7月の連休最終日、いつもお世話になっているヘアサロンで午前中から諸々お手入れしてもらって、ランチだけして帰ろうかねという時に出会ったお店です。まさか土日の銀座(有楽町)でも、こんなお手軽な価格でお腹いっぱいになれるお店があったとは…。
ランチメニューだけでこれだけ種類があるとかなり悩ましい…。おすすめの麻婆豆腐と夏限定の冷やし麺とで気持ちが揺れながら、入ってから決めることにしようということで、店内へ。
お店の情報
銀座インズ2(1階にROPE PICNICやViSなどが入っている棟)の2階、東京駅寄りの階段を上がってすぐの場所にあります。この場所にそういうジャンルのお店があること自体は何となく把握していて、1階の入口に「現在営業中の店舗」として名前が出ていたので、初めて訪問してみました。銀座インズ1や西銀座の2階に入っている飲食店はいくつか利用したことがありましたが、インズ2の2階は初めてでした。
お店の公式サイトによると、営業時間は土日祝も平日も11:00~23:00の通し営業!つまり、ちょっと中途半端な時間であってもお店が開いているということで、これは嬉しい。近くで働く人たちにとっても助かるスポットなのではないでしょうか。
店内の雰囲気
インズ2階の建物自体はそれなりに年季が入った雰囲気ですが、店内に入るとマッサージ店かのような薄暗い照明ではあるものの、インテリアのデザインはイメージしていた「町中華」の雰囲気よりも、「高級中華」みたいな空気を醸し出しています。
案内された席からの眺めがこちら。半個室のような空間もあるようですが、複数のテーブルが並んだエリアにご案内されました。私が入店したタイミングでは各テーブルに1人ずつお客さんがいたので、お一人様をまとめて面倒見る(言い方w)エリアなのかな?
ブレてますが、私が座っていた席の背景と廊下エリアとを隔たる壁がこんな感じ。入っている建物全体からは想像できないくらいに、かなり「ちゃんとした」内装なのでビックリします。ランチの価格帯はお手頃なのに。
オーダーしたもの
メニューの確認とオーダーは卓上にあるディスプレイから。長めのテーブルに2組が別々で座る場合などには冊子タイプのメニュー表も用意されていましたが、これだとお店のスタッフさんに声を掛けるタイミングを伺う必要もないので、今の時代にも合っているし、ランチのピークタイムで忙しい時などお互いにwin-winで良いなと思いました。
そんな便利なツールを活用してオーダーしたのはこちら!夏限定メニュー(そのため実物の写真はなかった)として店頭で存在を確認していた、冷やし担々麺(850円)です。サラダ、香の物、デザートの杏仁豆腐付き。そして店員さんからは何の案内もありませんでしたが、廊下に設置されているご飯、炒飯、日替わりサイドメニューがお代わり自由という、とんでもない太っ腹さです。
トレイにのって 提供。箸は塗り箸、箸袋は店名入りカラー印刷です。何度も言うようだけど、お料理の価格設定がリーズナブルなのに、内装とか細かい部分にお金かかってる感じなのはどういうトリック???
主役の冷やし担々麺をアップで。パクチー、きゅうり、挽肉、麺、タレに胡麻が少し散されています。混ぜた後の写真をすっかり撮り忘れてしまったので、最終形態をご紹介できないのですが、色合いはまろやかながらも程良く辛さと痺れを感じられて美味しい!パクチーときゅうりという組み合わせが、どことなくベトナム方面のエスニックなお料理の雰囲気を醸していて、冷たい麺と相性良好でした◎
この日、セルフサービスコーナーに用意されていたサイドメニューは唐揚げ、黒米のお粥らしきもの、白米、炒飯、温かいジャスミン茶でした。いや、唐揚げ食べ放題って。メインもしっかり量があるからそんなに欲張れないけど、残ってしまったタレをよくあるシメなら白米でいただくところを、唐揚げに絡めて美味しくいただいちゃいましたよ。
冷房がガンガンに効いているので、食後は温かいジャスミン茶で一息入れてからお会計。廊下やレジ後ろの壁には、多くの有名人・著名人の方のサインや写真が。インズ2の2階にこんな人たちが??くらいの人たちもいました。個人的にはガリレオ撮影当時(ロケで使われた?)と思われる、湯川学なビジュアルの福山雅治氏の写真とサインがあったのがたまらんでした。
銀座エリアでちょっと微妙な時間にランチしたくなった時、特に有楽町駅から近い範囲で済ませたくなったタイミングに、また再訪してみたいと思います。メニューのバリエーションがありすぎるから、何度行っても食べてみたいものがありそうなのも魅力でしたが、今回のランチが850円というのがまた衝撃なのだよなぁ。ということで大満足です!
麻辣川府 銀座インズ店 (中華料理 / 有楽町駅、銀座一丁目駅、銀座駅)
昼総合点★★★★☆ 4.4