかけすぎてしまったのかスープとの相性なのか、「なんか違う気がする」という印象になってしまいました。どうせだったらクミンを追加したいかな。

『すごく好きな味だったからリピートしたい』となるレベルではなかったものの、『別の丼はどんな仕上がりなのかが気になるので、また行ってみなければ』という、頭の片隅で気にしたくなってしまうタイプのお店。辛味噌ラーメンには羊の油でじっくりと抽出した自家製ラー油を使っているということなので、どうしたって期待してしまう。

とはいえ、標準の状態では具材が寂しい感じなのに、白味噌のスタンダード以外はどれも1,000円を超えてしまうのかと思うと、近くの別のお店に惹かれてしまうような気も…。ものすごく気に入った部分があるわけでもないのですが、不思議と「また行ってみようかな」と考えさせられてしまう、魅惑の羊味噌ラーメンを提供するお店『札幌味噌らーめん ひつじの木 大森本店」でした。

 

札幌味噌らーめん ひつじの木 大森本店ラーメン / 大森駅大森海岸駅
夜総合点★★★☆☆ 3.1

*1:左端にいる